外れる寸前の水切りバスケットの台の修理" 切れてしまったリールキーホルダーの修理 金属リールキーホルダーについて取手付き水切りバスケットの修理 トップへ
元々はアウトドア用の水切りバスケットですが、持ち手がついているので野菜の水切り時にシンクのそばに引っ掛けておくと、バスケットが斜めになって水切りがとてもスムーズに出来て便利をしていました。 しかし、バスケットの網目の水を切る為に強く振っていたらなんと溶接してあったリング状の大部分が外れておまけに穴が空いてしまいました。元々は3箇所溶接してあったのですが、繋がっているのが最後の1箇所になり、修理することになりました。 修理方法としては、銀ロウ付け、フラックスで半田付け、ステンレス針金で修理の3っつの方法が浮かびました。最初の銀ロウ付けは、バーナーで高温になる為に変色の恐れがあるのと、手持ちのバーナーが細かい作業が出来ないこと。買い置きしてあった「アルミ以外の板金用半田付けセットがありましたが、フラックスが塩酸系で、食べ物に使う器具なので、これも却下しました。残るは一番安全なステンレス針金の修理です。これが作業が大事ではなく、健康上一番問題ないということで修理はこちらで行うことにしました。 切れてしまったリールキーホルダーの修理はこちら!ステンレス製バスケットの修理用品 トップへ 水切りバスケットは、片手付きのものが殆どのようですが、この水切りは、センターにあり左右に渡す様に出っ張りがなく作られています。元々嵩張らずに作られていて、アウトドアでパスタを茹でた時のお湯切り用がメインと思われます。話はそれましたが、これを直すのは、水による腐食に強いステンレス製の針金が必要です。加工には、網に通してしめる為に柔軟性と強度が必要で、ここで使用したものは#22番手のものです。そして、できれば左右から締めこむ為に小型のラジオペンチが2つあるといいと思います。カットには、ラジオペンチのカッター部分でもいいのですが、ミニカッターがあると切りやすいです。 外れかかっているバスケット座の修理 トップへ
水場で使う用品ですので、普通の針金では錆びてきて衛生上良くありません。このようなキッチン用品の修理には上記の様に調理用品と同じ素材のステンレス製を選びます。半田付けの様に心配な薬品類を使いませんので安心です。 10cm程度にカットしたステンレス針金をUの字型に曲げます。それを内側から修理箇所差し込みます。 網と座に通した針金を巻きます。2つのペンチで締め込みます。 針金を交差し掴んだまま捻ります。数回締め込みます。 針金をミニカッターで切ります 巻き上げた針金を、使用中に怪我をしない様に座の陰に移動します。この作業を数カ所繰り返します。 穴が開いた部分を避けて固定した作業跡でこれで終了です。
水切りバスケットの座が取れたことによって電気溶接してあった箇所に穴が空き材料が引っかかる様になっていました。この円形の座(リング)を元の位置に戻すことに寄ってこの穴が塞がり、穴からの溢れがほぼ無くなりました。数カ所補強したことにより頑丈になり、カゴ自体の水切り乾燥が安心して行える様になりました。 |