背中に薬を塗る棒を作る/工作しましょ！/CHSいろいろサイト

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　　　痒い背中に薬を塗る工夫　　　　　トップへ

マジックハンドを加工する

　夏場、特に真夏日前後の高温では大量の汗が出て、アンダーウェアーもビチョビチョになってしまいます。事務仕事や長い時間の自動車の運転では背中がシートに押し付けられ、皮膚にとっては最悪の環境になります。結果汗疹や痒みが出ます。これが手が届く範囲だと問題ないのですが、最中となると全く手が届きません。背中を掻く道具として昔からある孫の手がありますが、これには液体の塗り薬は固定するような形状にはなっていません。
　今回は瓶入りの薬を使いますので、しっかり固定できなければなりません。しっかり掴めて長い棒が付いているもので手もに「マジックハンド」がありました。これを加工することにします。

　　　製作に必要な道具　　　　　トップへ

必要な部品と工具

　上の画像にありますように、マジックハンド、薬瓶を固定するための「ゲルテープ」マジックハンドのアームを閉じる為の「ロックタイ」です。これでハンドに薬剤の瓶を固定できます。しかし実際固定してみると、ハンドの首が自由に曲がる構造になっていたので、これを固定しならなければなりません。そのためにハンド部分とパイプが捻じれないように固定する工夫が必要です。

　　ガラス瓶を挟む構造　　トップへ

摩擦力を上げる両面テープ

　マジックハンドの掴む側にはラバーが付いていますが、これだけでは使用中に滑ってしまいます。ここで、しっかり掴んだ瓶を滑らなくするために、両面ゲルテープを瓶に貼り付けます。この作業を行うと摩擦力が上がり、ほとんど滑らなくなります。
　ここでは、虫刺されの時に重宝する「キンカン」を使っていますが、容器がガラスのために重くて滑りやすいので、ここでしっかり動かないように固定します。

使うのはこれだけで、左の「洋おれ金具」は取り付け部場所によってサイズを選びます。

　　使用中のねじれ防止策　　トップへ

　このマジックハンドは、落ちた物などを摑み易い様に先端王が回転する様に造られています。この為に瓶を固定し、左右に塗る動作をすると回ってしまいます。仮にテーブで固定して見ましたが、接着力では効かない様で回ってしまいました。
　対応策として、先端部の樹脂部分と金属のパイプ部分をネジで固定する様にしました。木ネジの形状は、元部が太く先端が鋭利になっていますので、元が1.9mm、先端が0.9mmの２段穴としました。樹脂部分を太めのドリルで空けて、金属素材に当たったら先端用の細いものに交換して貫通させます。