IROIROtitle

iroiroLOGOsss
IROIROサイトのトップページは、修理(自転車あり)・アウトドア(野鳥)・青梅や奥多摩の記事など山盛り掲載してあります!上のロゴをクリック!

syuri

このページでは、「捨てるなら, ダメモトで直してみる」をコンセプトに家庭用品を修理したページです。



新ページのお知らせ

ファンヒーターの修理
ファンヒーターの修理

171020enelCh_BcoveropS
乾電池充電器の修理

SuiSChange_NutLLiftS
リールキーホルダーの修理

SuiSChange_NutLLiftS
水漏れリモコンの修理


蛇口の水漏れ修理


バーナーキャップ修理


センサーライト修理


回転野菜水切り器


軟質プラスチック
(亀裂など)


ブラインドの修理


キッチン床修理


旧型水洗トイレの修理



自転車修理


ファスナー修理


戸車メンテナンス


傘の修理


銀ロウ溶接


電気コードの接続


小型照明製作


中間スイッチ追加


USBファン修理


掲載データ
“禁転載”


CHS HomePage

"ガスファンヒーター:燃焼部の掃除"


移 動: Gファンヒーターオーバーホール 使用する用具 Gファンヒーターの分解 外側のカバーの取り外し 燃焼室の分解 燃焼部の清掃 作動状態の確認

リンク: 警告灯対策の内部清掃 警告灯がすぐに点くフィルターの掃除 ガスファンヒーターの運転スイッチ交換 ガスファンヒーターの運転スイッチ交換 厚紙を使ったファンヒーターの掃除 シロッコファンの掃除 最終手段:分解内部清掃 別部屋のGファンヒーターの内部清掃 運転スイッチ不良 トップページ

人気ページコンテンツへ移動
     
     
フィルター掃除・シロッコファン清掃以外は、自己責任で行ってください。
FanH_FilterBrushM
フィルターの掃除と交換
GasFanHeaterBackSuctionB_M
綿埃の吸い取り
GFH_BrowLotDustM
シロッコファンの掃除
GFH_CombuChamberInnerDustM
油煙ホコリ機分解掃除
GFHB_InternalStructureF_M
分解メンテナンス
HowTswitchRemovable
タクトスイッチの交換

 ガスファンヒーターMA-A920FH 2回目のオーバーホール  トップへ

GFH_MA_A920FH_Top
Mechanic.png
 分解掃除をします

 前回、2年前に分解してみて、目視でさほどホコリが堆積していなかったので、大雑把に掃除をしておきました。最近ファンヒーターのスイッチ右隣の警告ランプが点きました。そこにはフィルターと表示されていたランプだったので、背面のフィルターを掃除していました。・・・フィルターを掃除しても警告ランプが灯くということは、電気回路の不具合か内部のセンサー周りに温度上昇をしているホコリが付着しているはずです。キッチン使用で自然消火してしまうガスファンヒーター「RR-2406-X」を分解清掃して機能回復したのに引き続き、居間で使用しているMA-A920FHを再び分解清掃してみることにしました。調べてみるとこの機種は1998年8月に販売が開始されています。現在が2019年10月ですので、なんと23年も経っています。

 掃除に使用する用具 トップへ

GFH_CleanToolss GFH_LongBrusSize
ハンディー掃除機、スクレーパー、プラスドライバー  ファン掃除のブラシ2種類と、写真にはありませんがエアダスターが必須

 ここではハンディタープの掃除機を使いましたが、無い場合は掃除機のホースに細口ノズルをつけて行います。
 ガスファンヒーターを分解するには、プラスドライバーのみですが、実際やってみると外す時に引っ掛かっる箇所にはスクレーパーがあると作業がし易いです。
 右は掃除用品で、歯ブラシと毛足が3㌢位のブラシ(写真はペットボトル用)が搔き出すに便利です。室内で清掃を行う場合は、積もっているのはフィルターを通り抜けた小さいホコリなので、歯ブラシなどでこすっている時は、飛び散りますので、掃除機の吸い込み口を充てて作業するとクリーンで行えます。

