ママチャリのBB整備で快適ペダリング
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クランク周りのメンテナンス
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 工具があればメンテナンスができます
ママチャリも変速機付(内装・外装)、変速機無し(チェーンカバー付)などがあります。このなかで一番手強いのは、チェーンカバー付です。
今回はチェーンカバーを外さないで時短で作業する方法をご紹介致します。
右側にはチェーンカバがありますが、このチェーンカバーは右のペダルの軸にロックリングで固定されています。チェーンカバーを外すには、BBのこのロックリングと、チェーンステーにあるネジを外し、後ろ側のカバーを取る事になり面倒になります。
しかしこの方法はフルカバーが付いたままなので、完全にチェーンリングが外せませんので調整時に本来の微妙の調整が出来ないのが難点です。
カップアンドコーンBBの構造と使用する工具 トップへ
 ボトムブラケットの構造図
このタイプのBBは右のイラストの様な構造になっています。工具さえあれば、シールドタイプBBと違って分解すると部品が個別に取り出せます。主なパーツは、軸になる「ハンガー芯」、リテーナー入りベアリング、左右のワン、ロックリングとなっています。工具さえあれば、メンテナンスは比較的カンタンです。
ここには写っていませんが、クランクを外すのに『コッタレスクランク専用工具』、あとは左下の写真にあるモンキーレンチ、フックスパナ、17mmハブスパナとグリース、パーツクリーナーです。上から2番目の工具はカプアンドコーンBBの専用工具のマルチフックで、自転車用に薄く(普通工具の半分くらい)出来ていますのでスパナと合わせて締め付ける時にも確実に出来ます。こちらの自転車では左の他に右側のチェンカバーを止める為にも使われています。
クランクを外すのに、ソケットレンチも必要となります。チェーンフルカバーを外し右ワンの外すのに6爪ハンガー外し工具を使いますが、¥3,000以上と高価なうえ使う頻度が非常に少ないので今回は使いません。
晴雨にかかわらず頻繁に使っている自転車が複数台ある場合は、ベリングの油切れに伴うBBの摩耗を防ぐために、下の写真の工具があった方がいいかと思います。他に使うのは、安価なグリスとパーツクリーナー、ウエス(布)だけです。
クランクの抜き取り トップへ
 シマノの工具の反対は14mmレンチ
- 買物自転車(通称ママチャリ)などの、ハンガー芯軸はナットで止められています。
クランク軸のキャップを外すと、ナットが見えます。
- このナットのサイズは14mmで、奥まっているのでスパナやメガネレンチでは届きません。ちょうどコッタレスクランク抜き工具の反対側が14mmのボックスレンチになっていますので、これか14mmのソケットレンチで外します
BB工具が傾いで入らない様に注意してねじ込みます。スムーズに入ったらスパナで回し、クランクを押し出し外します。
工具使用時のクランク内部のイメージ

コッタレスクランク専用工具をクランクにねじ込んだ状態と、締め込んだ状態でせり出した工具の先端がハンガーワン端を押しクランクが外れます。
BBの分解とメンテナンス トップへ

クランクを取り外し、カバーを取り去った状態で、今度はロックリングを外します。
- 左ワンのキャプを外して、14mmのソケットレンチを使ってクランク軸のナットを外します。次にコッタレスクランク工具をネジ込んでクランクを外します。この時工具のネジは確実に緩めてから、クランクのネジ部分に確実に締め込みます。
- 次にモンキーレンチかスパナを使って、左右のクランクのナットを、ソケットレンチで右回しで締めていくとクランクが抜けてきます。ロックリングカバーを外しておきます。
- 左ワンもロックリングで止まっていますので、マルチフックとモンキーレンチを用意します。
- ロックリングの溝にマルチフックを引っ掛けて左回しで緩めます。

ハンガーワン内のリテーナーとベアリンブをパーツクリーナーで清掃します。
- 左ワンを外しハンガー芯を引き出すと、リテーナーに入ったベアリングが一緒に付いてきます。
- 右ワンのリテーナーが残った場合は、取り外します。
- 左右のリテーナーからベアリングを外して、パーツクリーナーと歯ブラシ等で奇麗にします。
カップアンドコーンBBの組立 トップへ
リテーナーにベアリングを入れでグリスを塗り、ハンガー芯にワンにグリスを充填して左右にはめ込みBBに入れます。
- キレイにしたリテーナーにグリスをたっぷり塗り込んで、ベアリングを指で押し込み元の状態にします。
- パーツクリーナーで清掃したハンガー芯にグリスをたっぷり塗り込みます。
- 外していない右ワンの内部をパーツクリーナーで清掃して、ウェスで汚れを拭き取りグリスをたっぷり塗り込みます。
- グリスアップした左右のリテーナーをハンガー芯に通して、ボトムブラケットに差し込みます。この時、ハンガー芯の玉受より端迄の長さが長い方が右(チェーン)側ですので間違えないように組み込みます。
- 右のチェーンリングクランクにハンガー芯を通し、ナットを締め付けます。
- 左ワンをマルチフックとのチェーンリングクランクにハンガー芯を通し、ナットで止めます。写真は3段変速の買物自転車のものです
 マルチフックとハブスパナを使って調整固定します。
- 17mmのスパナかモンキーレンチとマルチフック(正ネジ)でベストな位置を探し、決まったら17mmレンチで左ワンを押さえながら、右手でマルチフックをロックリングの溝に引っかけ、締め付けます。
- 左クランクをハンガー芯に差込んで、ナットを軸にネジ込んで締め付けます。
- 最後にメンテナンス部分のガタが無いかを確認してから増し締めします。
- クランクの軸部分に保護キャップをします。
フルチェーンカバーを外す場合 トップへ
フルチェーンカバーは、前部はクランク軸の右ワンにロックリングで止まっていました。後部は、チェーンステーの上下にネジでチェーンカバーが止められています。後輪の軸を緩めてチェーンを外してからチェーンリングを外して、カバーを外すようになるため、作業が大変ですが玉当たりが繊細に出来るので、調整は確実にできます。
摩耗部品の交換 トップへ
左右のクランクを繋ぐ軸は、コッタレスハンガー芯は両端にナットが付いているタイプと、ボルトをネジ込む物があります。主に買物自転車は殆ど両端がナットのコッタレスハンガー芯が使われています。交換時に気をつけなければならないのは同じサイズの物を交換することです。上の写真には、3U、5Uのコッタレスハンガー芯があります。交換時には使用しているコッタレスハンガー芯の軸の中央部分に形式が刻印されていますので同じ物と交換します。
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