"リール式キーホルダーの修理"
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故障の状況と対策
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クリップキーリールの注意点
クリップキーリールの分解
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切れる寸前はすぐ直る:リールキーホルダーの対策
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日常使用しているキーホルダーの応急修理ついて
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キーホルダー等使い慣れている小物が故障し、突然使えなくなると非常に不便です。いつも決まっている場所にあるものが無かったり、別の場所に仕舞い込んだりすると、すぐに見つからなかったりします。
この様な故障の時のためにの対策として、応急修理をするか、予備としてもう1つ用意していくと安心です。しかし、日常コードの状態を確認していれば大丈夫!ここでは、応急修理をご案内いたします。 切れる寸前はすぐ直る:リールキーホルダーの対策
フック付きリール式キーホルダーの修理
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 頻繁な引き出しで擦れて切れたライン
鍵束を持ち歩く時、キーケースに入れる方、鎖に付ける方、カラナビに付ける方、そしてリール式のキーホルダーを使う方場合が多いです。
個人的には、未使用時は全長が短くなり、引っ張り出すと長くなるリール式のキーホルダーが便利なためこれを使っています。このキーホルダーは、鎖などに比べ耐久性が比較的弱いけれど、嵩張らずに使いやすいと思っています。このタイプで使われているラインは、強度のある化繊や細い金属ワイヤーにビニールコーティングされた物、中には細めの鎖で出来た物もありましたが、どれも暫く使うと磨耗して切れたり壊れたりしました。
壊れるとダメージが大きいキーホルダー
 丸ごと無くなった!
キーホルダー等使い慣れている小物が故障などして使えなくなると非常に不便です。日常決まっている場所に無かったり、別の場所に仕舞ったりしてすぐに見つからなかったりします。この様な時のために緊急的に修理をするか、予備としてもう1つ用意していくと安心です。ここでは、応急修理と
この便利なリールタイプのキーホルダーにも弱点があります。100均などのクリップタイプのリールキーホルダーはリールの軸部分が樹脂になっています。しっかりしたものは、合金などのしっかりした素材ですがこの素材だと緩んだり削れたりして、リールと鍵束が付いている部分を全て無くしてしまう可能性があります。この箇所が壊れると、残るのはベルトに挟んだクリップと本体にネジ込まれたネジとなります。
大切な鍵を無くしてしまうと、予備が無い等の場合はキーシリンダーなどの交換をしなければ行けない場合があります。予備があったとしても今は防犯上の関係で、合鍵はマスターキーでないとカンタンに作ってくれなくなりました。その場合マスターキーに刻印されたメーカー名、鍵の形状を覚えておくことが大切です。
故障の状況と対策
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 合わせ目にスクレーパーを入れてひねると開きます。
【スクレーパー 】

スクレーパーは金属製のヘラです。素材は薄くても弾力性のあるものが使われています。はめ込み式製品の取り外しにも使っています。その他、こびり付いたものを剥がすのに便利します。
ここで修理するリール式キーホルダーは、ラインに化学繊維を使用した物です。いくら丈夫な繊維でも、引き出すたびにリールの出口で擦れるので摩耗は仕方が無い物かもしれません。
ラインが切れてしまうと、ラインは内部のゼンマイバネによって巻き込まれてしまいます。金属製のカバーのキーホルダーは、裏側のクリップ固定と前後の蓋をネジで止められている場合が多いで比較的分解はカンタンです。
しかしこのタイプは、リール部分が半透明の樹脂製で、カラナビ部分のフレームを反対側の蓋で挟み込む構造になっています。この部品を挟み込みためにピンと受けが4ヶ所見えます。最近の樹脂製品ははめ込み式になっている物が多いです。
加工に必要な道具と構造
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 分解したコードリールと道具
必要な工具は、分解するために、ステンレスへら、先を鈎型に曲げたピン、先の細いラジオペンチか、ピンセットですが、実際へらで蓋を空ける前、ピンで引っ掛けてみた物の引き出す事が出来ませんでした。
結局金属へらでカバー部分をこじ開けて、引き込まれたコードを出すことになりました。という事で、コードが出ているグロメット(ハトメ)部分からの引き出しは出来ませんでした。写真には写っていませんが、一番最後に使う瞬間接着剤が必要になります。
余談ではありますが、この金属製のへらは、家電製品やテレビのリモコンの分解修理ほか、分野が違いますが汚れ剥がしなどにも使えますので、一つあると便利ですのでオススメです。
修理開始/本体を分解する
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下の写真は、リール式のキーホルダーの構造のイメージです。本体のリール部分から出たラインは本体付けられたライン保護の小さなハトメを通ってWリングを止めるラインストッパーの内部で結ばれています。
引き出したラインとそこに通る部品(左)と上下のカバーの接合部分ではめ込み式になっています。
右上の写真が分解したカーバー部分ですが、こちらには赤丸で囲まれた所に4ヶ所の嵌め込み部品があります。対外はこの部分には接着剤が使われていませんので、上にある写真のように、スクレーパー(レバー)を差し込んで捻れば上下の蓋は別れます。
修理の手順
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 左ーラインに通っている部品を通し忘れないように通しておきます。接着部分はこの位置だと後に分解可能です。
 蓋をしめたあとにWリングを通して完成!
