"マウスの部品交換/Logicool M186" 移 動: マウスの歴史とマウスの修理 マウス修理に使う部品 マウス分解に使う工具 修理に必要な道具 マウスの分解手順 基盤の裏側とマイクロスイッチ マイクロスイッチの交換 壊れたマイクロスイッチの取り外しと設置 組み立てて試験をして完成!! リンク: マウスの分解清掃 マウスの部品交換で復活!! カードリモコンの修理 エネループ充電器の修理 ガスファンヒーターの運転スイッチの修理 修理に使う道具 マウス内部の清掃
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デスクトップパソコンには無くてはならない、ポインティングデバイス。GUI操作にはマウスは無くてはならない周辺機器となりました。 滅多に壊れにくいマウスですが、右の画像の様に本体の上面の半つや消しの本体に艶が出てくるくらい使用しています。このマウスの場合ボタンを押す時に指の当たる箇所と、スクロールホイールの淵に艶が特に出ています。ホイールの様な回転部分は光学センサーの為に耐久性がありそうですが、物理的に磨耗するスイッチは他のマウス部品に比べると耐久性は劣ります。長期間使用しているとこんな症状が出る可能性があります。 マウス修理に使う部品 トップへ
マウスの不具合の症状はクリックしても何回か空振りする様になりました。原因となっている部品は、カチカチと小さな音がする電子基板用のマイクロスイッチです。流石の長期間の使用で、スイッチ内部の接触が悪くなった様です。 マウス電子部品交換に使う工具 トップへ
マウスの電子部品交換に必要なものは、マウスの上下を留めている1本のネジのみ。上下を分けるのに必要な工具は#1のドライバーのみです。壊れたマイクロスイッチを取り外すのに必要なのが、ハンダゴテです。溶けやすくするために線状のハンダと新しいマイクロスイッチを基盤に付けるためにペーストが必要です。 半田付け用具をAmazonで見る マウスの分解手順 トップへ
このLogicool M186マウスの分解は、底にある電池カバーを開けた電池室の奥にあるネジを外すことから始まります。しかし最近のプラスチック機器はツメを多用して、できるだけ部品点数を少なくしてあります。このマウスも一緒で、このネジを外しても簡単に分解できなくなっています。力加減に注意しないと割れてしまいますので、取り外し方を確認してから始めると安全です。 基盤の裏側とマイクロスイッチの位置 トップへ
マウスは、クリックする度に埃を吸い込む構造になっていました。密閉されているマウスはボタンをクリックした時、押し下げられ一旦排出されますが、離した時に内部がわずかに負圧になり外気を吸い込みます。この時に埃も一緒に内部に入って来ます。 マイクロスイッチとタクトスイッチ 購入時には要サイズ確認
長い期間マウスを使用していると、光学マウスではクリックするたびにマイクロスイッチが押されます。この頻度はかなりの物でマイクロスイッチの調子が悪くなる時があります。この時は部品交換で機能を回復することができます。 マイクロスイッチの交換 トップへ マウスの上カバーを外した状態で左ボタンの下あたりには、マイクロスイッチが見えます。 上の画像はLogicool M186マウスの電子基板を取り外して裏返した画像です。黄色破線枠の部分がマイクロスイッチの3本の足が基盤にハンダ付けされている箇所です。よく見るを左端のハンダ付け部分の近くに1つハンダ部分がありますので、新しいマイクロスイッチを取り付けるときに、ハンダがはみ出して接触し誤作動しないように注意します。右上の画像が基盤の上面の壊れたマイクロスイッチを横から見た画像です。 壊れたマイクロスイッチの取り外しと設置 トップへ 壊れたマイクロスイッチの裏面の基盤から出ている脚に付いているハンダを、温まったハンダゴテを当てて溶かします。溶けづらい時は改めてハンダを先端に付け当てるとすぐ溶けます。脚は3つありますので、溶かしながらスイッチを持ち上げます。この時、スイッチには穴が2箇所空いていますので、ここにマイクロドライバー等細いものを入れて徐々に持ち上げると、基盤との間が段々隙間が空いて来ます。基盤とスイッチの間にドライバーなどを入れながら、テコの様に部品を持ち上げながら3箇所のハンダを溶かします。徐々に持ち上がって来ますので引き抜きます。 左上の画像は、取り外したマイクロスイッチで、右画像は交換用のオムロンD2F-01Fで、電子基板用なので脚の間隔は同じなので引き向いてできた穴にすんなり入ります。新しいマイクロスイッチを差し込んだら、基盤の裏側で、半田付けをします。この時ハンダが他の基盤のハンダ部分に付かないよう注意します。 組み立てて試験をして完成!! トップへ 分解した逆の手順で組み立てていきます。電池用の極板(針金状)を電池室に収めながら、基盤はマウス底面部品の内側の爪で止まっていますので、ここを差し込みます。上下がうまく嵌ったら電池室にあるネジを閉めます。これで電池をいれて、USBのマウス送信部品をパソコンに差して動作を確認します。 ※!!ご注意!! ここでは、LogicoolのM186を分解しました。メーカーによっては、構造が違いますので、上下分解する時は爪を壊さない様に無理をせずにだましだまし行ってください。 移 動: マウスの歴史とマウスの修理 マウス修理に使う部品 マウス分解に使う工具 修理に必要な道具 マウスの分解手順 基盤の裏側とマイクロスイッチ マイクロスイッチの交換 壊れたマイクロスイッチの取り外しと設置 組み立てて試験をして完成!! リンク: マウスの分解清掃 マウスの部品交換で復活!! カードリモコンの修理 エネループ充電器の修理 ガスファンヒーターの運転スイッチの修理 修理に使う道具 マウス内部の清掃
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