東屋修復:鵜の瀬橋/御岳渓谷遊歩道/CHSいろいろサイト

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　鵜の瀬橋東屋修復：2021年６月

移　動：風光明媚な鵜の瀬橋上流側の東屋修復された鵜の瀬橋上流側の東屋

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2019年の台風15・19号で御岳小橋は流失しました。御岳渓谷遊歩道は一部が通行止になっています。

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　風光明媚な鵜の瀬橋上流側の東屋　　　　　　　▲top

　御岳渓谷遊歩道は、楓橋上流からは川沿い右岸と左岸の2本があります。左岸は比較的高低差はありませんが、右岸は寒山寺まで石段を登りお寺の裏側からきつい勾配を下ります。一旦下ってしまえば多少の高低差はありますが、比較的フラットです。気温の上がる季節は、寒山寺側の右岸は吉野街道側の斜面が木陰となり涼しくて快適です。気温の低い季節は左岸は天気が良ければ陽が当たるので暖かいです。この時期は梅雨でしたので、どちらを使っても快適です。

台風19号前の鵜の瀬橋付近の東屋

2019年の台風19号で壊された東屋

　鵜の瀬橋の上流側の北側遊歩道の川側は、少し広くなっていて式の花が咲きます。また紅葉時期には、紅葉が赤々と彩色しとても素敵な景色になります。こんな四季を通じて素敵な風景拝見できる環境に一休みできる「東屋」があります。
東日本に猛威を振るった「台風19号」は、上流にある御岳の観光名所であった「御岳小橋」を破壊してしまいました。御岳あたりは流れが細くなっているので水はさらに倍力化し、水の怖さを思い知らされました。
　このわずが400mの下流にある鵜の瀬橋は水面からの高さがあることと、ここは河原が広いので水位が分散されたようで、鵜の瀬橋には被害はなかったようです。しかし、この上流側の小高い遊歩道近くにある東屋の南側の壁が流されてしまっていました。柱は幸い残っていました。

修復されていた鵜の瀬橋左岸上流の東屋でこちら面は被害なし

　修復された鵜の瀬橋上流側の東屋　　　　　　　▲top

河原側の、流失した部分には、おそらく奥多摩産の杉が利用されている模様。

　修復された東屋を詳しく見てみると、流されてしまった南側と東側の壁には、間伐材を使った壁が作られています。窓枠も隙間を開けて太めの間伐材が使われています。南側は鴨居部分には杉の平板が使われています。東側は窓枠と下の壁部分は南側と同じつくりですが、東側の鴨居部分は白壁になっています。
　この東屋を作った方はまさかここまで水は来ないと考えて作られたと思います。しかしまたいつこんな大水がという対策として、柱と屋根を支える梁には斜めに補強材が加えてつけられていまうす。これでねじれに対する力に対応できるのでしょう。今回は壁面流失で運良くすみましたが、屋根まで持っていかれては修繕費に莫大な予算が必要にならない様にの対策と思われます。