- スクレーパーを使って、本体を分解します。
- ラインにグロメット(ハトメ)を通しておきます。※忘れずに!
切れたライン(コード)の先を整え、ストッパーに入れ結び目の輪に2回通し片結びをします。
- 戻った状態を想定して、中のリールにラインが張る程度に巻き付けます。※巻きつけが弱いと鍵の重みで収まらなくなります。
細くて丈夫な素材のコード
- 試しにグロメット(ハトメ)を本体の凹みに嵌め込んでカバーを合わせます。
この時リールのバネの力でラインがしっかり戻るか確認します。
- グロメット(ハトメ)の反対側に瞬間接着剤を1.5cm位薄く塗りはめ込み固定します。
- ストッパーにWリングを回し入れ完成です。
この修理はその度にコードの傷んだ部分を取り去る為に、短くなります。使いにくくなるまで修理は可能です。但しカバーを完全に接着していると修理不能になります。接着剤を使用する時はピン以外の箇所に使用してください。
更にコードを切れにくくするには、シリコンスプレーをコードにかけても滑りを良くし摩擦を低くする効果があります。
万が一の対策
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 ベルト通しに付ける場合は、 カラナビで長くすると安全です。
まとめはカラナビ
ラインのリールへの巻き付けは十分戻り、十分伸びる事が大切です。接着剤を使う前に必ず試し合わせをします。
完成後使用する時には、ラインの摩耗が考えられ大切な鈎束を落とさないように、キーリングにの先にはからナビなどを付け鈎束までの長さをつけてポケットに収まるようにしておきます。万が一フックが外れたり、コードが切れたりしても鍵はポケットに落ちるので安心です。
ダメになった場合は、新しいものに交換も一考
リールホルダーは、カラナビタイプとベルトクリップタイプがあります。
クリップ式金属タイプのキーリールの場合
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 固定できるベルトクリップタイプ
右の写真は、クリップ式の金属カバーのリール式のキーホルダーの写真です。
基本的には上記のキーリールと同じに内部にゼンマイバネが入っていて、コードを内部のキールに巻き取っている構造です。
大きく違う事は上記はカラナビタイプに対して、こちらはクリップタイプということです。ベルトなどをしている男性などでよく使われています。こちらの方がリールが大きいので内部に使われているラインはかなり長くなっています。カラナビタイプはベルト通しや、バッグのハンドルなどのループに使えます。
金属タイプのキーリールの分解
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- コードが切れた場合、基本的にカラナビタイプと同じです。引き込まれたラインを引き出して、グロメットの向きを確認し通します。
- Wリングを外したストッパーの中にラインを通して結びます。次にWリングを嵌め込んで、本体のリールに完全に戻る(張る)状態まで巻き付けます。
- グロメットを定位置にはめ込みカバーを閉めます。
- 次にクリップ部分を溝に差し込み、ネジを締め込みます。
クリップタイプのキーリールの注意点
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 丈夫そうなKEY-BAK #5
こちらも同じく永く使用してくると、本体から出てくるラインが本体に嵌め込まれているグロメット(ハトメ)で擦れてラインが切れるてしまう事です。注意点として、100円ショップでも手に入りますがコストダウンをするために、金属で無ければいけない箇所が樹脂製で、耐久性に難があります。
この部分が壊れると、大切な鈎束が付いているリール部分を落下させてしまいます。リールタープを購入する際には、クリップ部分が本体と外れない様な構造になている等が重要です。このことを確認することが非常に大切になります。
どうしてもこの製品を使用する場合は、金属が接着で来るエポキシ2液製の接着材で前もって『ネジの固定』をしておく方が安全です。また、転ばぬ先の杖として、使用時にガタが出ていないか確認します。万が一鈎束自体が落下しても、ポケット等に収まるようにカラナビなどを連結し長くしておく事が必要です。
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あと少しで切れるリールキーホルダーの対策
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