IROIROtitle

iroiroLOGOsss
IROIROサイトのトップページは、修理(自転車あり)・アウトドア(野鳥)・青梅や奥多摩の記事など山盛り掲載してあります!上のロゴをクリック!

syuri

このページでは、「捨てるなら, ダメモトで直してみる」をコンセプトに家庭用品修理したページです。


新ページのお知らせ

ファンヒーターの修理
ファンヒーターの修理

171020enelCh_BcoveropS
乾電池充電器の修理

SuiSChange_NutLLiftS
リールキーホルダーの修理

SuiSChange_NutLLiftS
水漏れリモコンの修理


蛇口の水漏れ修理


バーナーキャップ修理


センサーライト修理


回転野菜水切り器


軟質プラスチック
(亀裂など)


ブラインドの修理


キッチン床修理


旧型水洗トイレの修理



自転車修理


ファスナー修理


戸車メンテナンス


傘の修理


銀ロウ溶接


電気コードの接続


小型照明製作


中間スイッチ追加


USBファン修理


掲載データ
“禁転載”


CHS HomePage

電源スイッチが入らなくなった
"接触不良のAVリモコン対策"

移 動: 接触不良のPanasonicDigaリモコン 小型家電の主流派は、はめ込み式 反応が悪い箇所を綿棒で清掃します 清掃しても改善が見られずリモコンを購入 リモコン故障2 リモコンの構造 修理に必要な道具 分解します 内部の確認と清掃 接点の確認

リンク: カードリモコンの修理 エネループ充電器の修理 ガスファンヒーターの運転スイッチの修理 修理に使う道具

人気ページコンテンツへ移動
     
     

 接触不良のPanasonic Digaリモコン    トップへ

KomattaRimoconMen.png
壊れると面倒なリモコン

 現代家電製品には無くてはならない機器は、リモコンではないでしょうか。TVチャンネルがダイアルの頃から有線でも登場するなど、とても便利な機器です。エアコン、テレビなどの製品本体の操作は無くてはならない存在となっています。
 最近のボタン型リモコンの構造は、電子基板にスイッチ回路が作ってあります。シリコンゴムのボタン裏側に電導体が塗ってあり、ボタンを押すことによって回路が繋がり作動する構造になっています。便利ゆえ使用頻度が非常に高くなるリモコンですが、使用が長期間になるとスイッチ回路がボタンの伝導体の削りカス等で覆われ、接触不良になったりします。その他、埃が通園の邪魔をする場合もあります。これらが原因で問題なく作動していたボタンが、突然反応しなくなることがあります。

   DIGA DMR-BZT760リモコン故障     トップへ

ConperisonN2QAYB000920
左:10年使ったリモコン

 このリモコンはDVDレコーダーの「DIGA DMR-BZT760」のものです。この機種は2014.3.20頃に購入したもので、すでに10年使用しています。おもに28インチモニターに接続して番組や録画したものを鑑賞しています。こんな環境なので操作はリモコンのみで、さすがに10年も経つと スイッチ類が摩耗して反応しなくなったのは電源ボタンで、仕方なく本体の電源スイッチで利用しています。
 こんなことから操作が面倒になり、そのうちに補修部品の販売期間が終わる前にネットを探しました。Panasonicの似た様な物が沢山あるので本体裏の品番を確認して購入しました。

   小型家電の主流派は、はめ込み式     トップへ

 パソコンなどの最近の小型家電は、主要箇所ネジで止めてあり、組み立てが確実にできるはめ込み式が多くなっています。構造は、上フタの爪が本体下の穴にはめ込まれている形になっています。これを開くには隙間に入る薄くて幅が広い「スクレーパー」が必要です。この工具用途は、他に汚れなどの剥がしにも利用できますので手元にあると、意外に便利すると思います。

PanaTV_RC_MendTool TV_RC_DigaROpen
リモコン分解に使うスクレーパー。スクレーパーを差し込み外すと爪が外れ開きます。
TV_RC_DigaNail TV_RC_DigaInside
左ー上蓋と外すと本体の下部分のロック爪の受けの穴が見えます。右ー内部の状態。

