IROIROtitle
NIKON 所有ミラーレス一眼・一眼レフ /2024.12.13
Z9
NIKON Z9

NIKON Z7

NIKON Z6II
NIKON_Z50
NIKON Z50
Z50IIBodyF_M.png
NIKON Z50II

NIKON Zfc
D500view
NIKON D500
iroiroLOGOsss
IROIROサイトのトップページは、修理(自転車あり)・アウトドア(野鳥)・青梅や奥多摩の記事など山盛り掲載してあります!上のロゴをクリック!

野鳥サイト

1510CosmosBeeSS
NIKON Camera

Nikon Z6II
Nikon Z6II

NIKON D750(7項目)
ミラーレスNIKON Z6


DaiSagiFlyUpTKYP201115M
Z6+2.0xTCで野鳥撮影
Z6_N200_500_TC20EIIIUP_M
Z6+TC-20+200-500mm
Z6II_FTZ_TC20EIII-200-500mmM
Z6II+TC-20+200-500mm

1510CosmosBeeSS
D500で野鳥撮影

Z6LFS
Z6で撮影

1510CosmosBeeSS
NIKON Camera


D500BodyS
Nikon D500

1510CosmosBeeSS
D500で風景撮影

Kumabachi_MTVRTs
D500で晩夏の花撮影

1510CosmosBeeSS
D500で野鳥撮影

1510CosmosBeeSS
お手頃超望遠レンズ


D750view
ニコンD750レポート

1510CosmosBeeSS
D750で春の花撮影

KRS_2FaquaS
D750で水族館内の撮影

THK_HibariS
D750で博物館内の撮影

TDK15CheaterS
D750で動物の撮影

SkyTreeTopS
D750でスカイツリー撮影


【NIKONの製品】

amazonで調べる
【カメラ関係】
D500body
D500body

NIKON_D6
Nikon D6

D810body
D810


NIKKOR
200-500mm
f/5.6E ED VR
600mmf4EFLEDVR
NIKKOR
600mmf4E
FLEDVR

Fiish

PRIUS12

Jsyuri

syuriB

Reform

eco

kaden

souji

Smorke

OldColeman


CHS HomePage


掲載データ“禁転載”

chs_banner

高倍率24-3000mm レンズ一体型デジタルカメラ
COOLPIX P1100で撮影してきました

移 動: COOLPIX P1100とZ9+Z400mmf/4.5VR S 見た目は一眼カメラでも操作はコンデジ COOLPIXからでは自然な操作感 外部マイク装着のCOOLPIX P1100 ズーム倍率を確認する 静止画:鳥モードで撮ってみる 単焦点1200レンズと比較する マニュアルでピント合わせ マニュアルでピント合わせ MF時の・拡大表示とピーキング表示 画質調整出来るのはM.A.S.Pのみ 画質調整出来るのはM.A.S.Pのみ 画質調整出来るのはM.A.S.Pのみ 野鳥撮影 付録:小型軽量COOLPIX P950 COOLPIX P1100を使いやすくするアクセサリー

リンク: COOLPIX P1100実機を見て来きました Z600mm f/6.3 VR S Z800mm f/6.3 VR S 高倍率NIKKOR Z28-400mm ニコン一眼カメラ Nikon Z50レポート フルサイズとの比較 2Z50とZ6IIの外観の違い 背面の操作ボタンの違い 手軽になったUSB充電 Z50のWズームレンズキット 気になるプラマウント Z50でオールドレンズを使う NIKON Z50で初秋の撮影してみた Z50関連記事

     
     

 COOLPIX P1100とZ9+Z400mmf/4.5VR S      トップへ

 発売日に予約していたCOOLPIX P1100が届きました。このカメラの試し撮りにZ9+Z400mmf/4.5VR S、Z50II+Z28-400mmVRを一緒に持って行きました。
普段はZ28-400mmVRはZ7につけて広角〜中望遠撮影に、遠くの被写体はZ9やZ50II+Z400mmf/4.5VR S+TC2.0のDXモードで撮影していました。今回COOLPIX P1100が加わったことで焦点距離の範囲が大幅に拡大しました。
 気になっていたのは、このカメラはテレ端では画角が1°以下(0.83°)でわずかな揺れに敏感で、微ブレの恐れがあるので、止まっている被写体用に一応三脚を携行しました。一般の超望遠撮影のつもで撮影するとブレが起こります。実際撮影してみるとCOOLPIX P1100の場合VRの手ブレ補正効果が4段でZ9+VRレンズで5.5段となっています。手持ちでテレ端だとさらに手ブレが出やすくなります。センサーサイズが小さいのが気になりますが、被写体にピントがが合い手ブレしなければキレイに写りました。

