![]()
ロウ付けで金属製品を修理 移 動: 必要な道具と用品 道具・材料選び ロウ付け作業 アルミにロウ付 繊細作業向きO2トーチ アルミ引き戸のクレセント受け金具のロウ付け修理 トップへ
左の写真は、アルミサッシの引き戸に使われている「クレセント錠の受け金具」です。折れた原因は、完全に引き戸が閉まっていないのに無理やりレバーを下ろした時でした。クレセント錠に当たったまま強い力が掛った為でした。 自転車のステンレスカゴのロウ付け修理 トップへ
自転車用の前カゴが重いものを入れていたせいか、使っているうちに接合部分が2ヶ所も取れてしまっていました。重い物を入れるとグニャグニャとして強度が出ていないため安定しません。本体はステンレス製で耐久性があり丈夫なので、ロウ付けをすることにしました。 ロウ付けの道具 トップへ ロウ付けは、少しの道具でできます。
ロウ付けに必要な道具は、ガスバーナー(+カセットガス)、銀ロウ、銀ロウ用フラックス、ロッキングプライヤー、(耐火セラミックボード)軍手です。作業する場所は、溶けて落ちた銀ロウや、バーナーの炎が燃え移らない室外の環境で行います。 ロウ付け作業に必要な材料 ロウ付け溶接をする トップへ 今回はステンレスをロウ付けします。周りに燃え移らないかを確認してから始めます。(溶接場所はレンガなどで断熱します)バーナーをカセットガスに固定します。まず、溶接する部分にヤスリがけをします。銀ロウをロッキングプライヤーで挟んでおきます。次にロウ付けしたい箇所に銀ロウ用フラックスを塗ります。(ビン入りの物でカラカラに乾いている場合は、水を少量足して棒で砕き練ると回復します)ガスバーナーを着火して、フラックスが沸騰するまでロウ付け部分を加熱します。一旦フラックスが沸騰して固まり、再び液状になります。この時にロッキングプライヤーで挟んだ銀ロウをその箇所に当てて加熱します。銀ロウが溶け始め銀ロウが液状化して、フラックスの塗った部分に広がりロウ付けが出来ます。(強力タイプは少し太いので、多少溶けにくいです)ロウ付後にフラックスは錆び易いので、真鍮ブラシで擦りお湯の中で落とします。 左の写真はロウ付け後の状態で銀ロウが灰色になってしまっています。右の写真はワイヤーブラシ(または鉄ヤスリ)をかけた後で、焼けた箇所は表面だけだとわかります。銀ロウの箇所は光を取り戻しています。溶接後は重い物を入れての走行で、強い振動を与えても亀裂は入らずにしっかりくっ付いています。 アルミにロウ付け溶接をする トップへ アルミロウ付け
アルミの溶接は、素材の融点が低いので母材を溶かしてしまって大失敗したと云う話を聞きます。ここで人気のアルミ専用のロウ付棒を見つけましたので、ご紹介致します。融点は380〜390℃となっていて、作業が非常にしやすいと評価が良いです。例えば、割れたアルミスコップの補修、アルミ鋳物の補修などアルミ製品の補修をたくさんの方達がロウ付けに成功している様です。 さらに繊細に作業したい時 トップへ 上でご紹介した道具はバーナーの炎の直径が1㌢位あります。これでは繊細な宝飾品などのロウ付けは不可能です。本格的に精密なロウ付けを行い方は、下でご紹介いたします小型酸素溶接バーナーがあります。ノズル交換で炎が0.5㍉から0.9㍉と繊細な炎が使えます。 ![]() ![]() ガストーチと比べると驚きの炎の細さで、繊細な作業もできます。専用のボンベと専用ノズル。 O2トーチ本体と部品 移 動: 必要な道具と用品 道具・材料選び ロウ付け作業 アルミにロウ付 繊細作業向きO2トーチ CHSのIROIROサイト:人気サイト トップへ |