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スポーク調整で快適走行

移 動: スポークの調整 リムの振れ取り 付録:スポーク・ニップル・リムテープ

リンク: スポーク交換 スポーク調整 スポークニップル交換 ホイールごと交換 スポークのサビ取り


700cTirePSI ハブメンテ LEDライト チェーンホイール CC/BB保守 ワイヤー潤滑 ブレーキ交換 Vブレーキ交換 外装変速タイヤ交換 チェーン交換 ワイヤー交換 パンク修理 注 油 適正空気圧 リムの振れ取り スポーク修理 BBメンテ ペダルメンテ
     
     

スポークの調整  トップへ     

RearHab
スポークの張りのバランスが崩れると、
走行中にタイヤが左右に振れます。

 自転車で走っていると、前を走っている自転車の後輪が左右に振られているのを見かけることがあります。振動などで車輪のスポークのニップル(ナット)が緩んでくる事があります。リムが振られるとブレーキに周期的に擦れて音が出たり、走行抵抗になったりします。見方によってはいかにも事故車に乗っているようで、少し格好悪い気がしてきます。
 このタイヤの振れ取りを自転車店に頼んで、本格的な調整をすると高額の請求をされる場合があります。ここでは、カンタンにスポークレンチのみで調整する方法をご紹介します。本格的な振れ取り台は使いませんし、あくまでも左右の振れ取りで厳密な調整(上下)はしませんのでご了承下さい。

リムの簡易振れ取り方法  トップへ     

 まずはスポークレンチ(¥400位〜)を用意します。本来はタイヤを外してリムの状態で作業しますが、今回はタイヤが付いたまま作業します。
 リムの内側には、チューブをニップルから保護するためにリムテープが付いています。空気を入れた高圧になっているチューブが、リムテープを押し付けて密着している場合があります。この場合ニップルを回転させるとリムテープが捩れる場合があります。
 今まで空気を入れたままで作業しても問題はありませんでしたが、より安全のためとチューブを傷めないようにタイヤの空気を減圧してから作業します。ここでは振れ取り代を使わない簡易的な振れ取りをやってみます。ちなみに、後輪がバンドブレーキや、ローラーブレーキの場合はこの方法では目測の作業しか出来ません。

SpokeIllust
スポークレンチで振れ調整が可能。
  1. まず最初にハンドルにミラーが付いている場合は取り付けネジを緩めて水平にします。
  2. 自転車を上下ひっくり返します。この状態で作業をします。
  3. スポークは車軸のハブから、リムに張られています。よく見るとハブの左右の穴に交互に順番に張られている事がわかります。
  4. ブレーキレバーの調整ネジを絞めて、ブレーキゴムとリムの間を2〜3mm位の間隔にして固定します。
  5. 振れている側のタイヤをまわしてみます。
  6. タイヤを回転すると振れている部分がブレーキシューに当たります。
  7. 振れている箇所を見つけ印(位置の目印)を付けます。
  8. 上のイラストにありますように、ニップルは正ネジです。スポークに対してネジ込むとスポークは張られ縮みます。
  9. 逆にニップルをスポークに対して左にに弛めるととスポークは伸びます。
  10. 殆ど振動で弛むことが多いので、シューにぶつかっている反対のハブからきているスポークのニップルを工具で締めます。
  11. スポークレンチを締めていくと、ぶつかっていたシューから段々離れていきます。
    ややこしいですが、ニップルを下に見た場合、締めるときは左回しになります。ニップル側から見ればスポークに右回しでネジ込めています。
RimTire SPwrench
リムとスポークの接続部はスポークニップル 右はスポークレンチ

  付録:スポーク・ニップル・リムテープ  トップへ     

SporkNipleEnd SporkNipleSide
ニップルをスポークに目一杯ねじ込んだ状態で、ネジ部分はニップルから飛び出しています。
SporkNipleRimuImg
スポークとリムと青い部分がリムテープ

 スポークにニップルをねじ込んだ状態は、左の図のようになります。スポークニップルは、車輪のリムの内側からはめ込まれています。スポークのネジピッチ部分はニップルのネジ切りの部分にねじ込まれスポークが張られています。
 タイヤ内には、この飛び出したネジ部分から、チューブを守るために「リムテーブ」がリムの内側にピッタリとはめられガードしています。大雑把なイメジは左の画像の様になっています。 注意しなければいけないのは、リムテープはチューブを守っていますので。切れてしまっている場合は 交換しなければなりません。

注意事項  ニップルを1/4回転締めて、タイヤを回してみて狭めたブレーキとの間隔を確認しながら調整してください。特に低価格の自転車の場合、締めすぎると走行中の振動でスポークが折れる事があります。
特に車輪関連の部品調整は命に関わる事があるので、自己責任で作業は行っていただき、不安な場合はプロにお願いしましょう。

移 動: スポークの調整 リムの振れ取り 付録:スポーク・ニップル・リムテープ

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