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メンテナンスで快適走行 

移 動: 寿命を伸ばす注油 チェーンのメンテナンス フルカバー付きママチャリの場合 工具と潤滑油 チェーンの調整 錆び取り

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Sabi_Rshaft
雨ざらしの自転車には錆びがつきもの

 チェーン交換のページでも書きましたが、キリキリ音を立てて走行している自転車をたまに見かけます。音の原因は当然の事ながらオイル切れですが、チェーンが赤く錆びてしまっていて動きが非常に悪くなっているからです。ちゃんとメンテナンスしている自転車の走行音は“シャー“と云うような音がします。
 油切れはペダルが重くなるだけではなく、この音がしている時は金属が擦れ合って磨耗していますので、チェーンの寿命を短くしています。放っておくと交換が難しいチェーンリング(前の歯車)とリアスプロケット(後ろの小さい歯車)まで摩耗してしまいます。最悪の場合スプロケット(歯車)がすり減って自転車はダメになってしまいます。買物自転車では、部品は販売されていないと思います。このキリキリ音はこの廃車までの前段階の注意信号といえます。
 このように、金属部品は、油が切れるとキーキーと音を立てます。特に日常の乗車で酷使されているのがスタンドです。特にママチャリの両立スタンドは片足スタンドに比べ、スタンドステーの軸が2つある為に音は大きくなります。こちらもチェーンと同じように、錆びている場合はCRC556の様なもので錆を除去してから、グリススプレーなどの粘着性のもので注油すると流れ落ちなくで持ちが良いです。
 スタンドを外す時に足で蹴利上げるので、沢山付けると靴を油汚れを付けてしまうので、付けすぎた場合は拭き取るようにします。

 チェーンのメンテナンス トップへ     

 チェーンの汚れには、注油したオイルに「削れたチェーンの細かい金属片」と「ホコリや泥」がこびり付いたもの。もう一つは上述の注油を全くせずに赤サビが覆っているものがあります。後者はチェーンを曲げてみてもスムーズに曲がらない場合があります。

  赤サビがひどい場合

  1. まず、錆びが出ているチェーンにCRC556などをスプレーして、しばらく待ちます。チェーンの場合は、サビが重度になりがちですので強引ですが、浮いてきたらワイヤーブラシで擦って両面きれいにします。
  2. チェーンを両手で曲げてみて、スムーズに曲がるのを確認してみます。
  3. あまり状態が悪い場合は、交換となりますが、潤滑油が浸透するとかなり柔らかくなってきるはずです。
  4. ウェス(ボロきれ)できれいにする。
  5. 潤滑油をスプレーして余分を拭き取っておしまい。

  真っ黒になっている場合

  1. 必ず汚れることを覚悟して、汚れても良い服、軍手などを用意します。※着いてしまった汚れは、まず落ちません
  2. 真っ黒になってしまっているチェーンにチェーンクリーナーまたは、CRC556などをスプレーして、しばらく待ちます。
  3. 浮いてきたらワイヤーブラシで擦って両面きれいにします。(跳ねますので、嫌な方は右のクリーニングセットをご利用ください。)
  4. チェーンを両手で曲げてみて、スムーズに曲がるのを確認してみます。
  5. 硬く曲がらない場合などあまり状態が悪い場合は、チェーン交換となります。
  6. ウェス(ボロきれ)できれいにする。
  7. 潤滑油をスプレーして余分を拭き取っておしまい。

  チェーンが伸びてしまっている場合

ClankChainCheck
伸びをチェック!

 走行中にペダルを踏むと「ゴリゴリ」と音がしたり、チェーンカバー付きの自転車の場合は歩道などの段差でカタカタン!とカバーに当たって利している音がしている場合です。
〔カバーが着いている買物自転車の場合〕
買物自転車には衣服が汚れないように、チェーン箇所にはカバーが付いています。 変速機付き自転車の場合はリアスプロケット(後軸の歯車)に巻き付いているチェーンを引っ張ってみます。 フルチェーンカバー付き自転車の場合は下にも写真を掲載していますが、クランク部分のカバーがネジで止められています。このカバーを外すと右のように状態を確認できます。クランクに巻き付いているチェーンを引っ張ってみて3mm以上浮く場合はかなり伸びが出ています。クランクの歯とチェーンの幅が合わず刃を通り過ぎる時に無理矢理噛んで音を発生しています。この場合はチェーン交換となります。