 作業方法は、リモコンの合わせ目にスクレーパーを差し込みます。差し込んだら今ひとつ奥に入れ、捻ると合わせ目の爪が外れます。ぐるりと一周外すと上下が別れます。
 今回はリモコンの電源ボタンの反応が悪くなり、そのうちに反応しなくなってしまいました。今までの経験から接点が汚れている場合が多いので、綿棒を使って不具合箇所を清掃します。ついでに汚れているかよがあれば清掃します。
 接点の清掃が終わったら、上下の蓋をはめ込みます。動作を確認すれば終わりです。ちなみに摩耗が激しいく、改善しない場合はリモコンの交換となります。

  反応が悪い箇所を綿棒で清掃します     トップへ

PanaTV_RC_Circuitl TV_RC_TerCleanSwab
パナソニックのDVDレコーダーのリモコンの内部と接点の汚れを拭き取ります。
TV_RC_TerCleanUp TV_RC_Screw
拭き取り後は、ブロアーブラシなどで埃を払います。最後にネジを締めて完成。

  清掃しても改善が見られずピモコンを購入     トップへ

BD_DigaProduct_No
製品番号は背面に記載

 先述の通り、10年も使っていくと最初にダメになったのは、BDリモコンの電源ボタンでした。この接触不良を改善する伝導シールなるものも販売しているのを見つけました。
 このリモコンが購入後約10年程度仕事をしてくれました。これから他の箇所の接触不良が多発することも考えられます。このリモコンで最後まで使えると計算して、純正品の同じ品番を購入しました。年季の入った調子の悪くなったリモコンの品番は、この製品の場合背面の下部にありました。実際探して見ると、同じ様なリモコンがあるので、この番号は購入時の製品の決め手になります。

BR_DigaRimoconUp
ブルーレイディーガリモコンの新旧比較で左は「決定ボタン」の文字が消えています。
BR_DigaRimoconTopUp
2014年製のBDディーガリモコン上部の拡大画像

 テレビのリモコンの不具合 その2      トップへ

TV_RC_CoverOpen
水をこぼしてしまったテレビリモコン

 テレビなどのリモコンに誤って液体をかけてしまって、操作不調になる場合があります。このリモコンはダイニングテーブルにある液晶テレビで、調味料やスープなどの液体の危険が多い場所です。リビングなどではコーヒーや紅茶等の飲料がメインとなります。ラップ等でカバーしてある場合は問題は無かったのでしょうが、操作感食が悪いのでやっていませんでした。
 機種が古い場合や、二流メーカーのものは市販されているリモコンが対応していない場合があります。ここで、操作不能になったリモコンを修理してみる事にしました。このケースでは、リモコンの左上にある電源ボタンのみ不具合が生じています。  

 リモコンの構造      トップへ

 修理する前に、治る場合と治らない場合がありますので、ご了承ください。そのうちの治らない場合は、ボタン端子が摩耗して接触が悪くなり操作出来ない場合です。今回は、液体が浸水した事が分かっていますので、清掃のために分解いたします。  カバーをネジで止めてある以外の、ネジの無いのリモコン等は『はめ込み式』になっている場合があります。今回はこのはめ込み式のタイプになります。
構造は、本体ケースの片側には鈎状の突起があり、反対側には鈎が嵌る凹みがあります。これが噛み合ってケースが固定される構造になっています。この構造はノートパソコン等にも使われています。

 修理に必要な道具      トップへ

TV_RC_MendTool
リモコンやノートパソコンにも金属ヘラが大活躍
【スクレーパー 】
ScraperS
スクレーパーは金属製のヘラです。素材は薄くても弾力性のあるものが使われています。はめ込み式製品の取り外しにも使っています。その他、こびり付いたものを剥がすのに便利します。
 修理道具は、写真にある「スクレーパー」のみです。ほかに清掃する時に使う綿棒等があると細かい箇所の清掃が出来ます。
 このスクレーパーは、他の用途として、鉄板などの油汚れや頑固な焦げ付きなどの剥がしに力を発揮してくれます。今回の様なテレビのリモコンなどの分解(嵌め込み外し)には、スクレーパーの薄くて頑丈な金属ヘラ部分が大活躍してくれます。

