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  後輪1速をローラーブレーキ+内装3段ホイールに交換

NewWheelBackViewNarow
サーボブレーキ付き1速後輪を内装3段ローラーブレーキに、リアスプロケット14Tから16Tに変更

リンク: ローラーブレーキ+内装3段に改造 後輪周辺錆部品交換とリアスプロケット変更 1速ママチャリを内装3段に 走りが変わる!リアスプロケット変更 Vブレーキのブレーキワイヤー交換 ブレーキワイヤー交換 ママチャリのシフトワイヤー交換 シフトワイヤー交換 内装3段変速応急修理 ママチャリの不具合箇所解消!! ママチャリの不具合箇所解消!!

     
     

作業工程にジャンプします。下のサムネイルをクリックしてください。
ReawWheeNutremoveM
車軸周りを外す
BandBUnitOffMS
Bブレーキを外す
ChainAdustLosenMS
チェーン張り解除
NeaWheelSetRearEndMS
チェーンを掛ける

変速関係
RollerBreakWireSetMS
Rブレーキ接続
   付録:取り外したホイールを解体する

後輪交換作業 トップへ

ArroundRearShaftR
内装3段変速自転車の後軸まわり

 今回のホイール交換ではサーボブレーキを現在のブレーキの主流のローラーブレーキに交換します。しかしサーボブレーキは、バンドブレーキとしか互換性がありません。ローラーブレーキは使えませんのでホイールを丸ごと交換します。
 後輪交換作業は自転車を上下逆さにして行います。車軸についている左右のナットはその前に緩めておきます。
 この様なママチャリは後ろに荷台がある場合があります。そして両脚スタンド、泥除けのステーが最低でもこれだけ付いています。
 ホイール交換の作業するときに、自転車自体を裏返しにしないと作業ができません。
 この自転車はチェーンカバーがあるのでホイールを外すには、チェーンから外さなければいけません。車輪を外すのが幾分面倒です。

ReawWheeNutremove RearNutOff
後シャフトの左右のナットを取り外します。左画像;チェーン側 右画像:ブレーキ側
RwarShaftsStackings ChaincoverOP
リアシャフトにはスタンド、泥除けステー、荷台ステーが付いています。右画像:チェーンカバーの後を開けます

  サーボブレーキを外す  トップへ

 この自転車のもともとの不満は、1速だった事とリアブレーキの効きが悪かった事でした。 それが顕著になったのは、前ブレーキワイヤーが切れた時でした。自転車は停止時に重心が前に移動するので、後輪は浮き気味になりロックしがちで前ブレーキが頼りになります。いざ前ブレーキが壊れると後輪のブレーキがこんなに制動力が悪さに驚きました。ここで制動力に定評があるローラーブレーキに思い切って交換することにしました。
 リアホイール交換は非常に手数の掛かる作業ですが、感組ホイールに内装3段変速機付きに変更することにしました。
 サーボブレーキは、チェーンステーに固定バンドを外します。本体は後ろ軸にネジで止められていますので、後輪を外してから外します。

RBWireRockOff RBreakW_PujjOut
ブレーキのワイヤー固定ナット、ブレーキステーを外します 画像は上下逆さで上が下側
DinexServo BrakeF DinexServoBrakeB
後輪取り外し時に分解した、ブリジストン純正のダイネックス・サーボ・ブレーキ。

  チェーンアジャスターを緩め後軸を前に送る  トップへ

ChainRingRemove
この状態でチェーンの長さを確認

 後輪を外すには、リアスプロケットに掛かっているチェーンを外します。そのためには、チェーンを張っているチェーンアジャスターを緩めなければいけません。このパーツは10mmのメガネかスパナが必要です。
 今回は後輪交換だけではなく、乗りやすくするためにリアスプロケットを14Tから16Tに交換します。これは、標準の14Tでは、乗り出しが重く、さらに3速(トップ)がかなり漕ぎがかなり重いからです。
 そしてこの歯が2コマ増えたことによって、チェーンの長さが足りなくなる場合がありましたので、足りなければ数コマたす事を念頭に置き、念のためにチェーンリングを外してチェーンを掛けて長さ確認しました。この作業にはコッタレス工具が必要です。