ComperisonZ9_P1100
最大3000mmのCOOLPIX P1100と、最大1200mmのZ9+TC-2.0+Z400mmf/4.5VR S
P1100PerformanceDisplay
COOLPIX P1100の鏡胴上のレンズ性能表示には、光学ズーム125x 4.3-539mm 1:2.8-8とあります

  Zシリーズからでは戸惑う操作  トップへ

Z50IIButton
NIKON Z50IIの操作部

 COOLPIX P1100は、大きなグリップがあり、一見一眼レフのDシリーズやミラーレスのZシリーズに近いと思えますが、形状は違いますがボタン配列は手元にあるCOOLPIX P300と同じような場所に配置されています。
 ニコンプラザ東京でCOOLPIX P1100の知識が全く無く初めて触った時に一電源の入れ方が分からなかったです。一眼カメラでは電源ON/OFFがレバーですが、COOLPIX P1100はボタンになっていました。
 慣れれば問題ないのですが、個人的に撮影の度によく使う露出コントロールボタンが、グリップ上にありません。これは単体のボタンではなく背面のダイヤルの右側がボタンになっています。しかしレンズ側のコントロールリングは「露出補正設定」になっているので、ワンアクションで修正ができます。因みに動画設定はP1100では上部のダイヤル設定となっています。

  COOLPIXからでは自然な操作感  トップへ

Zシリーズと異なるCOOLPIX共通の操作部の配置
P1100GripTopSW
レンズ一体型デジタルカメラCOOLPIX P1100
COOLPIX_P300SW
COOLPIX300の操作部

 NIKONの一眼カメラでは電源ボタンはグリップ上のレバーになっていますが、このCOOLPIX P1100ではここがズーミングレバーになっています。この様に一眼カメラとは、「似て非なる物」です。左下にCOOLPIX P300操作部の画像を載せていますが、電源スイッチや、ズームレバーは右上面のモードダイヤル右前にあります。電源スイッチは押し込むタイプです。このカメラも同ジャンルなので(以前のジャンルはコンデジ)共通性はありますが、Zシリーズと操作性に共通性はありません。コンデジからの移行には全く問題ない様です。

フォーカス切替
v
COOLPIX P1100のフォーカススイッチ

 AFが合わない時やフォーカス調整をしたい場合などはマニュアルにする事があります。レンズ交換式カメラではフォーカス切替スイッチがレンズ側にありますが、P1100はレンズ一体型なので、ボディ背面のファインダー右下にあります。 ちなみに一眼カメラではここは静止画・動画切替スイッチになっていますので、切替操作の慣れが必要と感じました。

手の小さい方はご用心!!太い鏡胴

 三脚使用時にテレ端にすると鏡胴が伸び、重心がだいぶ前に移動します。三脚が鏡胴の下あたりの方が安定します。三脚用のネジ穴がカメラの重心にあった方が三脚使用時の安定すると思います。

P1100CenterGravity
COOLPIX P1100の電源OFF時の重心で
テレ端でさらに前に移動

 テーブルなどに置いたP1100を取り上げる時に鏡胴が太いので、掴みづらく取り上げにくくなっています。そして大きなレンズのせいで重心が前にあるので、グリップで掴んだ時も重いので手を添えて両手で持ち上げる事になります。
 三脚使用時にテレ端にすると115mmほど鏡胴が伸びるので、重心がだいぶ前に移動します。三脚穴がボディの中心あたりにあるので、三脚にカメラ設置すると前荷重になるのでお辞儀をしてしまいます。ネジ穴はカメラの重心にあった方が安定すると思います。さらに三脚でテレ端撮影をする時は、

付属品について

 付属品で気になったことは、ショルダーストラップの品質で、滑り止めが一部しか無いひと時代前のD80やD7000の頃のストラップを思い出します。この素材は使っていく内に毛羽立ちが起こります。現在は厚みが薄く裏全面に滑り止めがついている柔らかい素材(D800用)の物に交換してあります。これは直接触れる物なので上質の物にして欲しいものです。