 操作盤と前カバーの取り外し トップへ

MA_A920FH_Back GFHB_Side_Screw
このガスファンヒーターのフィルターを外した状態の、背面のネジの位置と側面のネジの位置。

 ガスファンヒーターの内部清掃をするときには、この機種では前カバーを取り外すせば行えます。側面に左右の上下に2個ずつあり、上段のネジは前カバーの固定兼用となっていて操作パネルの脚を挟んで固定する構造になっています。

MA_A920FH_BackScrewL MA_A920FH_BackScrewR
外装固定ネジには黒いネジが使われています。

 上面のコントロールパネル固定用に背面上部に2箇所のネジがあります。気を付けなければならないのは、背面のいくつかのカバーの取り外しには関係ないネジがありますが、この作業では一切緩めません。 分解に使う工具は、中くらいの「#2のドライバー」です。ネジを緩める時には鉄板ビスが使われているので、体重を掛けながらドライバーをしっかり押し当てながら回さないとネジを痛める可能性がありますので、この様に回すと鉄板に食い込んだビスを緩めることができます。

 温風吹き出し口カバーの取り外し トップへ


前カバーを取り外した状態
GFHB_FrontVent
送風口のネジを外します。

 いくつかのネジを外すと前面カバーを外すことができます。上の画像が内部前面で、左側の金属の覆い部分がガスバーナーが収まっている燃焼室で、丸い穴の下側には送風用のシロッコファンが収まっています。燃焼室の上に向かう青いコードは燃焼の状態を監視し高温になると燃焼停止制御をする「温度センサー」です。
 このセンサーは燃焼室が高温になると、センサーが反応して燃焼停止する様に安全装置になってます。温度の異常上昇はホコリがたくさん詰まって断熱してしまい、熱の放熱を妨げているようです。このためにも燃焼室に積もったホコリの除去が必要となる様です。

GFHB_F_CoverOff GFHB_TopCoverOff
前カバーを取り外した前と上の状態
GFHB_InternalStructureF
2年前にオーバーホールした時の画像で、綿ぼこりが空気穴の周りにこびりついていました。

 燃焼室カバーの取り外し トップへ

 燃焼温度を管理しているのが、温度センサーでこのファンヒーターでは青いコードの先端に付いています。掃除をしているのにフィルター清掃のランプが点くなどの症状は、このセンサーの周りにホコリなどが付着して、高温になっていると判断して点灯します。
このセンサーは燃焼室カバーの上側にねじ止めされています。状態を判断するためにカバーを取り外します。このカバーは4本の#2サイズの鉄板ネジで留められています。上部に引っ掛る箇所があるので持ち上げながら外します。燃焼関係の電気コードが燃焼室に繋がっているので注意してカバーを移動します。カバー上部のセンサー裏側には案の定わずがでしたが綿ボコリが付着していました。このホコリは、運転した掃除機を左手に持って、右手の使い古しの歯ブラシで擦って落として吸い込ませます。

GFHB_CombustionChamberTopT
上かカバーを外すと、上部に燃焼室とセンサー類が固定されています。(前回の画像を使用)
MA_A920FH_CombustionPart MA_A920FH_Inside
燃焼室の固定ネジの箇所と燃焼室カバー上側には2本の青いセンサーコードが固定されています。

 上の画像は、前回の燃焼室の上部の状態です。このカバーの裏側には特に温度センサーのコードが2箇所伸びています。
 このタイプの燃焼室カバーは前面の4つのネジを外します。上部は左右の穴に引っ掛けてありますので、奥へずらすと外せます。しかし、前面中央の燃焼室の穴にに燃焼系統のラインが通っていますのでずらす程度しかできません。

 燃焼部のホコリの除去 トップへ

 燃焼室の積もったホコリを確認しましたが、カバー内部のプレートにへばり付いている細かいホコリが殆どでした。古歯ブラシとハンディクリーナーのノズルを使って取り除きます。

