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このコーナーは、生活の中で色々試したポートです。ここに書かれている記事をお読みになりご参考になさって下さい。

ペダルが軽くなる!&空気モレ対策

移 動:トップ道 具 バルブの種類 英式バルブの構造 スペシャルバルブ 英式バルブの空気漏れ 英式バルブの修理 変な振動 仏式バルブの空気漏れ対策

リンク: パンク修理で、再び走行! ロードタイヤの空気抜け


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   空気圧が下がるだけでペダルが重くなる      トップへ

TireFormAirPressure
こんなに違う適正と耐圧の接地面積

 最近自転車を漕ぐのが辛くなってきた〜と感じている人にペダルが軽くなる方法として一番簡単に出来ることは、タイヤの空気圧を「適正値」にすることです。空気圧が減るとタイヤの接地面積は2倍以上になる場合があります。という事は転がりが悪くなるので、ペダルが重くなるという事に繋がります。
 タイヤに空気を入れすぎると、路面の凹凸で弾んでしまったり、タイヤの接地面積が減るためにブレーキの効きが悪くなったり、ハンドルが妙に軽くなったりします。

AirPressureDip
タイヤのサイドにある適正空気圧の表示

 空気を適正値を超えて入れすぎると、チューブの合わせ目が避けたことがありましたので極端な高圧は注意が必要です。タイヤの転がりが良いというのは、ペダルの踏み込みの軽さにもつながります。また適正空気圧は、乗り心地の点でも路面の凸凹を吸収することになります。
 ペダルを漕ぐのが重くなったりした時は、タイヤを指で潰してみて、カンタンにつぶれるような時は空気の補充が必要な時のサインです。空気圧計がない場合は、親指で押して見て少し凹む程度(3mm位?)で乗り心地か軽くなります。
 パンクをした時以外のタイヤの空気漏れは、知らず知らずのうちに起こるります。タイヤの空気圧はたまに指で押してみて、点検すると自転車乗車時の体の負担を少なくすることができます。また電動自転車の場合も、適正空気圧を守ることによって走行抵抗が少なくなります。バッテリーが無駄に減ることを未然に防ぐことができます。

必要な道具  ▲top     

AirPump
メーター付き空気入れは適性が目でわかります。

 空気ポンプはシンプルな筒状のものや、楽に空気が入るタンクが付いた物などがありますが、入れている空気圧の状態が見えるメーター付きが便利です。こんなことは滅多に無いと思いますが、チューブの製造品質が悪く適正空気圧に入れている最中にバーストしました。タイヤからチューブを取り外して状態をみると、なんと成型時のつなぎ目が避けていました。高圧過ぎると段差などの衝撃で、こんな事もあるかもしれませんので適正空気圧は大切な数値です。

 タイヤをよく見るとサイドに空気圧の表示があります。ママチャリは空気圧(kgcm2)かhPaで、スポーツ用はP.S.IかBARSで、いわゆる気圧とBARSはほとんど近い数値(1BAR=0.99気圧)のようです。

CyclePump.png

 タイヤのサイドには適正空気圧範囲が表記されています。低すぎるとタイヤの摩耗が早く、ペダルも重くなります。また指定より高圧の場合転がりは良くなりますが、凹凸で弾んだり、場合に寄ってはバーストの可能性も出てきます。
 では、この数値に合わせるにはどうしたらよいか?答えはメーター付きのポンプ(1,980円〜)か、エアーゲージ(3,000円前後)を使う事です。自転車を通勤などに頻繁に使われている方にはお薦めです。(うちのメーターの目盛りはBARSとP.S.I)タイヤサイドに書いてある指定の空気圧にします。(入れ過ぎたときはバルブを緩めて抜きます)

バルブの種類  ▲top     


一般的な英式バルブとバイク・自動車などと同じの米式(US)バルブ
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ロードバイク等の仏式(フレンチ)バルブ

自転車のタイヤに使われているチューブのバルブは3種類あります。

①英式バルブと呼ばれ、一般的なママチャリなどに使われるもの(写真左上)
②米式バルブは、バイクや自動車にも使われているストレートの太さのもの(写真右上)
③仏式バルブは、スポーツタイプの自転車によく使われている細タイプのバルブ。空気を入れる時は、上の小さなネジを緩めて入れ、入れ終わったら締め込むタイプ(写真右)     ※左は、携帯型の英式・米式・仏式バルブ対応ポンプ

