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スポーク交換で快適走行
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錆びたスポークの交換  ▲top     

Cycle_SpokeUp 自転車の保管場所が外ですと、ステンレス以外のスポーク(特に19,800円以下の自転車)ですと錆びが段々出てきます。最近は酸性雨なのでしょうか、真っ赤な赤錆になってしまってはいないでしょうか。他の部分は錆が出ていなくキレイなのに、スポークにやたら錆が出てきてしまっている自転車は、スポーク交換で見違えるように綺麗になります。
 修理部品はスポークとニップルで、工具はニップル回しです。数本交換の場合、前輪は比較的簡単ですが、後輪は分解するのに多少面倒になります。
 外装多段変速の場合は、スプロケットを取り外す専用工具が必要になります。特にボスフリーの場合は、簡単に緩まない場合(下記参照)があります。こんなことから面倒な方には同じサイズの完組ホイールの交換をおすすめいたします。この時は車輪の直径と、変速機の種類の確認が必要になります。

参照:内装3段ママチャリの後ろタイヤ交換

破断したスポークの交換  ▲top     

SpokeBrokenUp 自転車で走っていると、前を走っている自転車の後輪が極端に左右に振られているのを見かけることがあります。この場合はスポークの頭が飛んでスポークが外れている事があります。比較的価格の安い自転車はコストを下げるため、スポークなどのパーツが品質の良くない物を使っている場合があるようです。
 スポークが折れるとリムを引っ張っていた箇所が無くなるので、リムが振れます。結果的にブレーキが周期的にリムに擦れて車輪が滑らかに回転しません。見た目が悪いので、少し格好悪い気がします。スポーク交換と振れ取りを自転車店に頼んで、本格的な調整をすると高額の請求をされる場合があります。
 ここでは、自分でスポーク交換する方法をご紹介します。仕上げは本格的な振れ取り台は使いませんし、あくまでも左右の振れ取りで厳密な調整(上下)はしませんのでご了承下さい。

下の左の4つのスポークはステンレス製で一流メーカー『星スポーク』です。 72本入り+真鍮ニップル72個付きです。
右端は4本で購入できるDT SWISS チャンピオン 2.0mm シルバー 4本セット 295~303mm  ※ともに要サイズ確認

 後輪スポークの取り外し/取り付け方法  ▲top

 前輪は交換時に作業上邪魔するものが少ないので、とてもカンタンです。しかし後輪はかなり面倒です。カセットスプロケット。ボスフリーと共に、専用工具を必要とします。
まずは折れたスポークと全く同じ長さの物を必要分用意します。
(サイクルベースあさひのネットショップでバラ売りしていますがサイズ要確認!!/ちなみにスポーク長はネジの先端からエルボ(曲がり)の内側までの距離です)  スプロケットのない側はカンタンですが、スプロケット側は邪魔をしてスポークがハブの穴に入りませんのでスプロケットを取り外します。工具は自転車の車軸によって異なりますが、車軸がナットで止まっている外装変速機自転車には、ボスフリー用のフリーホイールリムーバーを用意します。クイックリリースの場合はシャフトが出たタイプの物を用意します。以下でご紹介しますのは『ボスフリータイプ」です。