COOLPIX_P1100_Fronte P1100Body_Back
P1100の正面上のポップアップ・フラッシュとボディ右上面の操作部
COOLPIX_P1100B COOLPIXP1100_Terminal

COOLPIXのP1000シリーズの最新型 P1100の背面部と、左側面インターフェイス

 Zシリーズに加わったP1100、操作について気になった箇所 2025.3.1〜 トップへ

COOLPIX_P1100F
グリップ上方が内側に曲がっている

 このカメラをZシリーズのつもりで構えてみると何故だかわずかに右に傾いてしまいます。何故だろうと原因を探すと、グリップ上方が内側にカーブしているのが分かりました。今まではカメラのグリップ握った感覚でカメラの水平をとっていましたが、少し面倒ですがこのカメラでは水準器で確認することにしました。
 普段一眼レフ〜Zシリーズを使用していますが、使い始めると上記のような気になった箇所が出てきました。

 外部マイク装着のCOOLPIX P1100      トップへ

 このCOOLPIX P1100にはズームステレオマイクが搭載されています。殆どのカメラのマイクは風対策されていないので、カメラによっては微風でも「ゴソゴソ」音が入りますし、強めの風だと「バリバリ」と動画を台無しにする様な大きな雑音が入ってしまいます。綺麗な音を撮るためにはTVのロケ撮影などで使われているマフが重要になってきます。この素材はかなり優秀です。
 ちなみに画像のCOOLPIX P1100の装着されているマイクはaudio-technica AT9946CMです。     参考:Zシリーズで動画を撮影してみる

サウンド:多摩丘陵のガビチョウとウグイス・収録:COOLPIX P1100+audio-technica A9946CM+Muff ※右クリックでループ再生

多摩丘陵のガビチョウとウグイス

多摩丘陵のコジュケイ

UguisuFLClose230312 GabichouSGP_Spring22051115 KojyukeiR_Grass230409 SKP250330
参考画像:ウグイス、ガビチョウ、コジュケイ NIKON Z9+Z400mm+TC-2.0

SetExternalMicP1100
高倍率ズームCOOLPIXの最新型 P1100
COOLPIX_P1100TerminaSQ SetExternalMicF_P1100
録画時に使用する音声端子は独立しています。正面から見た外部マイク装着画像

  Zシリーズと違う動画撮影     トップへ

COOLPIX_P1100B_GP_Switch COOLPIX_P1100Daial
ボディ背面のスイッチ類とマニュアル動画ダイヤル
COOLPIX_P1100M_movieSetting COOLPIX_P1100M_ COOLPIX_P1100ExposureMode
ダイヤル設定後にMENUボタンを押すと動画のマニュアル設定ができる
COOLPIX_P300Back
配置がほぼ共通のCOOLPIX P300の操作面

 Zシリーズは、「録画ボタン」がグリップの左前にあります。Zの動画撮影に慣れている方は自然に人差し指がその場所を探してしまいます。
 このCOOLPIX P1100はボディ背面の液晶モニター右上にあります。右の画像はCOOLPIX P300の操作部です。これを見るとモニター情報切替はありませんが、ボタン配置はCOOLPIX Pシリーズ共通の様です。COOLPIX からではこれが標準配置になっているようです。カメラが約1.4kgと重いのでZシリーズにこの機種を追加される方は、上にある方が目視しやすい気がしました。
 上部モードダイアルにはマニュアル動画撮影設定(最上段右画像)があり、この位置で背面のメニューボタンを押すと、シャッタースピードや絞り値を設定した動画を撮影できます。録画撮影時のファインダー内の右下には撮影可能時間や録画撮影の範囲枠が表示されます。撮影時には背面の録画ボタンを押しますが、もう一度押すと録画停止します。