MA_A920FH_SiroccoFan
このガスファンヒーターのシロッコファンの箇所の画像で、端の壁面にホコリが飛び散った様にこびり付いています。。

組み立て時の注意  組み立てについては、分解時に沢山のネジが使われています。この製品は、鉄板ビスが使われています。しかし種類が3種類使われています。外側の見える部分には、「黒ネジ」が使われていて、内部には「ユニクロメッキ」、表側の温風吹き出し口の黒い部分の留めには「黒ネジ」が3本使われていました。内部では1つ少し違う形状がありましたので、種類別に分けておくと組み立て時に数が合わなくなる恐れも減ってきます。

 フラットケーブルの確認 トップへ

MA_A920FH_SwPanelOff MA_A920FH_FlatCable
操作パネルとの接続とソケットとケーブルの接続

 ガスファンヒーターの前カバーを取り外すときに、本体の電子基板と繋がっている操作パネルをつけたままにして作業を行うとフラットケーブルが抜ける場合があります。作業前にこの箇所を撮影しておくと正しい挿入方向がわかるので便利です。ちなみに逆さに挿すと反応しなくなるので要注意です。この機種の場合はテープの青い印が後ろ側に向く様に挿し込みます。

 ホコリの除去後のファンヒーターの作動状態 トップへ

GFHB_MA_A920FH_F
正常運転したガスファンヒーター

 この機種東京ガスMA-A920FHの製造日を調べたところ1998年8月に販売が開始されたものだということが分かりました。現在が2022年1月なので、使用年数が23年越えの製品ということでした。メーカーの部品保有期間は約10年といわれています。ここまで時が経ってしまうとメーカー修理は不可能になります。
 この頃の家電燃焼製品は、とても頑丈に出来ていて長期間の使用で不具合が出るのはホコリが原因のものが多いものです。

SmileGirl.png
 内部の確認で
より安心!

 特に内部に積もり排出出来なかった、綿ボコリ 断熱材の様に冷却を妨げたりします。温度管理センサー周囲のこびり付いたホコリで過熱状態にになり、警告ランプを点けたり、酷い場合は燃焼ダウン(停止)します。分解して徹底的にホコリを除去したことにより燃焼が止まる事なく、製品が購入当時の様に問題なく暖かい温風を出し続けてくれています。
 各部清掃後に分解時と逆手順で組み立てをします。
 しかし清掃すれば正常に燃焼するので蘇る可能性があります。分解清掃は自己責任で行ってください。

 こちらでは、10年〜20年使用と長期間使用したガスファンヒーター内部の様子をご紹介いたしました。使用状態によっても違いますが、ご参考にしていただければ幸いです。

GFH_CleanCycle
FanH_FilterClean FanHeaterOverhaul FanHeater_FOverhaul FanHeater_DisassemblyCleaning
フィルター掃除・シロッコファン清掃以外は、自己責任で行ってください。
FanH_FilterBrushM
フィルターの掃除と交換
GasFanHeaterBackSuctionB_M
綿埃の吸い取り
GFH_BrowLotDustM
シロッコファンの掃除
GFH_CombuChamberInnerDustM
油煙ホコリ機分解掃除
GFHB_InternalStructureF_M
分解メンテナンス
HowTswitchRemovable
タクトスイッチの交換

移 動: Gファンヒーターオーバーホール 使用する用具 Gファンヒーターの分解 外側のカバーの取り外し 燃焼室の分解 燃焼部の清掃 作動状態の確認

リンク: 警告灯がすぐに点くフィルターの掃除 厚紙を使ったファンヒーターの掃除 シロッコファンの掃除 最終手段:分解内部清掃 別部屋のGファンヒーターの内部清掃 運転スイッチ不良 トップページ

人気ページコンテンツへ移動
     
     

CHS HomePage Communication Handle Service Corp./ Maintained by A.Shiono  Since 8/Jan./2022 - Last Modefied 18/Jan./2022