ボスフリーの場合  ▲top     

SPK_RTremove SPK_SPLench
  • 作業がしやすいように、自転車を上下逆さにします。
  • まずブレーキを弛めます。
  • まず最初に後輪のシャフトのネジを外し後輪を取り出します。
  • スポークレンチを使って、折れたスポークを取り去ります。
SPK_SPheadOff SPK_SPnotIn
  • スポークは大概は力や衝撃がかかる、ハブの穴から出る曲がっている部分で折れます。
  • 同じ長さのスポークを用意します。(長いと、チューブに穴をあけることがあります)
  • ボスフリーのスプロケットが邪魔してスポークが素直に入りません。
SPK_BFWremover SPK_BFWremovL
SPK_plusTanP  
  • ボスフリー専用のフリーリムーバー工具(穴あき品)を後軸に通します。(クイックリリースの場合はシャフトの穴に工具の棒を通します)
  • ボスフリー専用のフリーリムーバー工具に24mmのメガネレンチを組み合わせます。
  • ボスフリーはハブに直接ネジが切ってありますので、ペダルを踏むたびに締ってきます。
  • ハブには回転方向(正ネジ)のネジが切ってあります。ペダルを踏む度に締め込まれているので、殆ど固着してカンタンには緩みません。
  • 弛まない時は力任せにムリに回そうとすると、上の写真のようにフリーリムーバー工具の角を傷めます。
  • この時はメガネレンチが入るサイズの足場に使うの単管パイプ(48.6mm直径※ピン無し)を、メガネレンチに差し込んで、体重をかけて外せばカンタンに弛みます。(店によりますが単管パイプは、ピン無し1mのものが販売されています。)
    片口メガネレンチと専用の延長パイプ(右写真)も販売されていますので、こちらの方が、嵩張らずに収納には便利です
  • タイヤとリムをしっかり押さえながら、正面から見て左方向(正ネジ)に回します。
SPK_BFHabRemove SPK_SPhabIn
  • ボスフリースプロケットが外れるとリアハブのスポークにアクセスできます。
  • 折れた物と同じ長さのスポークをハブの穴に差込みます。(入れる方向が交互に並んでいますので注意)
  • 折れている箇所は殆ど頭が飛んでいる場合が多いですが、ニップルの箇所で折れていたら新しいニップルを用意します。(この場合空気を抜いてニップルを交換します)
  • 交互に入っている、ハブ穴のスポークの方向を確認して通します。
  • 通したスポークにニップルをネジ込みます。
  • スポークは交差して組まれています。同方向から出ている他のスポークの状態を確認して重なりの上下を決めます。(スポークは後から追加するために、少し曲げながらでないと組めません)
  • 他の箇所も折れていないか確認します。
SPK_BFremove SPK_SPnippleSet
  • 通したスポークにニップルをネジ込みます。
  • 他の箇所も折れていないか確認します。
  • 取り替えたスポークにニップルを仮にネジ込みます。
  • 滅多に分解しない場所なので、この際にパーツクリーナーで清掃します。
SPK_RSPcleanSP SPK_RSPclean
  • リアスプロケットを取り付ける前に、フリーの回転部分にグリスアップをします。
  • ボスフリーをハブにネジ込み、工具で締め付けます。
SPK_Breakclea SPK_WheeiSP
  • 後輪をフレームハンガーに戻し、前輪と一直線になるように左右のシャフトナットを締め付けます。
  • ブレーキを元に戻します。タイヤを回転させてふらついている場合はニップルを工具で調整します。
  • スポークの振れ取り調整は“タイヤの振れ取り”の箇所をお読み下さい。

【26インチ完組ホイール】

 錆ているスポークの本数が多くリムの歪みが多い場合は、車輪の交換の方が手間がかからずリーズナブルな場合があります。前輪の場合はカンタンですが、外装多段変速付きの後輪の場合は、専用工具が必要になります。
 外装多段変速の後輪には車輪にスプロケットがネジ込んであるボスフリー、フリーハブにカセットスプロケットが入っているタイプなどがあります。両タイプともに専用工具が必要になります。 (ボスフリーは上の記事参照
 内装変速機の場合には、15mmのメガネ付きスパナと10mmなどの小型のレンチが必要となります。(※タイヤ交換記事参照)


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  リンク:スポーク調整はこちら   スポークニップル交換はこちら

 クイックリリースタイプの場合 ▲top 

さらに詳しくは、リアスプロケット(クイックレリーズ)メンテナンスをご覧ください。 RockLingToolsSprochetRMV
 低価格以外のマウンテンバイクやロードバイクなどのスポーツ自転車のシャフトには、カンタンに取り外せる仕組みになっています。これを「クイックリリース」(カンタンに解放できる仕組み)と呼んでいます。このタイプはボスフリー(スプロケットがフリーハブに直接ねじ込んである型式)より整備が楽になっています。
    CS9_remove
  1. クイックリリースレバーを起こして、後輪を外しクイックリリース・シャフトを抜きます。
  2. ロックリング回し工具をクイックリリース用のシャフト穴に差し込みます。
  3. スプロケットリムーバのチェーンをリアスプロケットに掛けます。
  4. 右手ににメガネレンチを装着したロックリング回し(フリーホイールリムーバー)左手にはスプロケットリムーバ(チェーンの付いた工具)をハの字の用にして持ち、力を入れるとガリガリと音を立ててロックリングが弛みます。
  5. NewCampa8s
  6. ロックリングを外してカセットスプロケットが取ります(物によってバラける場合あり)
  7. 後はボスフリーの項目の9〜13と同じです。
  8. クリックリリースシャフトのレバーをスプロケットの反対側から入れネジを締めます。
  9. ホイールをフレームハンガーに戻し前輪と一直線になる位置でクイックリリースレバーをたたみ固定します。
  10. ブレーキを元に戻します。
  11. スポークの振れ取り調整は“タイヤの振れ取り”の箇所をお読み下さい。

  リンク:MTBをロード化  MTB 9Sをロード9Sに換装

【注意事項】
最初にスポークが少数本を買えるお店を探して、手に入れてから作業を始めます。ボスフリータイプは延長パイプがなかったら全く弛まなかったのでボスフリーの場合は工具を買ってもスプロケットを外せない場合があります。外れない場合は上記の単管パイプの1mの物を購入すると楽に作業ができます。自転車店に修理を頼む場合は高額になる場合があるので要見積りです。
車輪関連の部品調整は命に関わる事があるので、自己責任で作業は行っていただき、不安な場合はプロにお願いしましょう。

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