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Vブレーキのワイヤー交換

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VbreakWireTr
ホウキの先にように切れたワイヤー

 後ろのVブレーキに目をやってみると、ブレーキレバーのワイヤー止め辺りで、ワイヤーが切れてホウキの穂先のようにバサバサになっていました。このVブレーキのワイヤー止めは、レバー側にあるワッシャーの溝にインナーワイヤーを挟んで固定するタイプです。どうやら長い試用期間で酷使され徐々に切れたものと思われます。
 この時はブレーキワイヤーまだ数本残っていますが、1本、2本と少しづつ切れてきます。少ない本数で同じ力が掛かっていますので1本あたりの負荷が大きくなります。放っておくと、忘れている頃に突然切れてしまいます。片側のこれでは危険ですので、気づいたら早めにインナーワイヤーを交換が必要です。
 ブレーキワイヤーはシフトワイヤーより太いので、購入する時に間違えないようにします。 ワイヤー端には円筒形の鉛の様な止めが付いています。

使用する工具と部品  トップへ     

CycleWire VBwireTools
自転車に使われているワイヤー類(左)とワイヤー交換に必要な工具と部品

 先ずはブレーキワイヤーですが、一般の物は「合金のワイヤー端止め」が円筒形のものです。(左上画像参照)
 ブレーキワイヤーは、アウターワイヤーとインナーワイヤーで出来ていますが今回はインナーワイヤーのみ交換いたします。ワイヤー細い複数の金属線を束ねてありますので、家庭にあるペンチやニッパーなどでは全く歯が立たないか、キレイに切れません。切り口が綺麗でないと端の処理ができません。ほつれ止めのエンドキャップに入らなかったり、刺さって怪我をしたりします。できるだけエンドキャプは取り付けましょう。この厄介なワイヤーカット作業をするには、刃がオウムのくちばしの様になっているワイヤーカッター(1500円前後)が必要です。断面が綺麗にカットできます。
 また、小さい部品ですが前述のアルミ製のワイヤーエンドキャップがあるとほつれ止め兼ケガ防止になります。こちらはニッパーで締め付ければ抜けなくなります。
 ワイヤーインジェクターはアウターワイヤーの内部を清掃・潤滑でき、動きをスムーズにさせてくれます。

作業手順  トップへ     


VbreakWireRemove
このタイプはレバーホルダー下側から入れます。

 ワイヤーの端がボサボサで抜けない場合は、ブレーキ側でカットするとスムーズに引き出せます。引き出す前にワーヤーが通っている箇所を覚えておくか、デジカメで撮っておきます。レバーはメーカーやグレードによって形状が違いますし、ワイヤーエンドの止め方も様々です。このレバーはレバー側ストッパーが可動式になっていて、抜きにくかったのでワイヤーを引き出し外し易いようにします。
 左の写真の用に抜いた後輪用のワイーヤーは、傷んでいなければ、カットして前輪用に使えますのでキープしておきます。

新しいワイヤーに交換 トップへ     


インナーワイヤーを送り込みます。後に調整するためにワイヤー調整をいっぱいにネジ込んでアウターに通します。
VB_WireBanana
曲がったチューブにインナーを通し、
調整後にストッパーに止めます。
  1. 必要なワイヤーを用意します。
  2. 各アウターワイヤーの内部をワイヤーインジェクターで清掃します。
  3. ハンドルのレバーを開いて通り道にワイヤーを通し、アウターチューブに通します。
  4. フレーム前下部のアウターワイヤーに通します。
  5. フレーム前下部のアウターワイヤーに通します。
  6. ステー間に保護チューブがある場合はそこに通します。
  7. トップチューブの後ろ側のステーのアウターワイヤーに通します。
  8. バナナチューブに通し、ブレーキのワイヤーストッパーの溝が切ってあるワッシャーにワイヤーを当ててネジを仮止めします。

ワイヤーカッターでカットするとアウターに通しやすいです。ブレーキにセットしたら保護キャップを付け潰します。
  1. ワイヤーは段々伸びてきますので、ブレーキレバーのワイヤーアジャスターを一杯に締めておきます。
  2. ワイヤーを引っぱって、レバー側から各部ワイヤーステーの部分にアウターワイヤーが確実に入っているか確認します。
  3. ワイヤーの調整をした後にタイヤを回転させて、ブレーキレバーを握って効き具合を確かめます。
  4. 決まったら、余ったワイヤーをカットします。
    (ワイヤーカッターが無い場合、必ず通し終わってから最後にペンチ等でカットしてください)
  5. ワイヤーの端に保護キャップを付けて抜けない様につぶします。
  6. 余ったワイヤーは邪魔にならないように、ブレーキレバーのピンに引っ掛けておきます。

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