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   錆びたママチャリのスタンドのバネ交換

  スタンドの応急修理と交換   画像クリックでジャンプします

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バネ掛けが折れスタンドの応急修理
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穴がちぎれたスタンドの応急修理
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スタンドの摩耗と交換作業イメージ
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新しいスタンドに置き換え
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錆びたバネ交換
でリフレッシュ

移 動: 自転車のスタンド  両脚スタンドの構造とバネの役目  故障した両足スタンド  工具   バネの引っ掛け  作業の注意点 スタンド修理:経過報告 スタンド交換時の注意点 スタンドの交換方法

リンク: ママチャリスタンドの穴切れ対策 ママチャリスタンドの交換と製品選び


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自転車のスタンド  トップへ     

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駐輪するときに必要不可欠のスタンド

 スタンド駐輪する時に必要不可欠です。もしスタンドが壊れて自立できない時を想像してみると、非常に不便なことになると想像できます。特にセンタースタンド付きの買物自転車は、重要な役目をしています。安定して自立させることが出来るので、重い荷物乗せや小さなお子さんを乗せたり買い物を乗せたりするには必要不可欠です。
 ママチャリ(買物自転車)で摩耗の激しい箇所の一つといわれるのが、スタンドです。自転車のスタンドは軽量の片足スタンド、スタンドをかけた時に自転車を水平に保てる両足スタンドがありますが、ちょっと変わった物では、BBの後のリアステーに固定するセンタースタンドがあります。こちらでは、リアサスの自転車に使われています。

  両脚スタンドの構造とバネの役目  トップへ     

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左の写真は両足スタンドを真後ろから見たものです。右はスタンドを固定するためのバネと正常な状態です。

 左上の写真は両足スタンドを後から見たものでバネが2本使われています。両足スタンドには、此の様に左右にバネが付いています。このバネは、後ろから見て右側はスタンドを跳ね上げるためのバネです。左側のバネは重いスタンドを跳ね上げる役目に加え、スタンドを立てた時に自転車が動いて不用意にスタンドが外れないようにロックレバーを固定する役目もあります。

  両脚スタンドの2本のバネの役目  
①跳ね上げるためのバネ
②スタンドをロックするためのバネ
となりますのでロックを兼ねたバネが効かなくなると、跳ね上げが弱くなりちょっとした事で止めた自転車が動く可能性があります。また跳ね上げ側にトラブルがあるとスタンドがブラブラになり常時下がり地面をズルズル引きずる事になり走行ができなくなります。
 この様にスタンドは意外に大切な役目をこなしています。おかしい?と思った時は早めの修理が必要と思われます。突然のトラブルになる前に、たまにスタンドのバネが付いている箇所を確認するのがオススメです。

錆びた両足スタンドバネ  トップへ     

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使室外保管の自転車のスタンドの赤錆 カバーがかかっていた方は余り錆が目立ちません

 上の画像は、両足スタンドを立てた時に引き上げる役目のバネが錆びてしまっています。雨が直接当たらない側は錆が目立ちません。
 ちなみに、この2本のバネは、両脚スタンドを刎ねあげる役目がある為に、バネの力がかなり強いタイプです。ということは、スタンド側のバネが引っ掛かる穴にかなりの力が常に掛かっていて、跳ね上げたり、スタンドを立てる時にここが削れてきます。長い期間自転車を使っている方はこのバネが掛かる箇所が削れたり折れたりしてきます。

使用する工具  トップへ     

ロッキングプライヤー
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普通のプライヤーは物を掴んだ時、握らないと固定出来ませんが、ロッッキングプライヤーは名の通り掴んだままその物を固定できます。挟んだままで固定ができるので作業の幅がとても広がります。

 故障箇所は、バネを引っかける為に加工時に出来た穴が空いています。掛ける箇所を無くしたロックレバー用のバネをここに伸ばして引っ掛けます。この時にペンチや普通のプライヤーですと握りながら引っ張る事は難しく、万が一バネが外れると飛んで来た部品で大ケガをする可能性があります。
 この様な時に挟み込んだ部品をガッチリロックしてくれる「ロッキングプライヤー」は、大きな力になってくれます。この工具は物を挟んで固定出来ますので、色々な場面で活躍してくれると思います。
※ペンチしかない方は、非常に危険ですので作業しないでください。

 錆びたバネを外す トップへ

 前述しましたように、スタンドのバネは重いスタンドを跳ね上げ、走行中にその姿勢を保つように相当強いものが使われています。その為手で引っ張ってもビクともしません。このように強いバネなので扱い方によっては怪我をする場合があります。
 工具の所で登場した挟んで固定ができる「ロックングプラーヤー」が安全に作業ができます。 ペンチやプライヤーでも出来そうですが、握る力を緩めるとバネが戻る力でスプリングが思わぬ所へ強く飛んで行って、ものを壊したり体に当たって怪我をする場合があります。

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スタンド左側と右側で左には、スタンド固定金具がついています。
PullRemoveLSpring
スプリング端4巻程度をロッキングプライヤーで掴み引っ張りながらピンから外します

 ステンレスバネに交換する トップへ

 スタンドに使われているバネは、重いスタンドを引き上げたり、ここで修理するスタンドの固定にも使われるようにかなり強いバネが使われています。このバネをロッキングプライヤーで挟んで、フックがあった穴に引っ掛ける為に引き延ばすには、相当力が必要です。体重80kgの体で引っ張ってやっと掛かったので、ご婦人の方は恐らく無理かも知れません。男の方にお願いしてみてください。
 正常な状態では、2段目の写真にあるように出っ張りに引っ掛かっていますが、こちらではバネの丸い鈎部分が穴に差し込んであります。使用する前にバネが穴にしっかりと差し込まれているかの確認が大切です。
 また、跳ね上げ用のバネと違ってロックを掛ける事もかねていますので、乗る前に異常が無いかを確認しましょう。

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取り外した錆びた鉄製スプリングとステンレススプリング

  ステンレスバネ装着後

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ステンレススプリング装着後の後ろから見た状態

 今回は、1速から内装3段+ローラーブレーキ装着にしました。新しいホイールを装着するとサビの箇所が目立つようになりました。バネを変えるだけでスッキリした感じがします。
 しかしこれで安心は出来ません。毎回使用時にスタンドの穴に引っ掛けられた強いスプリングがスタンドを使用する度に削られていきます。使用頻度が多い自転車の場合、そのうちにスタンド自体の交換になると思われます。

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バネ掛けが折れスタンドの応急修理
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錆びたバネ交換
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