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このページでは、「捨てるなら, ダメモトで直してみる」をコンセプトに家庭用品を修理したページです。



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    "ガスファンヒーターの分解掃除"


移 動: Gファンヒーターオーバーホール 使用する用具 Gファンヒーターの分解 外側のカバーの取り外し 燃焼室の分解 油煙を含んだ埃の堆積 燃焼部の清掃 作動状態の確認

リンク: 警告灯対策の内部清掃 警告灯がすぐに点くフィルターの掃除 ガスファンヒーターの運転スイッチ交換 厚紙を使ったファンヒーターの掃除 シロッコファンの掃除 最終手段:分解内部清掃 別部屋のGファンヒーターの内部清掃 運転スイッチ不良 トップページ

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フィルター掃除・シロッコファン清掃以外は、自己責任で行ってください。
FanH_FilterBrushM
フィルターの掃除と交換
GasFanHeaterBackSuctionB_M
綿埃の吸い取り
GFH_BrowLotDustM
シロッコファンの掃除
GFH_CombuChamberInnerDustM
油煙ホコリ機分解掃除
GFHB_InternalStructureF_M
分解メンテナンス
HowTswitchRemovable
タクトスイッチの交換

 ガスファンヒーターMA-A920FH オーバーホール      トップへ

GFH_MA_A920FH_Top
Mechanic.png
 分解掃除をします

 前回、キッチン使用で自然消火してしまうガスファンヒーター「RR-2406-X」を分解清掃して機能回復したのに引き続き、居間で使用しているMA-A920FH分解清掃してみることにしました。調べてみるとこの機種は1998年8月に販売が開始されています。現在が2019年10月ですので、なんと21年も経っていました。しかし、このガスファンヒーターは、後ろのフィルター掃除くらいで、全く問題なく温風を送り出してくれます。
 キッチンの故障したガスファンヒーターは2005年8月販売開始で、タイマー機能などが増えたました。しかしこの新しい方が先に運転停止してしまいました。 

  使用する用具      トップへ

GFH_CleanToolss GFH_LongBrusSize
ハンディー掃除機、スクレーパー、プラスドライバー  ファン掃除のブラシ2種類と、写真にはありませんがエアダスターが必須

 ガスファンヒーターを分解するには、プラスドライバーのみですが、実際やってみると外す時に引っ掛かったのでスクレーパーで浮かせてあげるとすんなり外れます。
 右は掃除用品で、歯ブラシと毛足が3㌢位のブラシ(写真はペットボトル用)が搔き出すに便利です。
 埃を吹き飛ばすのにエアダスターは便利ですが、可燃ガスを使っている場合があります。清掃後に残留ガスがある場合、不用意に点火すると残っているガスに引火して爆発する場合があります。内部のガスは完全に排気してください。

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 ガスファンヒーターの分解      トップへ

GFHB_MA_A920FH_B GFHB_Side_Screw
このガスファンヒーターのフィルターを外した状態の、背面のネジの位置と側面のネジの位置。
GFHB_bottomPanel
ガスファンヒーターの底面は樹脂製でネジなし

 ガスファンヒーターの周りを見回すと、この機種では側面に左右2個ずつ、背面には6箇所、底面にはありませんが上面のコントロールパネル固定用に背面上部に2箇所のネジがあります。気を付けなければならないのは、背面のいくつかにカバーの取り外しには関係ない、内部部品の背面プレート固定用ネジが使われています。これはカバーを外した時に接続状態が分かります。
 分解に使う工具は、中くらいの「#2のドライバー」です。ネジを緩める時には鉄板ビスが使われているので、体重を掛けながらドライバーをしっかり押し当てながら回さないとネジを痛める可能性がありますので、この様に回すと鉄板に食い込んだビスを緩めることができます。

  外側のカバーの取り外し      トップへ

GFHB_FrontVent GFHB_F_CoverBackSide
ハンディクリーナーで、こびり付いたホコリを吸い取ります。側面のネジを外し外カバーを外します。
GFHB_InternalStructureF
カバーを取り外した内部前面の構造で、下にシロッコファンが見えます。

 いくつかのネジを外すと前面カバーを外すことができます。上の画像が内部前面で、左側の金属の覆い部分がガスバーナーが収まっている燃焼室で、丸い穴の下側には送風用のシロッコファンが収まっています。
 燃焼室の上に向かう青いコードはおそらく「温度センサー」と思われます。
 このセンサーは燃焼室が高温になると、センサーが反応して燃焼停止する様に安全装置になってます。温度の異常上昇はホコリがたくさん詰まって断熱してしまい、熱の放熱を妨げているようです。このためにも燃焼室に積もったホコリの除去が必要となる様です。

GFHB_F_CoverOff GFHB_TopCoverOff
このタイプの前面の熱風排出口は3つのネジ。燃焼部上には温度センサーらしきものが2箇所留めてあります。

  燃焼室の分解      トップへ

 燃焼室のホコリの状態を確認し、積もっている様でしたらハンディクリーナーとブラシを使って吸い取ります。このたいぶは、前面のねじを取り外すと外せる様になっていますが、中央の穴に細いパイプとコードが通っていますので、完全には外せません。カバーを外すときはこのラインを傷つけない注意が必要です。この状態ではカバーは完全に外せませんでしたが、隙間を開けてハンディクリーナーとブラシを使って吸い取ります。
 使っている場所のせいか、構造のせいかホコリ積もりは試用期間が長い割に軽度でした。