  ズーム倍率を確認・体感する   2025.2.23  トップへ

IsoshigiBridView250301
COOLPIX P1100のワイド橋の24mm相当の画像と、下のズームアップ画像の範囲枠  ※拡大可能

 今回は、COOLPIX P1100に外部マイクを装着して、簡単なズーム動画撮影を添付してあります。手持ちで撮影していますので、水平が取れていません。広角端では気にならなかった陽炎かげろうがテレ端で気温が20℃程度で激しく起こっているのがわかります。
 因みに音声収録用マイクはCOOLPIX P1100ではズームステレオマイクがファインダー上部に左右搭載されています。これはズームマイクになっている様で焦点距離によって変化する様です。但し野外で風による騒音対策として、マフ付き外付けマイクかウインドガードなどの風対策が必要です。
 このCOOLPIX P1100はズーム倍率が125倍あります、広角端が24mmスタートなので、風景〜遠くの野鳥まで対応してくれすのが大きなメリットと言えます。このレンズの24〜3000mmのズーム撮像範囲は動画を下に掲載してあります。ズーミングが速いので、この動画の各焦点距離を確認するには、動画を停止してから動画下のスライダーをドラッグすると好きな焦点距離の画角を見ることができます。

IsoshigiBrdView1 IsoshigiBrdView2
IsoshigiBrdView3 IsoshigiBrdView4
COOLPIX P1100のワイド端〜テレ端の画像 3000mmでは陽炎が出る
撮影;NIKON COOLPIX P1100 

動画 再生・倍率を体感する

 下のムービースライダーを動かすことによってズームの体感ができます。ズームの始まりはCOOLPIXのタイトルのCあたりからズーミング開始します。再生は停止状態で行ってください。



再生し停止後にスライダーをドラッグするとお好みの画角を確認出来ます
撮影:NIKON COOLPIX P1100 1920x1080 60fps ISO180 1/1000 f8 -1段 640x360にリサイズ AudioTechnica AT9946C

 静止画:鳥モードで撮ってみる 2025.3.1  トップへ

OnagaGamoFlyTKYP250301
着水前の水平飛行するオナガガモ
sCOOLPIX P1100 VR f/5 500mm相当 ISO 100 1/400 0段 トリミング4.5倍 手持ち撮影 オナガガモ
OnagaGamoFly250301TKYP
着水前のオナガガモ (トリミング前 原画)
COOLPIX P1100 VR f/8 500mm ISO 100 1/400 0段

 このCOOLPIX P1100にも鳥モードがあり、この機種から範囲設定ができるようになったとのことです。Expeed7が搭載されたZ9や、Z50IIの鳥モードの様に細かい設定ができませんし、目の位置を追いかけたりしてくれません。ピント合わせの為の拡大表示がマニュアルの時は出来る様ですが、オートフォーカスで出来るかまだ確認できていません。この設定でライティングの状態が良いと綺麗に撮影できています。

 1200mm〜テレ端の撮影では、画角が約2.1°〜0.8°位です。ちょっとした事で手ブレが非常に起きやすいので、三脚固定の場合はリモートコード使用など撮影時にカメラに振れない工夫が必要です。
 画質を比較すると単焦点レンズ+フラッグシップと比較すると価格差は7倍ほどあるため差が付きます。しかしテレ端の3000mmという焦点距離と画質はではこのカメラしか得られ無い物です。単純に考えれば、焦点距離の差をトリミングで対応すると、かなりの画質低下が想像できます。遠距離の被写体撮影では現在肩を並べるカメラはありません。このCOOLPIX P1100は遠距離被写体撮影するには最高のカメラかもしれません。

COOLPIX P1100の鳥モード設定メニュー

P1100ToriModeMenu P1100AFareaMwnu
COOLPIX P1100の鳥モードメニューと、AFエリア選択画面

  COOLPIX P1100:撮影画像  トップへ

OnagaGamo2_FP1100_TKYP250301
COOLPIX P1100とZ9+Z400mmf/4.5VR S
COOLPIX P1100 VR f/6.3 1800mm相当 ISO 250 1/500 0段
K_KaitsuburiM_FP1100_TKYP250301
夏羽のカンムリカイツブリ ※クリックで拡大
COOLPIX P1100 VR f/8 3000mm ISO 180 1/500 0段 トリミング 野鳥リンク>>>> カンムリカイツブリ KaitsuburiTKYP250301
カイツブリの若鳥
COOLPIX P1100 VR f/8 3000mm ISO 250 1/500 0段 トリミング KaitsuburiBE_TKYP250301
カイツブリのオス
COOLPIX P1100 VR f/8 1600mm ISO 180 1/500 0段 トリミング
AoagiL_TKYP250301
浅瀬で餌を探すアオサギ
COOLPIX P1100 VR f/7.1 2600mm相当 ISO 180 1/500 0段 トリミング
KosagiiTKYP250309p
磯場で餌を探すコサギのアップ画像
COOLPIX P1100 30000mm相当 ISO125 1/500 f/8