ChainAdustLosen SprocktChainDrop
チェーンアジャスターを緩め、シャフトを前に送り出しチェーンを落とします
RearWheelRemove
後ホイールを外します

後輪を取り外す トップへ

 フレームからサーボブレーキの旧ホイールを取り外します。取り外したホールから、再利用するタイヤ、リムテープを取り外します。リムテープはバルブ穴から裂けやすいので要注意です。
 再利用するタイヤに関しては、タイヤの山を前後輪で確認し、溝が多い方を使うと交換の時期を延ばすことができます。実際、後輪よりも前輪の溝が深かったので、面倒ですが、前タイヤを外して後にローテーションしました。
 このタイヤを新しいリムにはめ込みますが、最初にリムテープを取り付けておきます。

RemoveRearwheel UseOldR_Tape_NewWheel
車体から後ホイールを抜き取ります 新しいリムに移したリムテープ
NewWheelOld
タイヤをはめ込んだ新しいホイールとサーボブレーキのホイール

後輪にチェーンを掛ける トップへ

  リアスプロケットは、すでに14Tから16Tへ変更を行ってあります。作業の詳細はこちらから
SetChainAdjust
14Tから16Tに変更したスプロケットに架かった元のチェーン

 組み込んだ内装3段+ローラーブレーキの後輪を車体のリアエンドに差し込みます。チェーン引き(調整部品)を目一杯ナットを緩め、一番前に押します。チェーンを掛けますが、うまくいかない時は、クランク工具を使いチェーンリング(ギアクランク)を外して行います。
 リアエンドに通した後軸は、穴の開いた方が変速機側で、シャフトの側面が平らに削られている側がブレーキ側です。変速機セットには変わった形の部品はブレーキの回転止めで出っ張りをリアエンドの切り欠き側に入れます。

ChainStayView
チェーンステーの部品装着画像
    錆びたスタンドのバネ交換    

変速機・レバー・ワイヤー トップへ

 今回は変速機無しの1速自転車から、内装3段自転車に改良します。ここで使う部品は、ハンドル取り付け変速レバー、変速ワイヤー、ベルクランク、プッシュロッドです。 プッシュロッドはホイール付属のものを使います。
注意点は、シフトワイヤーは交換ではないので、長さを26インチ+ハンドル形状によって長さを選ぶか、購入前に紐などで測っておきます。
 交換するリアホイールは、ローラーブレーキ+内装3段に改造を行ってあります。

SetHandleShifter SetClankTool
ハンドルに変速レバーを取り付け、後輪の変速機(ベルクランク)までフレーム下のガイドに通します。
PathThroghGUideCSSiftWire SetBellCrank
ハンドル側から来たシフトワイヤーはフレームからチェーンステー上にあるガイドに通してベルクランクに回します
AdjustBellCrank
ベルクランクにシフトワイヤーエンドを通します

 車軸の穴にグリスを塗ったプッシュロッドを差し込みます。後軸に固定したベルクランクの黒いネジ部分に、シフトワイヤー止の細い方を入れます。反対側に出たらエンドを引っ掛ける場所があるので、そこにはめ込みます。
 ベルクランクの黒い10mmナットをフリーにします。後にツマミを回すと押し金具が前後します。ハンドルのシフトレバーを「II」に移動します。差し込んであるプッシュロッドには赤いラインが入っていますので、黒いツマミを回して後軸端とラインが合うように調整します。これで変速機の調整は終わりです。

