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庭の梅の木に9年ぶり、2回目の巣作り:キジバト 2023.6.15 トップへ
6月に入ると野鳥の餌になる生物(昆虫幼虫等)が増え、各所で様々な動物の子育てが始まります。林ではキビタキのウロでの子育て、池ではカイツブリやカルガモの子育てを目にしましたが、今年は5年ぶりに庭の梅の木にキジバトがやってきている様でした。 戻ってきたキジバト トップへ
建物から2m程度離れた梅の木の高い場所に、キジバトの巣があるのを見つけました。鳴き声が聞こえると来ているんだなぁと気がつきますが、静かな時が暫く続くと巣がうまく出来ずに諦めて別のところに行ってしまったのかと思っていました。 ![]() 窓の隙間から撮影した、小枝の巣に腰を下ろすキジバト。 撮影:NIKON Z9+FTZ+AF-S70-200mmf/4G VR f/13 FX:Lサイズ160mm ISO 2000 1/200 f13 -0.3段 3倍トリミング手持ち撮影 キジバトの寿命は10〜20年だったらここ生まれ? トップへ 2014年にのキジバトの子育てが行われましたが、キジバトの寿命は10〜20年と言われているので、もしかしたら、この木で生まれたキジバトの子孫かもしれません。巣立ち後数年は2羽のキジバトがこの木を懐かしむ様に訪れていました。もしその時の鳩だったら9歳と思われます。繁殖能力は10歳くらいまでといわれていますので、子かもしれません。9年経てばその時と枝ぶりが変わり鳩も巣作りのとても苦労している様でした。なぜかと言うと、枝の二股に拾い集めた解い小枝を渡して巣を作るので、前回の場所にはできない様でした。子育て中には、天敵のカラスや蛇に取られたりするので、日射、風雨の天候対策も含め、巣作りの場所選びはとても重要なのです。今回も庭の梅の木が選ばれたのはいい環境だったのかもしれません。 ![]() 窓から近い位置に巣を作ったので小さな音に警戒します。 撮影:NIKON Z7+FTZ+AF-S70-200mmf/4G VR f/13 FX:Lサイズ180mm ISO 125 1/200 f4 0段 3.5倍トリミング手持ち撮影 悪天候から守ってくれる 葉が生い茂る木 トップへ
前日の夜に大きな音を立てる様な雨が降りましたが、翌朝の巣は無事の様でした。初産と思われるキジバトですが、先天的な安全な巣を作る遺伝子があると思います。 ![]() ![]() 窓から近い位置に巣を作ったので小さな音に警戒します。交代しにきたキジバトを撮影してみました。 撮影:NIKON Z7+FTZ+AF-S70-200mmf/4G VR FX:Lサイズ185mm ISO 360 1/200 f4 0段 3.5倍トリミング手持ち撮影 撮影:NIKON Z7+FTZ+AF-S70-200mmf/4G VR f/13 FX:Lサイズ180mm ISO 125 1/200 f4 0段 3.5倍トリミング手持ち撮影 ![]() 抱卵は交代で行い、忘れた頃にやってきている様です。。 撮影:NIKON Z7+FTZ+AF-S70-200mmf/4G VR DX:Lサイズ100mm ISO 720 1/160 f/5.6 0段 1.3倍トリミング手持ち撮影 キジバト2回目のヒナ誕生 トップへ
卵が孵化するまで、殆ど親が覆いかぶさって温めているので、状況はわかりづらいのですがふと退いた瞬間を見ることができました。2つのうち片方の卵はキレイに半分に割れていて右側には葉に隠れて、クリーム色のヒナを目にすることができました。 ![]() 抱卵していた卵が割れて手前側に葉に隠れたヒナが見えます。 撮影:NIKON Z7+FTZII+AF-S70-200mmf/4G VR FX:Lサイズ200mm ISO 900 1/200 f4 0段 1.3倍トリミング手持ち撮影 ![]() ![]() 残る一つの卵とヒナを温める親鳥。 撮影:NIKON Z7+FTZII+AF-S70-200mmf/4G VR FX:Lサイズ185mm ISO 2800 1/320 f/5.6 +0.3段 ![]() ヒナといつまでも孵らない残った卵。 ![]() 親鳥が離れた時に見えた巣の状態で、卵はまだ孵らずじまい。 撮影:NIKON Z7+FTZII++TC-14EIII+AF-S70-200mmf/4G VR DX:Lサイズ145mm ISO 7200 1/250 f/11 +0.3段 巣に残されたキジバトのヒナの動画 トップへ