24mm相当の画像

ObservationHutLandscape250301
東京港野鳥公園2号観察小屋の風景
COOLPIX P1100 f/2.8 24mm相当 ISO 100 1/1600 -1段 トリミング

1200mm相当の画像

MokurenTsubomiTKYP250309
東京港野鳥公園芝生広場のモクレン
COOLPIX P1100 f/8 1200mm相当 ISO 140 1/500 -1段 トリミング

  遠い被写体撮影を単焦点1200mm相当レンズと比較する   2025.3.1  トップへ

 この日は、COOLPIX P1100とNIKONZ9で撮影してみました。P1100は3000mmに対してZ9は400mm+TC-2.0をDXモードにして、DX1200mm相当で撮影。センサーはDX時19.4Mピクセルです。それに対してP1100は16Mピクセルで、焦点距離はDX1200mmの2.5倍あります。
 逆に言えば3000mmの40%で100%に拡大します。流石に単焦点とは言え同サイズにするには2.5倍の拡大は画像の荒れが大きく出ます。本来高画質を求めるのであれば、NIKKOR Z800mmに2.0テレコンを装着しDXモードにすれば2400mmとなります。しかしレンズ本体で78〜80万円かかるので、価格、使用頻度、重いレンズを持ち運びする事を考えると、躊躇してしまいます。P1100は画質はかなり落ちますが、14万円位で3000mmまで対応出来るので、かなりコスパが良い優秀なカメラと言えます。

K_KaitsuburiMR_F_TKYP250301 K_KaitsuburiMR_F_TKYP250301
左はZ9にDX1200mm相当で撮影した4倍拡大した画像で、クリックし拡大すると荒れが相当目立ちます
NIKON Z9+TC-2.0+Z400mmVR f/16 DX1200mm ISO 2000 1/2000 +0.3段 トリミング5倍
K_KaitsuburiM_FP1100_TKYP250301 K_KaitsuburiM_FP1100_TKYP250301
COOLPIX P1100のテレ端の3000mmで撮影した画像で、拡大すると荒れは少ない
COOLPIX P1100 VR f/8 3000mm ISO 180 1/500 0段 3.5倍トリミング

ニコン(Nikon) COOLPIX P1100 超望遠ズームデジタルカメラ 光学125倍

価格: 135,875円
(2025/03/14 17:23時点 )

感想:0件

オーディオテクニカ audio-technica AT9946CM ステレオマイクロホン AT9946CM

価格: 10,890円
(2025/03/14 21:02時点 )

感想:1件

   マニュアルでピント合わせ     トップへ

COOLPIX_P1100FocusLeverModeLeverZ7
COOLPIX P1100のフォーカス切替とZ7の撮影モード切替レバー

 マニュアルフォーカスでピント合わせする場合は、拡大表示でチェックすると画像にメリハリが出ます。どうしてもオートフォーカスで合焦がわからない時はマニュアル合わせが必要です。レンズ交換式カメラの場合は、レンズ側に焦点切替レバーがありますが、このP1100はファインダー右にレバーで設定します。Zフルサイズ機ではこのレバーが静止画と動画のレバーになっていますので、注意が必要です。

 ちなみにこのレバーをマニュアルのまま電源を切ると、入れた時に自動的にオートフォーカスになります。マニュアルに戻したい時は再びレバーをMFに設定し直します。

  常時MF設定で瞬時にAF可能  トップへ

 フォーカススイッチをマニュアルにしているとレンズ前方のコントロールリングがフォーカスリングになります。AF(オートフォーカス)時では、コントロールリングで露出設定になっていました。便利なのはMF(マニュアルフォーカス)設定でダイアルの右側を押すとAFがONします。MF設定でも瞬時にAFになるのでとても 便利です。AFから瞬時にMFするには、このレバー使操作しか出来ない様です。

P1100FocusSwutch P1100_SelectDial
フォーカススイッチとピーキングセレクトとセレクター

   MF時の・拡大表示とピーキング表示     トップへ

 マニュアル撮影でピントが合わせ辛い時は、さらにピーキング(境界表示)を使うと便利です。Zシリースは色を選べますが、P1100は白のみで、強さを5段階から選べます。下段の画像が最弱と最強のピーキングの状態です。