ローラーブレーキとワイヤーの接続 トップへ


後軸回り止めワッシャー

 リアホイールの右側にはローラーブレーキと噛み合う構造になっています。ここにブレーキユニットを嵌め込んで、ナットで固定します。
 後軸は、前後が削ぎ取られています。ここに右画像の周り止ワッシャーの出っ張っている箇所溝に合わせて嵌めみます。後にチェーンステーの軸受けに入れるとワッシャーの出っ張りが制動時回転を止めてくれます。下の画像では、スタンドステーの内側に入っていますが、これは間違いで、スタンドステーの外側に金具を入れた方が、スタンドの安定性は増します。
 ローラーブレーキユニットの車体の取り付けは、サーボブレーキの取り付けステーがそのまま利用できます。ローラーブレーキ用に緩めて丁度良い位置で固定します。取り付けにはプラスドライバーと8mmレンチが必要です。
 リヤブレーキは急ブレーキの制動レバーの位置が殆ど変わらない為にブレーキワイヤーの長さは殆ど同じです。ワイヤーが劣化していなければ再利用します。ワイヤーの固定はビスに穴が空いていますので、こちらにブレーキワイヤーを通し、引っ張って10mmのメガネレンチで仮締めをします。ブレーキ調整は、まずホイールを回してブレーキが引きずらずにスムーズに回転するかを確認します。次にブレーキレバーを握って効きを確認します。微調整はブレーキマウントのチェーンステー取り付け側に調整金具があるので、そちらで行います。効き具合に納得できたらを固定ネジを締めます。

RollerBreakWireSet
引っ張る前のブレーキワイヤーでローラーブレーキのアームのネジに通し固定します。
ベルクランクの調整が済んだら、カバーを取り付けます。チェーンカバーは注油してから閉めます。
NewWheelBackViews
内装3段+ローラーブレーキ装着後の後ろからの画像

  付録:取り外したホイールを解体する トップへ

 取り外したホイールを破棄するには、そのままだと自治体の粗大ゴミの手続きをしなければなりません。この手続きは回収日を指定されます。専用の袋に入れば、普通の燃えないゴミとして回収してもらえます。アルミリムは時間のある時にでも袋に入る程度に小さくカットの予定です。

SporkRemove SpokeNippleLoosenS
スポークレンチでニップルを緩めリムからスポークを分離します 裏側からニップルを回すと時短です
DisAssemleRearWheel
後輪を分解し部品に分けた状態

  サーボブレーキ→ローラーブレーキ+内装3段変速を試走してみた感想

【内装3段自転車の不満】
 この1速自転車と、内装3段自転車もありました。しかし多段変速の複数台の自転車に乗っていたので、変速の間隔がどうもしっくり来ませんでした。その原因は、構造的にしかたがないのですが、ローが重くトップに入れるとさらに重くなることでした。対象の1速自転車はで足が重く、速度に限界があり乗りにくい自転車でした。
【サーボブレーキの不満】
 もう1台の1速自転車がサーボブレーキの効きが悪いのをきっかけに、ブレーキをローラーブレーキに変更することにしました。ハブの構造が違いそのまま搭載できません。ローラーブレーキは内装3段変速ハブに付いているので、ホイールごとの交換となりました。
【漕ぎの重さの不満】
 内装3段変速機のギアは固定ですので変更はできません。スプロケット変更で気になったのは、歯の枚数を14Tから16Tへの変更に伴い、チェーン長がそのまま使えるかでした。これはチェーン交換作業でそもまま使えることが確認できました。
【タイヤ交換時期を伸ばす】
 タイヤについては、元の物を再利用しましたが、一般的に前輪より後輪の方が摩耗が多く、減りが早かったようで摩耗が進んでいました。先のことを考え脱着のひと手間が多くかかりましたが、摩耗の少ない前タイヤを外し後輪に付け替えました。タイヤ交換は前後同時になると思います。
【スプロケット変更で走行感UP】
 試し走行では、リアスプロケットの歯数を2枚増やしたことによって、漕ぎ出しが軽くなり、3速にいれても突然に重くなる感じがなくなっていました。今まで3速が重くて使えなかった女性の方にも朗報と思います。なりやすくなったのでもう1台ある内装3段ママチャリもスプロケット交換予定です。

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