シロッコファンの内部清掃／CHSのIROIROサイト

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シロッコファンの内部清掃

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　　　パソコン冷却用にオールシーズン使うシロッコファンの内部清掃　　　　　トップへ

　ファンは、一般の扇風機のようにプロペラのようなブレードが付いたものと、エアコンやファンヒーターなどで使われている「シロッコファン」があります。後者は小型の割に送風力がかなり強く省スペースなファンです。こちらのファンは、横方向から空気を取り込んで、内部のシロッコファンで吸い取って吐き出す構造になっています。
　どのファンでも同じことですが、後ろや後方から取り込んだ空気を前方に吐き出しますが。空気と一緒に室内の綿ぼこりなども吐き出します。しかし、ブレードのエッジや、ファンブレードの凹みに引っかかり溜まっていきます。
　これが沢山溜まってくると送風性能が下がって行きます。そのほかモーター部分にこびり付き、焦げくさい臭がしたりします。しかし最悪の場合は、トラッキング現象が起きて火災になる可能性もありますので、定期的な内部清掃は必要と思われます。

　　　シロッコファンを分解する（底部角形）　　　　　トップへ

山善サーキュレーター SARVL15WSの前ガードを外すには赤丸印の位置にあるネジ一本のみ

　このシロッコファンを分解するには、背面にある穴の奥に４本のネジが奥まって見えます。これを#2の＋ドライバーで外します。

　　　筐体を分解する　　　　　トップへ

分解すると外れるサイドパネルと一体になったシロッコファンのの心臓部

　　　心臓部の分解　　　　　トップへ

モーターを取り外します。

　シロッコファン部分は外側の筐体とファン部分が手動で首を上に可動するようになっていますので、この部分が独立し上下に向く様になっています。その為、別構造になっていますのでさらに分解します。
　この可動部分の内部には、両側にシロッコファンが付いたモーターがあります。この内部にもホコリが溜まっていますので、モーターユニットを取り外します。右上がユニットを取り外した内部カバーです。

モーターにもホコリが堆積。取り外したファンの心臓部を分解。中からシロッコファンとモーターが出現

　　　内部清掃をする　　トップへ

シロッコファンのブレードには綿ぼこりが引っかかって堆積、吐き出し口の裏側にも引っ掛かっています。

　バラバラに分解すると、隅々までホコリにアクセスできます。ブラシと小型掃除機で、掃きながら吸い込むという方法で繰り返します。右上の画像のように排出口の裏側にも綿ぼこりが引っ掛かっていますからこちらも取り除きます。
　組み立てには、内部ユニットはモーターからの配線の通り道を気をつけて行います。最後に配線の取り回しに無理が言っていないかを確認して組み立てます。のちに通電して通常に運転できれば終了です。

　　　本体内部の分解清掃（円筒形）　　　　　トップへ

　購入後４年経ったシロッコファンタイプのデスクトップファンですが、今までは外側の見える範囲での綿ぼこり除去は行ってきました。ふと吹き出し口から内部を覗いてみるとかなり埃が堆積しているのが見えました。綿埃は電気製品に積もると火災の原因になる場合があります。早速除去することにしました。

　このデスクトプファンは、一般の扇風機のブレードと違い、シロッコファンが使われています。このタイプのファンは、エアコン、ファンヒーター等に使われているコンパクトで強い風力があるタイプです。吐き出しパワーがあるということは、吸い込みも同じパワーがあることです。
このデスクトップ版の構造は、円筒形のシロッコファンセクション内にこのブレードがモーターを挟み左右にあります。本体左右には、空気取り込みスリットがありここから空気と一緒にホコリも吸い込んで前面から吐き出されます。
分解には、本体には後ろ側に計６本、内部のファンセクションには２本の計８本のネジを外します。

円筒形のデスクファンの取り外しネジは後方の下４本、上２本の計６本のネジで前後カバーが外れます。

シロッコファンセクションは別体になっています。ここは下部にある２本のネジで分解できます。

　　内部には沢山のわたボコリ

　シロッコファンのブレード１枚１枚にはわたボコリが引っ掛かって積もっていました。さらにリロッコファンセクションには、モーター周辺にも沢山の綿ぼこりを発見しました。これも全て取り除きます。ファンの隙間は狭いので穂先が長めのブラシと掃除機があると綺麗になります。

取り外しネジは後方の６本のネジで前後カバーが外れます。

シロッコファンセクションのファンにはわたボコリだらけ。

　　焦げ臭い発生で2回目の分解清掃　　トップへ

　このコンパクトなシロッコファンは送風能力はピカイチですが、たくさんの空気を送るということは周りからたくさんの空気を吸い込んで排出しているということです。そのせいか内部には綿ぼこりなどがこびり付いているのは前回清掃位時に確認してあります。今回はメンテナンスを兼ねてモーターを取り外して影に回り込んでいる綿ぼこりなどを取り去りたいと思いました。