英式バルブの構造  ▲top     

 上の写真にありますように、車輪の空気入れの場所にあるバルブの一つである「英式バルブ」はギザギザの付いたネジを緩めると外すことができます。
 ママチャリなどで使われている一般の英式バルブの構造は比較的簡単です。バブルのネジが切っている部品がネジ側に向かって太くなっています。これにムシゴムを被せるとねじ込んだ時に栓をする形でチューブの口金の空気の漏れを防いでくれます。空気を入れる時は下の段の写真にありますように、この部品に穴が空いていて、圧力がかかった空気がムシゴムを押し上げて空気がチューブに送り込まれます。ムシゴムは「弁」の役目と「栓」の役目をしています。    ※左のイラストはクリックで拡大されます



左ー自転車のバルブ部分の写真と虫ゴムを外した状態 右ーバルブの部品

英式:スペシャルバルブバルブ  ▲top     

上の写真が一般的な英式バルブで、構造が非常にカンタンで交換部品はゴム管の「ムシゴム」しかありません。通常品は非常に丈夫でいいのですが、空気の弁の役割をするのが「ムシゴム」で すが、この素材は極端にいうと輪ゴムと同じ様な素材でできています。輪ゴムは長期間で、ヒビが入ったり切れたりすることがあります。徐々に空気が減ったりしている場合、ゴムの劣化が考えられます。この様に通常の英式バルブは、ある程度の期間でチェックが必要となります。 下の写真はスペシャルバルブで、虫ゴムを使っていません。製品のレポートでは、空気漏れがなくなったなどの良い評価と、1年半で交換が必要などとの意見もあります。


左ースペシャルバルブ部分の写真で虫ゴムは使用してありません。

左ーノーマルバルブ(左)と一体になったスペシャルバルブ(右) 右ースペシャルバルブの注意書き
EV_ScLength
一般の英式バルブと
スペシャルバルブの長さの違い

【実際使用感】 最近空気の減りが目立ってきたタイヤに装着し、数日間様子を見てみました。しばらく経ってからこの自転車に乗ってみると、空気を入れたて時とほとんど変わりなませんでした。空気圧が長期間安定しているので、タイヤの転がりが良くなっています。空気圧が減らない分タイヤの摩耗も防ぐ事ができます。
 ペダルをこぐ時も非常に軽くなっていて気持ちよく乗ることができました。しばらくバルブの虫ゴムを交換していない方には、この機会にSPバルブに交換することをオススメします。
 スペシアルバルブは上画像の様に、キャップ取り付けネジが長くなっています。口金はフレンチバルブ用が使用できます。ネジ部分が長いおかげで、口金をネジ部分に差し込みロックレバーで固定ができます。スポーツ自転車などの仏式・一般車用の英式の両方をお持ちの方には交換の手間が省けて、てとても便利です。しかしクリップ式空気入れの場合は、ネジが長いので開きを大きくしないと挟みづらいかもしれません。

英式バルブの空気漏れ  ▲top     


空気漏れをしていたバルブの部品で傷がついているのがわかります。

 自転車の空気漏れには2通りあって、一つはパンクでチューブに穴が空いて空気が抜けてしまう場合。そしてなんだか徐々に空気が減っているような状態です。
 後者の場合、バルブのムシゴムが傷ついている場合が多いですが、チューブに針の先のような穴が空いている場合もあります。 左上の写真は、空気が徐々に漏れていったバルブです。英式バルブに使われているムシゴムは、柔らかくて弾力性がある天然ゴムチューブが使われている場合が多いので長期間でボロボロになっていきます。この写真のように栓の役目をする部分に亀裂が入っています。これでは密閉ができずに徐々に空気が漏れていきます。

英式バルブの修理  ▲top     

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一般の英式バルブに使われている「ムシゴム」

 何故だか、徐々に空気が抜ける。・・・パンク?と思う前に空気入れでタイヤを膨らませ、バルブのカバーのネジをとってからパイプ状のところにつばを付けてみてください。
 シャボンの様にプクプクと泡立てばバルブの中のムシゴムが劣化している可能性があります。写真の赤枠部分に使われているムシゴムが、劣化して空気漏れをしてしまっています。そのときは古い劣化した「ムシゴム」被せ直すか、ムシゴム要らずの製品も出ていますので、こちらの方が長い間、劣化を気にせずに使えると思います。amazonの製品評価では空気の抜けも少ないらしく、評判の高い製品です。

