![]() 電源スイッチが入らなくなった 移 動: リモコン故障 リモコンの構造 修理に必要な道具 分解します 内部の確認と清掃 接点の確認 リンク: カードリモコンの修理 エネループ充電器の修理 ガスファンヒーターの運転スイッチの修理 修理に使う道具
接触不良のPanasonic Digaリモコン トップへ
現代家電製品には無くてはならない機器は、リモコンではないでしょうか。TVチャンネルがダイアルの頃から有線でも登場するなど、とても便利な機器です。エアコン、テレビなどの製品本体の操作は無くてはならない存在となっています。 小型家電の主流派は、はめ込み式 トップへ パソコンなどの最近の小型家電は、主要箇所ネジで止めてあり、組み立てが確実にできるはめ込み式が多くなっています。構造は、上フタの爪が本体下の穴にはめ込まれている形になっています。これを開くには隙間に入る薄くて幅が広い「スクレーパー」が必要です。この工具用途は、他に汚れなどの剥がしにも利用できますので意外に便利すると思います。
作業方法は、リモコンの合わせ目にスクレーパーを差し込みます。差し込んだら今ひとつ奥に入れ、捻ると合わせ目の爪が外れます。ぐるりと一周外すと上下が別れます。 テレビのリモコンの不具合 トップへ
テレビなどのリモコンに誤って液体をかけてしまって、操作不調になる場合があります。このリモコンはダイニングテーブルにモニターアームで取り付けてある液晶テレビで、調味料やスープなどの液体の危険が多い場所です。リビングなどではコーヒーや紅茶等の飲料がメインとなります。ラップ等でカバーしてある場合は問題は無かったのでしょうが、操作感食が悪いのでやっていませんでした。 リモコンの構造 トップへ
修理する前に、治る場合と治らない場合がありますので、ご了承ください。そのうちの治らない場合は、ボタン端子が摩耗して接触が悪くなり操作出来ない場合です。今回は、液体が浸水した事が分かっていますので、清掃のために分解いたします。
カバーをネジで止めてある以外の、ネジの無いのリモコン等は『はめ込み式』になっている場合があります。今回はこのはめ込み式のタイプになります。 修理に必要な道具 トップへ このスクレーパーは、他の用途として、鉄板などの油汚れや頑固な焦げ付きなどの剥がしに力を発揮してくれます。今回の様なテレビのリモコンなどの分解(嵌め込み外し)には、スクレーパーの薄くて頑丈な金属ヘラ部分が大活躍してくれます。 修理開始/リモコンを分解します トップへ リモコンの周囲を見回すと、合わせ目の箇所に僅かな溝が一周回っています。この場所がスクレーパーを差し込む箇所ですが、ピッタリと塞がっています。しかし筐体はプラスチック製ですので、葉の部分を溝に当てて押し込むと歪んで刃が入っていきます。
上の写真は、そのスクレーパーの先端を差し込ん出入る写真ですが、上蓋の淵が内側に出っ張っていて、上下を合わせる鈎部分が上にあります。ケースの構造によって上下が違う場合がありますので差し込んだ状態で判断出来ます。 内部の確認と清掃 トップへ ![]() ![]() 左ー先端側から見た写真で、赤外線のLEDが見えます。 右ー上蓋の裏側と内部の基盤です。 ![]() ![]() 左ー問題の電源ボタンの裏側で青い部分の中心の黒い電極の凹みにゴミの様なものが見えます。右ー角度を変えると湿っているように見えます。 ![]() ![]() 左ー濡れた綿棒で汚れを除去します。右ー電子基盤にある。瀬食箇所も清掃します。 接触箇所の清掃 トップへ
液体が流れ込んだ場所は、液体にも寄りますが不純物が乾燥し接触スイッチになっている電子基板を汚している場合があります。このケースは。近くのハンダ付けの位置まで流れたようで、ハンダ付け箇所が腐食していました。軽くしぼった綿棒で端子を清掃します。 移 動: リモコン故障 リモコンの構造 修理に必要な道具 分解します 内部の確認と清掃 接点の確認 リンク: カードリモコンの修理 エネループ充電器の修理 修理に使う道具
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