8日前には巣にあった親鳥の姿が見えなくなりました。たまにちかくで鳴いているキジバトの声を聞きましたが、巣には戻ってきていない様です。 親がいなくなり残されたヒナと孵らない卵。 撮影:NIKON Z7+FTZII+TC-14EIII+AF-S70-200mmG f/4 VR 700mm 1920x1080 60fps 640x360にリサイズ ハナコブが出てきたキジバトのヒナ トップへ
一人っぽっちになった、キジバトのヒナはだいぶ成長して親の様な模様の羽が腰あたりにしっかりと見える様になりました。気温は日中35℃前後になり、木々の葉で日陰は作れているものの雨が欲しい所です。 ![]() 猛暑がひと段落した曇りの日のヒナで、産毛の下から成鳥の羽根が見えます。2023.7.14 撮影:NIKON Z7+FTZII+AF-S70-200mmf/4G VR DX:Lサイズ200mm ISO 8000 1/320 f7.1 +0.7段 手持ち撮影 ![]() ![]() 嘴の上に親には無い「鼻コブ」があります。2023.7.15 撮影:NIKON Z7+FTZII+AF-S70-200mmf/4G VR DX:Lサイズ185mm ISO 1600 1/320 f7.1 +0.7段 手持ち撮影 トリミング2.3倍,1.2倍 キジバトの巣離れ トップへ 今までは、巣に収まっていたキジバトは、理由は不明ですが少し離れた枝に移動していました。考えられるのは、この所38℃近く最高気温が上がっていることでさらに日陰になる場所に移動したのかもしれません。下の画像は夕刻になって、離れた枝に留まっていた育ったキジバトです。
この日の気温は日が落ちる頃まで34℃ほどあったのですが、徐々に気温が下がるだろうとこの日の観察を終えました。 ![]() さらに最後の姿となってしまったキジバトのヒナの画像。2023.7.17 撮影:NIKON Z7+FTZII+AF-S70-200mmf/4G VR DX:Lサイズ180mm ISO 25600 1/60 f8 +0.3段 手持ち撮影 色補正 親を見つけ餌をねだるキジバトの幼鳥 トップへ 親離れが出来ないキジバトの若鳥は餌をねだります。 撮影:NIKON Z7+FTZII+TC-14EIII+AF-S70-200mmG f/4 VR 700mm 1920x1080 60fps 640x360にリサイズ
まだ飛ぶのに慣れていない若鳥は巣の40mくらいの範囲にいた様です。ふと電線の上でキジバトの親子を見つけることができました。電線に留まっている親バトを見つけた若鳥は、親に近づきピジョンミルクをおねだりしている様でした。右の画像をいると、小さかったヒナは親バトに近いくらいの大きさになっていました。結局親は親離れさせる様に飛んで行ってしまった様です。 古巣に何回も戻るキジバト トップへ
ここで誕生したキジバトは2回で、卵からヒナが孵っています。前回は2つの卵から2羽が、今回は2つの卵から1羽のみが孵っています。 移 動: 庭の梅の木に9年ぶり、2回目の巣作り:キジバト 戻ってきたキジバト キジバトの寿命は10〜20年だったらここ生まれ? 悪天候から守ってくれる 葉が生い茂る木 キジバト2回目のヒナ誕生 キジバトのヒナ動画 巣に残されたキジバトのヒナの動画 ハナコブが出てきたキジバトのヒナ 巣立ったキジバトのヒナ 古巣に何回も戻るキジバト リンク: 郊外で目にするキジバト キジバト物語/産卵から巣立ち キジバト物語2/産卵〜巣立ち 多摩川の野鳥たち/シラサギ トビの飛ぶ顔 トビが鮎捕獲 トビが蛇の奪い合い トビが野鳥捕獲 野鳥サイト(104種) 野鳥分類別サイト 野鳥サイトリスト版 野鳥サイトの分類表 CHSのIROIROサイト:人気ページ トップへ |