P1100ManualLFocusPeak1 P1100ManualLFocusPeak5
マニュアルフォーカースのピーキングレベル1(左)とピーキングレベル5(右)

   画質調整出来るのはM.A.S.Pのみ     トップへ

P1100_ModeDaial
アンダーラインがある設定は詳細設定可

 このCOOLPIX P1100では野鳥撮影が多いのですが、搭載されている「鳥モード」では、PictureControlやホワイトバランス設定が無く、思い通りの色が出ません。仕方なくPhotoShopで調整しています。どうしたら良いのか調べて見ると、鳥モードでは細かい設定ができないのが判明しました。左の画像はファインダー右上にあるモード設定ダイアルです。この内ラインで示されている、M.A.S.Pのみは細かい画質設定が出来ることがわかりました。逆にこれ以外の鳥モードなどではメニューにありません。

M.A.S.Pの詳細設定MENU

 P1100_PictureQualityMenu P1100_PictureQualityMenu2
上画像のモードダイアルのラインが引かれた箇所では画質の細かい設定ができます。
P1100_MenuPictureControl P1100_MenuWhiteBalance
PictureControl画面とホワイトバランス調整画面

  露出補正の操作   トップへ

P1100SetUpMenu
SetUpMenuの操作切替

 Zシリーズでは、コマンドダイアルで出来た絞り設定が、P1100では全く違っています。絞り設定は、モードをA(絞り優先)・M(マニュアル)・マニュアル動画動画でのみ設定が可能となっています。モニター右にあるコマンドダイアルをまわすと絞り設定が出来ます。
 この時にはAv(絞り優先AE)モードになっていますが、Tv(シャッター優先AE)にするには、メニューの初期設定から、Av/Tv操作で変更すると、コマンドダイアルでシャッター速度優先で変更できます。この操作は、モードダイアルで設定時に自動的に変更してもらいたいものです。

独立している鳥モード設定画面

P1100_BIrdMenu P1100_BIrdMenuAF_Area
鳥モード設定画面とAFエリア範囲選択画面

 上の画像は、モードダイアルのライン無しの「鳥モード」の設定メニューです。ここで調査委できるのは、画質、画像サイズ、焦点距離の選択、連写、Afエリア選択のみです。ここでは画質選択のメニューはありません。
 Z9やZ50IIなどExpeed7が搭載されていて、iボタンがあるミラーレス一眼とは操作方法が違うので注意が必要です。製品説明によると先代のP1000では無かったAFエリア選択ができるようになりました。
 試しにモードダイアルのM.A.S.PモードでPictureControlを判りやすいモノクロに設定して、鳥モードに変更すると、この設定はキャンセルされていました。画質設定は、ラインの引かれたモードしか反映されないのがわかりました。この状態では、鳥モードのAFエリア選択での色味の設定は現状では出来ない様です。Zシリーズの「iボタン」の様に設定できると使い易いと感じました。

ヤマガラの画像 ▲TOP

YamaGaraL_SGP250315
水を求め水飲み場にやって来たヤマガラ ヤマガラ
COOLPIX P1100 VR f/5 567mm相当 ISO 400 1/250 0段 トリミング0.7倍

 上の画像は、COOLPIX P1100で撮影したヤマガラです。水を飲みにやって来たようですが、蛇口をひねってすぐは、水が溜まっているのですが、全く水が無く諦めて行ってしまいました。焦点距離は500mm程度でほどほどに被写体との距離が取れるので使いやすく思いました。

カワセミの画像 ▲TOP

KawasemiFR_MPond250323
池にやって来たカワセミ
COOLPIX P1100 VR f/5 1200mm相当 ISO 400 1/400 0段 トリミング2.8倍 手持ち撮影

 先ほど近くの池に居たと思われるカワセミです。カワセミは17cm程度の小さな野鳥です。対岸まで20m程度あるので、景色にまぎれていました。こういう時はこのP1100は望遠鏡がわりにも使え、目視できないサイズの鳥でも判別がつき重宝します。
 持って行ったもう一つのカメラは最大600mmまでなので、遠くの野鳥撮影が得意なCOOLPIX P1100で撮影しました。手ブレを防ぐ為、三脚は無かったので焦点距離は1200mm程度にしました。

