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ママチャリのスタンドの応急修理

移 動: 自転車のスタンド  故障した両足スタンド  工具   バネの引っ掛け  作業の注意点 スタンド修理:経過報告 スタンド交換時の注意点 両立スタンド交換方法


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自転車のスタンド  ▲top     

McStandBL
駐輪するときに必要不可欠のスタンド

 スタンド駐輪する時に必要不可欠です。もしスタンドが壊れて自立できない時を想像してみると、非常に不便なことになると想像できます。特にセンタースタンド付きの買物自転車は、重要な役目をしています。安定して自立させることが出来るので、重い荷物乗せや小さなお子さんを乗せたりするには必要不可欠です。
 ママチャリ(買物自転車)で摩耗の激しい箇所の一つといわれるのが、スタンドです。自転車のスタンドは軽量の片足スタンド、スタンドをかけた時に自転車を水平に保てる両足スタンドがありますが、ちょっと変わった物では、BBの後のリアステーに固定するセンタースタンドがあります。こちらでは、リアサスの自転車に使われています。

両足スタンドの構造  ▲top     

McStandBack McStandNomalUp
左の写真は両足スタンドを真後ろから見たものです。右はスタンドを固定するためのバネと正常な状態です。

 左上の写真は両足スタンドを後から見たものでバネが2本使われています。両足スタンドには、此の様に左右にバネが付いています。このバネは、後ろから見て右側はスタンドを跳ね上げるためのバネです。左側のバネは重いスタンドを跳ね上げる役目に加え、スタンドを立てた時に自転車が動いて不用意にスタンドが外れないようにロックレバーを固定する役目もあります。

故障した両足スタンド  ▲top     

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使用頻度が多く、経年劣化で折れた引っ掛け箇所

 右の写真は、両足スタンドを立てた時に固定するためのバネの受けが欠損してしまっています。反対側の跳ね上げ用のバネは、しっかりした太い丸頭のピンに掛けられているため耐久性があるようです。しかし反対側の跳ね上げ用のバネは、スタンドロック部品を打ち抜いたように引っ掛けが作られています。このため、使用頻度が高いと跳ねあげられた時の衝撃と、バネで常に引っ張られる構造なので、金属疲労が起こる可能性があります。 スタンドを確認すると他には問題が無いようなので、スタンンドを買い替えずに『簡易的に応急修理』をしてみます。

使用する工具  ▲top     

ロッキングプライヤー
LockingP_S
普通のプライヤーは物を掴んだ時、握らないと固定出来ませんが、ロッッキングプライヤーは名の通り掴んだままその物を固定できます。挟んだままで固定ができるので作業の幅がとても広がります。

安全な工具は必要!!

 故障箇所は、バネを引っかける為に加工時に出来た穴が空いています。掛ける箇所を無くしたロックレバー用のバネをここに伸ばして引っ掛けます。この時にペンチや普通のプライヤーですと握りながら引っ張る事は難しく、万が一バネが外れると飛んで来た部品で大ケガをする可能性があります。
 この様な時に挟み込んだ部品をガッチリロックしてくれる「ロッキングプライヤー」は、大きな力になってくれます。この工具は物を挟んで固定出来ますので、色々な場面で活躍してくれると思います。
※ペンチしかない方は、非常に危険ですので作業しないでください。

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幸い走行中でも外れずにぶら下がって残っていたバネです。ロッキングプライヤーでバネを伸ばしています。

  バネをロックレバーの穴に引っ掛ける ▲top

 スタンドに使われているバネは、重いスタンドを引き上げたり、ここで修理するスタンドの固定にも使われるようにかなり強いバネが使われています。このバネをロッキングプライヤーで挟んで、フックがあった穴に引っ掛ける為に引き延ばすには、相当力が必要です。体重80kgの体で引っ張ってやっと掛かったので、ご婦人の方は恐らく無理かも知れません。男の方にお願いしてみてください。
 正常な状態では、2段目の写真にあるように出っ張りに引っ掛かっていますが、こちらではバネの丸い鈎部分が穴に差し込んであります。使用する前にバネが穴にしっかりと差し込まれているかの確認が大切です。
 また、跳ね上げ用のバネと違ってロックを掛ける事もかねていますので、乗る前に異常が無いかを確認しましょう。