 まず、タイヤのバルブのネジを空気圧で飛ばされない様に、ゆっくり緩めます。そうすると写真の様な部品が外れます。
 赤枠の部分がダメになっているので、交換します。ムシゴムのみ交換の場合は、 付いていたゴムを取り去ります。
 入手したムシゴムを使われていた物と同じ長さに切るか、はめ込んだあとでカットします。
 ムシゴムを同じ箇所にはめ込みますが、摩擦が大きいので水で濡らすとすぐに差し込むことができます。
 部品を元通りに戻してネジを締め込んで、空気を入れて完成です。この時タイヤサイドに刻印されている空気圧にすると一番乗り心地が良く、タイヤの転がりが最適になります。メーターが付いている空気入れが便利ですが、無い場合はタイヤを指で左右から押しつぶしてやっと窪む位が乗り心地が良くなります。高気圧が高いほど抵抗は少なくなりますが、入れすぎると制動性能の低下や路面の凹凸で弾んでしまい乗り心地が悪くなってしまいます。

【走行時の一定間隔の振動?】

 走行中に、ゴン、ゴン、ゴンと周期的な振動がタイヤから伝わってきました。何かガムのようなものを踏んでしまったかと、タイヤを確認したところタイヤの外周には全く問題はありませんでした。恐らく内部に原因があると判断して、タイヤレバーを使って、リムからタイヤを外してみました。なんとバルブの位置でチューブがチャウチャウ犬の顔ののヒダの様に溜まっていました。これが原因でこの箇所だけが厚くなっていました。
 考えれれる原因は、空気圧が低い時にブレーキをかけることによって、タイヤがチューブごと回ってしまい、チューブが行き場のなくなるバルブ辺りで溜まったことが考えられます。
こんな状態ですから、チューブはヒダの寄っていたせいで伸びていました。しかし、形を整え改めてリムに納め空気を入れることによって、回復することができました。 関連ページ:パンク修理で再び走行! 内装3段変速ママチャリの後タイヤ交換

 仏式バルブ:水中で目視確認します。  ▲top     

FrenchValveinWater TP_FrenchValveCore
フレンチバルブのを水中に沈めた状態で、先端から幾分空気が見えます。バルブステム内のバルブコア

バルブコア交換タイプの仏式バルブ

 フレンチバルブは、ロードレーサーや一部のマウンテンバイクのレース用などに使われている小型のエアーバルブです。一般の買い物自転車などには英式バルブ、その一部には米式バルブがあります。一般の英式バルブは、ムシゴムをプランジャーに被せて空気弁としています。それに対して米式バルブは、バイク・自動車、MTBなどの空気バルブに使われていますが、買い物自転車の一部でも使われています。空気弁は、バルブステムの中に入っていて、円筒形の先端の中央が真っ直ぐ四角に溝切りされている工具で外すことができます。この米式(US)バルブがコアがステムの中に入っていていますが、ここで取り上げるフレンチバルブはコアがキャップで覆われていますが、取り外すと簡単にアクセスできる構造になっています。

FrenchValveFixType
固定式のフレンチバルブ

 固定式のフレンチバルブではチューブ交換になってしまいますが、このフレンチバルブが調子悪くなった時は、これに対応したバルブコアをプライヤーで簡単に交換ができます。

 空気漏れがあった場合、チューブ本体の時はパンク修理セットを使用します。パンク修理の手順は、付属の紙やすりで穴の周りをゴムパッチより大きめに削り接着剤の着きを良くします。次に3分程度(説明書に記載)乾かして指にべとつかない程度になったら、ゴムパッチの裏のフィルムを剥がし、穴の位置を中心として貼り合わせます。次に硬い場所で、ビンかソフトハンマーなどで叩き圧着させます。接着したら、空気漏れがないか水中で確認します。
 バルブから漏れがあった場合、フレンチバルブの時は、緩んでいる時はプライヤーでバブブステムに締め込みます。それでもダメな場合は部品交換します。


移 動:トップ道 具 バルブの種類 英式バルブの構造 スペシャルバルブ 英式バルブの空気漏れ 英式バルブの修理 変な振動 仏式バルブの空気漏れ対策

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