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 ママチャリのローラーブレーキの異音対策

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Cycle_SpokeUp.jpg
後輪に装着してあるローラーブレーキ
で高温注意の表示。

 買い物自転車、通称:ママチャリの後輪のブレーキは、主にベルトでプーリーを締め付けて車輪の回転を止める「バンドブレーキ」と内蔵の半円形のブレーキシューをカムで広げてドラムに押し付けるオートバイや軽自動車などに使われているドラムブレーキに似た「サーボブレーキ」と、こちらで掲載いたします、本体内部のドラムに中心の噛むの回転により、6つのローラーを広げてブレーキシューを押し広げて、制動をかける「ローラーブレーキ」が主なものです。
 ここでメンテナンスをするローラーブレーキには、よく見ると「グリス」を補充するキャプが付いています。この修理対象の自転車は、10年近く使用しているママチャリです。長い期間不具合が出ていなかった為、全くメンテナンスは行なっていませんでした。
 ある日走行中に後輪に制動をかけると、ザ、ザザザ〜と異音がしてきました。この音は「ローラーブレーキ」にとってグリスが切れて「これから金属部品が磨耗するお知らせ」でもあります。

  ローラープレーキの構造 ※イラストは拡大できます ▲top

RollerBreakON
ママチャリのローラーブレーキの構造図

 このママチャリのリアブレーキは「ローラーブレーキ」でのイラストの様な構造になっています。見た目はコンパクトなのに、しっかりとした制動力があるリアブレーキです。バンドブレーキよりもブレーキング時に安心感があります。雨天時でも内部が濡れない為にリムブレーキよりも、安定した制動力が得られます。ドラムの直径が小さいのにドラム内に3つのブレーキシューが広がる為にサーボブレーキの2ブレーキシュータイプに比べても遜色はありません。しかし、バンドブレーキよりも複雑な構造をしている為に、低価格の自転車よりもひとランク上の機種に装着されている場合があります。左上のイラストはクリックで拡大します

ローラーブレーキメンテナンスに使う物 ▲top

RollerBrk_MendTools
使う工具はこれだけです。

 リアに使われているローラーブレーキは、前に使われているリムをゴムのブレーキシューで挟んで止める「リムブレーキ」と違い露出していませんので紫外線によるブレーキシューの硬化による制動力の低下もありません。
 実際ここでメンテナンスをした自転車は、軽く10年以上過ぎたもので初めてのメンテナンスなので、ローラーブレーキは高耐久性がメリットとも言えます。
 さて、メンテナンスといっても制動時に異音が出るまでは全く問題はありませんでした。しかし、異音が出るということは内部の金属などを削っている音ですので対処は早めにこしたことはありません。
 ローラーブレーキのメンテナンスといっても、必要な工具は、先の細い「大きめのマイクロドライバー」とラジオペンチです。その他、補充用のローラーブレーキグリスです。本来は、ノズルの先部分が細く奥まで入る、「純正のSHIMANO ローラーブレーキグリス」がオススメです。しかし同程度の性能がある「ウレアグリス」が使えるとのことでした。ローラーブレーキは作動時に本体が高温になるので、高温注意!!のシールが貼られているのを見かけます。この為、ここで使うグリスは、モリブデングリスより耐高温で低価格の「ウレアグリス」を使うことにしました。
 ただし写真のものは、ノズルが純正品に比べてかなり太いので目一杯押し込んでから注入しました。

RollerBrk_UREAGreaseP
本来はSHIMANO純正をつかいますが、
今回は低価格版の耐高温のウレアグリス

  シマノローラーブレーキグリス2種と耐高温グリス











  ローラーブレーキのグリスアップ ▲top

RollerBrk_INTERM
ローラーブレーキの給油穴はこちら
  • キャップは本体に密着している為にマイクロドライバーで縁を引っ掛けて外します。
RollerBrk_INTERM_GH_Cap RollerBrk_I_CapOff
ローラーブレーキからキャップを外します。穴から内部が見えます。
RollerBrk_GreaseIn RollerBrkCapSet
純正ではローラーブレーキにノズルを12mm位挿し込んでからとあります。
このノズルは太いので目一杯押し込んでから、グリスを注入しキャップを閉めます。 RollerBrk_GR_Overflow
更にグリスをローラーブレーキに注入すると、脇から溢れてきました。
  • ローラーブレーキグリスの注入は約10ccといわれていますので、大体の量を入れます。
  • ペダルを回して、後輪を回転させてブレーキングしてグリスを馴染ませます。
  • 滑らかになったらキャップを元に戻し、試し走行してブレーキング状態を確認します。
  • キャップは小さな物ですがとても大事な部品なので締め忘れのない様に注意して下さい。
  • ブレーキングに違和感がなければ終了です。
  • まだ異音がする様でしたら少々グリスを追加し様子を見ます。

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