 フルカバー付きママチャリの場合 トップへ  


カバー内のチェーンアクセスは前後のカバー開きます。
MCcovClank
クランクカバー

 チェーンカバーが付いている場合は汚れ防止だけではなく、チェーンが保護されているため極端に悪い状態は少ないと思われます。そのうちに油が切れてきますので注油しましょう!
一番気になるのはチェーンの伸びかもしれません。多少の場合は後輪の軸にある調整金具でできます。これを通り越すとチェーン交換となります。

  • 【注油のしかた】
  • 工具は+ドライバーのみですが、チェーンのたるみが激しい場合はメガネレンチなどが必要になりますがこの機会に調整しましょう。
  • まず、怪我防止の為に軍手等をしてから作業をしてください
  • 注油は写真にありますように、前後のどちらからでも出来ます。
  • 前側はチェーンカバーのクランク部分にある丸いカバーのネジを緩めると外れます。
  • チェーンリングが見えるのでここから注油をしてください。
  • リアの場合は写真の後軸の上にある、ネジを緩めるとカバーが下に開き外れます。
  • チェーンが見えるのでここから注油してください。

工具と潤滑油  トップへ     


潤滑スプレーも用途によって使い分け。ナットを痛めないメガネレンチ
  • 工具は写真のドライバーと張り調整のときはメガネレンチです。
  • 潤滑油は、大きく分けてサラサラのタイプと粘度の高いグリスタイプがあります。CRC556等は錆び落としには良好ですが、粘度が少ないので切れが早く注油の回数が増える様な気がします。ともにホームセンター等で300円前後で手に入ります。
  • 写真左側のオイルスプレーはCRC556等より、粘度が高いので持ちはいい気がします。
  • 写真中央のグリースタイプは、長期潤滑が可能でスプレーになっているので使いやすいです。
  • 写真右側のシリコーンタイプは防錆効果は少ないと思っていますので、室内保管の自転車には良いと思います。
  • すべて噴射後は余分な油をウェス(不要な布)などで拭き取ってください。
  • 最後に取り外した部品があれば、を元通りに戻して脱落しないように確認してください。

チェーンの調整  トップへ     

Rmente
チェーンカバー付きは少し面倒です。

チェーンが段差などでカタカタ音を立てている場合は伸びの可能性がありますので、多少でしたら、写真にあるナットの調整で良くなる場合があります。

  1. まず、張りの具合を確認する為に、チェーンのリアカバーと前の丸いカバーを外す。
  2. 次に後輪の軸の左右のナットをキャップを外してから、メガネレンチかモンキーレンチで緩める。
  3. 次に青い丸の部分の後ろ車軸調整ナットを左右とも1/4回転(90度)で締めてみる。※左右均等に
  4. クランクの丸窓から狭いですが、棒等で張りを確認してください。(多少のたるみも必要なので張りすぎないようにしてください。)
  5. 丁度張りが良くなったら、確認後に後輪の左右の車軸のナットを確実に締めます。カバー類を元に戻します。
  6. これでも走行中に段差などで、チェーンがカタカタと当たる場合は、チェーが伸びてしまっているので新しいチェーンに交換します。

自転車の錆び取り  トップへ     

Enlargement_RustPart
チェーンカバー付きは少し面倒です。

 自転車は、フレームがアルミ製の物もありますが、殆ど鉄製です。これらの素材をサビから守るために、塗装がされていたり、メッキ処理がされています。塗装の部分でも小石が当たったり、何らかの傷が元で皮膜の下の素材がむき出しになり、サビへと変化してきます。初期段階では回復することができますが、サビ落としに使う、金属ブラシなどによって、表面が傷つき皮膜がズタズタになってきます。こうなるとサビから守ってくれる皮膜が無くなって赤錆などが発生します。
 この様に薄いメッキの層を削ってしまうと逆に錆びやすくなってしまいます。酷くならないうちに、初期の段階で、CRC5-56等の防錆潤滑剤を吹き付け、サビを浮かせて柔らかい、いらなくなった肌着のメリヤス布でふき取る様にします。
 このメッキ箇所でサビが目立ちやすいのがスポークです。低価格の自転車ではスチールスポークに亜鉛めっきなどがされています。このメッキが薄いためステンレススポークと違い、とてもサビが発生しやすいです。
 サビの初期段階は、埃などが水分と一緒になって埃の皮膜ができてしまいます。メッキにツヤがなくなっている状態です。これが逆に表面を保湿して、サビを発生しやすくしてしまいます。上の写真は長期間雨ざらし保管の自転車のスポークです。ここまで来ると回復は不可能です。対応の仕方としては、厚程度技術が入りますが、サビ部分のスポーク自体を外して交換することです。比較的簡単な対策としては、赤錆を除去したのちに「スーパーラストガード」等の処理をすることです。
スポークのサビ取り・保護/ママチャリ」をご覧ください


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