McStandComp McStand_Repair
折れた引っ掛けの穴にスタンドバネを引っ掛けた状態。スタンドを立ててロックを掛けた状態

【作業の注意点】
 自転車のスタンドのバネは非常に強力です。伸ばすときに使う工具は、ペンチなどで引っ張ると、滑って思わぬ怪我をする場合があります。
 作業をするときには、強いバネなので『ロッキングプライヤー』などの挟んで固定できる工具が安全です。この工具の場合は伸ばすことに専念できますし、引っかかった後には、ロックレバーを解除できます。
 工具がない場合は、非常に強度のある「バラシュートコード」のような物で輪を作りバネに引っ掛け伸ばすことも出来ますが、バネが飛んで怪我や物を壊したりことがありますので作業には注意が必要です。
追記;修理してから約3年近く経ちましたが、今の所全くしように問題はでていません。もう古い自転車で、ほぼ毎日使用していますので、地面と接する部分がかなり磨耗してきています。交換のタイミングはこの磨耗の限界です。

  修理後の経過報告

McStandLock_Br McStandRepairL2017_5
左が修理前のスタンドの状態と、応急修理直後のアップ画像です。

 この修理を行なってから、2年を越えましたので応急修理の現状の画像を掲載いたします。
 おさらいするとこの応急修理は、本体を打ち抜いて作った爪が金属疲労で折れ欠損して跳ね上げるバネを引っ掛ける箇所が無くなったため、その穴を利用してバネの端を引っ掛けて利用しています。問題は長い間使用していくと、強い力で引っ張っていたバネが、跳ね上げる度に穴を擦って削ることです。

McStandRepairLocationUp MaSrtandComparison
引っ掛けたスタンドバネの画像と、右は修理直後と現状(右:Z6+マクロレンズ)アップして比較した画像
MaSrtandScraping
接地面がかなり削れてきたスタンド

 上の画像は2020.2現在の応急修理箇所の状態で、右上の2つの画像は応急修理前と後の部分拡大画像です。撮影した角度が多少違うので正確なことはわかりません。しかし撮影当日のバネを引っ掛けている穴の状態が拡大画像を見るとバネで削れて大きくなって居る様に見えます。また、穴の縁がめくれている様に見えますが、これは、この場所にあったバネを引っ掛ける爪の折れた残骸でこの部分が削れている様です。
 上の修理前の穴の状態と現状のものを比較して見ましたが、長い期間でも使用上に問題は無く、スタンドの接地部分が削れ切るまでどうにか持ちそうな感じです。

 消耗品のスタンド交換 

 スタンドが壊れたり、磨耗した時は交換になります。購入の時の注意点として、タイヤサイズ、変速機の有無の確認が必要です。また、お子さんを乗せたりする自転車は重くはなりますが、ヤクルト自転車の様にスタンドを掛けた時に安定感があるものが必須です。
目的・用途に応じて選ぶことが必要です。

車軸まわりを取り外す  ▲top     

  1. 後輪の車軸にはいろいろなステーが留っているので自転車をひっくり返します。
  2. 内装変速機のカバーを外します。
  3. 後輪の車軸ナットを緩めます。
  4. 両側のナットを外します。この時15mmのメガネ+スパナのコンビネーションレンチがあると安心・確実に作業ができます。
  5. 写真のように車軸には様々なステーが付いています。
  6. 車軸には、様々なステーの受けになっていて、一番奥にスタンドがあります。
  7. 後軸には荷台が付いている場合はそのステー、泥除けのステーが付いています。また、内装変速自転車の場合、右側には内装変速機のステーが加わります。
  8. スタンドステーが、一番奥のフレーム側にありますのでこれを外します。
  9. 新しいスタンドを用意します。前後を確認します。(ストッパーが進行方向左側)
  10. 新しいスタンドがを番奥に入れてから、各ステー側を入れ込みワッシャーを入れます。
  11. この時タイヤが曲がらない様に真っ直ぐに奥に押し込みます。
  12. 15mmレンチで車軸ナットを締め込み終了です。
TK_nut
買い物自転車(ママチャリ)の後輪の車軸には、様々なステーの受けになっています。
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写真の赤丸のナットを緩めます。左は自転車を天地逆さにしています。右が正常
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写真の赤丸にはスタンド、後ろカゴ、泥除けのステーのナットを緩めます。右は各ステーなどを外した状態。

  両脚スタンドには各車輪サイズ用・耐荷重用があります


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