画像処理後のヒヨドリの画像 ▲TOP

 下の画像は、COOLPIX P1100で撮影したヒヨドリです。標準モードでは色補正を設定したものの、鳥モードでは反映されず結局画像処理ソフトAdobePhotoShopで加工処理を行いました。ピント・解像度は出ている様です。
 鳥モードMENU内で色彩補正ができる様、ファームウェアーで改善されることを望みます。

UmewHiyodoriSellectB250312
散り始めた梅の花の残る蜜を求めてやって来た ヒヨドリ
COOLPIX P1100 VR f/5 533mm相当 ISO 250 1/250 6段 トリミング0.7倍

   付録:小型軽量COOLPIX P950   トップへ

普段使い可能なP950と、重い24-3000mmのP1100

P959vsP1100
横から見たP1100(奥)とP950(手前側)で、P950はコンパクト(撮影:ニコンプラザ東京)

P950F
小型軽量な2000mmズーム
Nikon COOLPIX P950

 ここでご紹介したCOOLPIX P1100は、重さが1.4kgあり首に下げて長時間持ち歩くとじわじわと重さが応えて来ます。テレ端が3000mmまでいらない方はこのシリーズの下の機種のCOOLPIX P950という選択があります。
 大きさをわかりやすく言えばレンズのフィルター直径がP1100が77mmに対して、P950はレンズフィルターサイズが67mm径と一般のフルサイズ用交換レンズサイズです。
 こちらのP950でもズームレンズは83倍の24-2000mmと十分な倍率があり、一般の風景・人物・スナップなどから遠くの野鳥までカバーできます。
 レンズの画角は3000mmのテレ端では0.8°でしたが、こちらのP950は1.2°と1.5倍狭い分使いやすいかもしれません。超望遠撮影が出来て軽量な物が良い方はこちらの方がいいかもしれません。

COOLPIX_P950Front COOLPIX_P950Back
P950の正面とボディ背面の操作部
COOLPIX_P950Lside COOLPIX_P950telEnd

COOLPIXのP1000シリーズの最新型 P950の左側面部と、COOLPIX P950テレ端の状態
COOLPIX_P950Top

COOLPIXのP1000シリーズの最新型 P950の上面

 P1100とP950の大きく違うところは大きさだけでは無く、P950にはコントロールリングがレンズ左側にあるローラーになっています。画像にはありませんがポップアップフラッシュがP1100はリンク式で高く上がるのに対して、通常の様に持ち上がるスタイルになっています。大きさコンパクトになり重さが400gも軽くなっています。外観では画像にはありませんが、レンズフードの形状が違います。

Nikon(ニコン) デジタルカメラ COOLPIX P950 ブラック クールピクス P950 【北海道・沖縄・離島配送不可】

価格: 92,480円
(2025/03/15 10:05時点 )

感想:0件

ニコン COOLPIX P1100

価格: 136,000円
(2025/03/15 10:06時点 )

感想:0件

※こちらは24-3000mm
COOLPIX P1100

移 動: COOLPIX P1100とZ9+Z400mmf/4.5VR S NIKONの一眼カメラからでは戸惑う操作感 COOLPIXからでは自然な操作感 外部マイク装着のCOOLPIX P1100 ズーム倍率を確認する 静止画:鳥モードで撮ってみる 単焦点1200レンズと比較する マニュアルでピント合わせ マニュアルでピント合わせ MF時の・拡大表示とピーキング表示 画質調整出来るのはM.A.S.Pのみ 画質調整出来るのはM.A.S.Pのみ 画質調整出来るのはM.A.S.Pのみ 野鳥撮影 付録:小型軽量COOLPIX P950 COOLPIX P1100を使いやすくするアクセサリー

リンク: COOLPIX P1100実機を見て来きました Z600mm f/6.3 VR S Z800mm f/6.3 VR S 高倍率NIKKOR Z28-400mm Nikon Z50レポート フルサイズとの比較 2Z50とZ6IIの外観の違い 背面の操作ボタンの違い 手軽になったUSB充電 Z50のWズームレンズキット 気になるプラマウント Z50でオールドレンズを使う NIKON Z50で初秋の撮影してみた Z50関連記事

     
     

   CHSのIROIROサイト:人気サイト      トップへ


CHS HomePage Communication Handle Service Corp./ Maintained by A.Shiono Since 28/Feb./2025 - Last Modefied 16/May./2025