 修理開始/リモコンを分解します      トップへ

 リモコンの周囲を見回すと、合わせ目の箇所に僅かな溝が一周回っています。この場所がスクレーパーを差し込む箇所ですが、ピッタリと塞がっています。しかし筐体はプラスチック製ですので、葉の部分を溝に当てて押し込むと歪んで刃が入っていきます。

TV_RC_CoverScraperOpen TV_RC_CoverScOpen2
スクレーパーの先端の角部分で溝を押し込んでいくと、刃先が入っていきます。

 上の写真は、そのスクレーパーの先端を差し込ん出入る写真ですが、上蓋の淵が内側に出っ張っていて、上下を合わせる鈎部分が上にあります。ケースの構造によって上下が違う場合がありますので差し込んだ状態で判断出来ます。
 スクレーパーをひねりますとパキッと音おたてて外れますが、鈎部分が外れてから開かないと鈎部分(フック部分)が割れる場合がありますので注意して作業を行います。

TV_RC_CoverScOpen3 TV_RC_CoverOff
上下ケースの1周ストッパーを解除して上蓋を外すと電子基板が見えます。

 内部の確認と清掃      トップへ

TV_RC_CoverOpen TV_RC_Disassembly
左ー先端側から見た写真で、赤外線のLEDが見えます。 右ー上蓋の裏側と内部の基盤です。
TV_RC_DirtyPlace TV_RC_LiqTrace
 左ー問題の電源ボタンの裏側で青い部分の中心の黒い電極の凹みにゴミの様なものが見えます。右ー角度を変えると湿っているように見えます。
TV_RC_TerCleanLQ TV_RC_TerCleanSwab
左ー濡れた綿棒で汚れを除去します。右ー電子基盤にある。接触箇所も清掃します。

 接触箇所の清掃      トップへ

TV_RC_Substrates TV_RC_TerminalClean
左ー問題の電源ボタンの裏側で青い部分の中心の黒い電極の凹みにゴミの様なものが見えます。右ー液体で腐食した部分も清掃します。

 液体が流れ込んだ場所は、液体にも寄りますが不純物が乾燥し接触スイッチになっている電子基板を汚している場合があります。このケースは。近くのハンダ付けの位置まで流れたようで、ハンダ付け箇所が腐食していました。軽くしぼった綿棒で端子を清掃します。
 全て状態を確認して上蓋にボタンが入っているのを確認してから、上蓋を閉めます。合わせ目がきちんと入っていれば終了です。
下でご案内しますメーカー品より、上記のリモコンは長期間の使用が余り考慮されていないのか、接触スイッチの面積が小さく出来ています。このため低価格のしわ寄せが見えない所に現れていると思われました。実際使用頻度の多いボタンは、強く押さないと反応しないもの摩耗によるものと思われます。
 ※この作業で改善が見られない場合は、修理不能となります。
リモコンの入手ができない場合は、多少面倒ですがテレビ本体側面などにある、操作ボタンを使うことになります。


移 動: 接触不良のPanasonicDigaリモコン 小型家電の主流派は、はめ込み式 反応が悪い箇所を綿棒で清掃します 清掃しても改善が見られずリモコンを購入 リモコン故障2 リモコンの構造 修理に必要な道具 分解します 内部の確認と清掃 接点の確認

リンク: カードリモコンの修理 エネループ充電器の修理 修理に使う道具

人気ページコンテンツへ移動
     
     

   CHSのIROIROサイト:人気サイト      トップへ


CHS HomePage Communication Handle Service Corp./ Maintained by A.Shiono  Since 21/Oct./2016 - Last Modefied 26/Mar./2024