GFHB_CombChambSide GFHB_InternalParts
燃焼室の内部の上から見た状態と背面から見た回路・燃焼室。
GFHB_CombustionChamberTop
上かカバーを外すと、上部に燃焼室とセンサー類が固定されています。

 上の画像は、燃焼室の上部の状態です。居間で使用していた(速暖用)ファンヒーターの内部で、薄っすらホコリが積もっています。これらも燃焼時に焦げ臭くなる場合ばありますので、完全に除去します。特に温度センサーのコードが2箇所伸びています。
 このタイプの燃焼室カバーは前面の4つのネジを外します。上部は左右の穴に引っ掛けてありますので、奥へずらすと外せます。しかし、前面中央の燃焼室の穴にに燃焼系統のラインが通っていますので、ずらす程度しかできません。

  燃焼停止の原因:キッチンのガスファンヒーター内の油煙を含で積もった綿埃

 下の画像は、キッチンで使用している20年越しのガスファンヒーターの内部の状態です。キッチンで使用すると、炒め調理揚げ物の時で出た油煙をファンヒーター燃焼時に室内の空気と一緒に吸い込みます。その時に部屋に漂っていた綿埃も一緒に吸い込みます。
 大まかなものは背面のメッシュのフィルターで受け止めますが、微細なものは細かい目を通り抜けます。またフィルターの掃除を怠っていると、メッシュ側から吸い込めずフィルター取付の隙間や、燃焼専用のスリットから直接吸い込んだりします。これが長期間で徐々に積もったと考えられます。
 燃焼室のカバーの上には、2箇所にあるセンサーの反応温度が刻印されています。このセンサーを覆ってしまうと、異常加熱を起こしセンンサーが反応して燃焼が止まる仕組みになっています。

ChamberCoverSensorDust GFH_CombuChamberInnerDust
ガスファンヒーター内に積もった油を含んだ綿埃はセンサーの計測の邪魔をする。

  燃焼部のホコリの除去:リビング使用のガスファンヒーター        トップへ

 リビング使用のガスファンヒーターの燃焼室に積もったホコリを確認しました。こちらは調理をしない部屋なので埃がスムーズに排出されている様です。内部には埃は積もるほどはありませんでした。ブラシと小型のハンディクリーナーや掃除機のブラシノズルを使って取り除きます。

GFHB_CombustionChamber
上部裏側からカバーをずらして見た「燃焼室内部」で、キッチンのファンヒーターより格段に綺麗でした。

組み立て時の注意

 組み立てについては、分解時に沢山のネジが使われています。この製品は、鉄板ビスが使われていて、この機種では3種類使われていました。外側の見える部分には、「黒ネジ」が使われていて、内部には「ユニクロメッキ」、表側の温風吹き出し口の黒い部分の留めには「黒ネジ」が3本使われていました。内部では1つ少し違う形状がありましたので、種類別に分けておくと組み立て時に数が合わなくなる恐れも減ってきます。

  ホコリの除去後のファンヒーターの作動状態      トップへ

GFHB_MA_A920FH_F
正常に作動したガスファンヒーター

 この機種東京ガスMA-A920FHの製造日を調べたところ1998年8月に販売が開始されたものだということが分かりました。現在が2019年10月なので、使用年数が21年越えの製品ということでした。しかし別の部屋で使用しているがファンヒーターは、2005年8月製造のものでこの製品より7年位後の製品です。こちらはキッチン使用の為油煙のせいでこびり付いて、ホコリが粘ついて排出がうまくできなかった様で内部に溜まっていました。
 こちらのガスファンヒーターは燃焼が止まる症状が出ていました。

SmileGirl.png
 内部を見て
より安心!

 結果的に分解して徹底的にホコリを除去したことにより、現在燃焼が止まる事なく、製品が購入当時の様に問題なく暖かい温風を出し続けてくれています。 しかし使う部屋の空気に寄るのか、製品の内部構造によるのか、燃焼停止になる様なホコリの堆積にこれだけの差があるのには驚きました。
 ご自分での分解清掃は内部の配線を切ったりセンサーのラインやガスのラインを折ってしまったり、切ったりして危険なことが多くあります。修理する方は業者に依頼するか、このことを念頭に置いて自己責任で行ってください。最近は修理代が製品購入金額に近い場合がありますので、新品購入も一つの考え方かと思います。

 こちらでは、10年〜20年使用と長期間使用したガスファンヒーター内部の様子をご紹介いたしました。使用状態によっても違いますが、ご参考にしていただければ幸いです。

GFH_CleanCycle
FanH_FilterClean FanHeaterOverhaul FanHeater_FOverhaul FanHeater_DisassemblyCleaning
フィルター掃除・シロッコファン清掃以外は、自己責任で行ってください。
FanH_FilterBrushM
フィルターの掃除と交換
GasFanHeaterBackSuctionB_M
綿埃の吸い取り
GFH_BrowLotDustM
シロッコファンの掃除
GFH_CombuChamberInnerDustM
油煙ホコリ機分解掃除
GFHB_InternalStructureF_M
分解メンテナンス
HowTswitchRemovable
タクトスイッチの交換

移 動: Gファンヒーターオーバーホール 使用する用具 Gファンヒーターの分解 外側のカバーの取り外し 燃焼室の分解 油煙を含んだ埃の堆積 燃焼部の清掃 作動状態の確認

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