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  ブラインド専用コードで修理

typeC
長期間の使用で部品が磨耗します。

 開閉の頻繁な所に設置されているコードタイプのブラインドは、開閉ロックが出来なくなる故障がほどんどです。原因は昇降コードが引っ張って使うことによって、柔軟性がなくなる等、ギアを食い込ませる機能が弱くなり、滑って固定できなくなってしまうことです。このような症状は新しいブラインドコードに交換することによって、ほどんどが回復します。専用コードはブラインドの取り扱いのあるホームセンターに専用品を入手しました。価格はH23.3月で1m当たり105円でした。ちなみに約170wX150h程度で9mを薦められました。しかし今回購入した物は、3倍の30mで殆ど同じ価格でしたので、幾つもブラインドを使用しているお宅ではこちらの方が良いかもしれません。
 今回の修理では、25㍉幅の羽のもので2㍉のものを使用しました。ブラインドの羽の幅(15mmや25mm)によって、コードの太さが異なります。太さを間違えると、コードが止まらなくなったり、ハネに通らなくなったりしますので現在使用している物のサイズをご確認ください。
 種類も右下の写真にありますように、組紐タイプと中にナイロンコードが入っている比較的平滑なものがあります。今回は長年使用しているブラインドの昇降コードを留めるギアの摩耗も出てきていましたので、コードの表面に凹凸があり固定が良さそうなTRUSCOのブラインドコード2㍉を使いました。

BlindCordReel B_cordStyle
今回使用した組紐の様なTRUSCOのブラインドコード2㍉(左)と、取り外した中芯ありのコード(右)。

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 ブラインドのコードは、開閉のためにかなり酷使されています。使われていたコードは、中に伸び止めの撚ってあるナイロンコードがあり、外被は袋編みで作られています。しかし右下の写真の様に、構造上ギア部分で食い込ませて止めてあるためこの箇所で外被が切れてしまいました。開閉時のコードの擦れで、樹脂製の歯車(ギア)が削れていました。
 この様な場合と、長年使っているコードは砂ボコリ等が侵入し硬く痩せてきますので、よりストッパーの喰い着きが悪くなっています。このような柔軟性が無くなったコードは洗剤で洗うことによって幾分柔軟性が回復しますが、交換時期に来ています。

typeC2 BlindCordSection
コード磨耗で開閉コードのストッパーが効きにくくなっています。結局は被覆が欠損していました。

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Blind_MendingTools
先細のラジペンがあると便利

 コードタイプのブラインドの修理に使う工具は、殆ど家庭にある物で大丈夫です。まず、ブラインドコードです。太さは主に2㍉と3㍉がありますので、分からない時には今使っているコードを物差しなどで計って確認をします。この修理では上述しましたが、25㍉の羽のブラインドで2㍉の物を使用しました。
 他に使う物は、ヘッドボックスの狭い場所に昇降コードを通すのに、細く先の曲がったラジオペンチかピンセット、先をUの字型に曲げたゼムクリップがあると便利です。あとはコードをカットするハサミが必要です。また、ここには写っていませんがボトムレールに付いているプラスチックのボトムカバーを外すのにマイナスドライバーが必要です。

   ブラインド昇降コード交換の手順      トップへ

Blind_BottomC Blind_BCoverRem
ブラインドのボトムレールにはボトムキャップがありますので、これをマイナスドライバーで取り外します。
BlindCordConect BlindCordConectOP
昇降コードを抜くためにコード止めを捻って外します。この中に左右の昇降コードが結ばれた状態で入っています。
Blind_EvC_Rem Blind_BottC_Insert
キャップを外し、古い昇降コードを抜きます。 引き抜いたコードと同じ長さの新しいコードを通します。
BrindBadExampleCodeThrough BrindCorrect cordThread
スラット(ハネ)にコードを通す時、にハネの方向を変えるための2本のコードの中央に昇降コードを通します。
BlindFinCordInsert BlindCordStructure
スラット(ハネ)にコードを通す時、重ねると速く終わります。
写真右ーヘッドボックスを上から見た絵で緑の枠には左側の昇降コードがボトムレールへ繋がります。
Blind_HeadB_Code Blind_GearSt
スラット(ハネ)から通したコードはヘッドボックスをとおります。 こちらから通したコードを通します。
blindC
  1. ブラインドの下のバーの部分に付いているコード止め(プラの留め具)を回して緩め昇降コードの上下を外します。
  2. コードの長さを窓枠から外す前に計っておくか、引き抜いたコードに合わせ余裕をもった長さにカットします。上のイラストのように、当然左右のコードの長さが違いますので気をつけてください。(左図参照)
  3. 紐がブラインド上部のフレームにどういう風に通っているか覚えるか、メモしておきます。
  4. たたんだ状態のブラインドを取り外し、床に置きます。
  5. コードの両端を透明テープ等できつく巻くか、火で炙って先を溶かして固め穴に通し易くします。通っていたコードと同じ長さにカットしたコードの片側を2重の結び目を造ります。一番下のバーの部分のヒモ穴の下側から通します。ボトムレールに付いていたプラスチック製のボトムカバーをラダー(羽向き変更)コードが溝に合うように嵌め込みます。
  6. 羽の中央の穴に下から順番に通していきます。この時、5〜7枚程度は穴を合わせればコードを素早く通すことが出来ます。抜いたときと同じ様に下から羽を通ってきたコードを、上部のフレームに通します。
  7. ヘッドボックスに出てきたコードがチルターするためのシャフトに絡まないようにギア&ストッパーの出口まで通します。通しにくい時はピンセットやゼムクリップの先をコードが引っ掛かるように加工したものを使うと比較的カンタンに通すことが出来ます。
  8. 穴の部分にはコードの方向を変える滑車の様なものがありますので、必ずここを通します。
  9. 歯車部分のガイドから針金の真ん中から2本の紐を通し、上下に分かれたコード止め2本通し内側で2重結びをしてコード止めをねじ込んで完成です。

  

BlindCord_BA
消耗品のコード

 今回は幅170x高さ132㍉と幅170x高さ86㍉2ヶ所のブラインドのコード交換しましたが、大きい方で約7mで、低い窓で約5.5mでしたので、大雑把ですが、約12.5m使用しましたので、この30m巻きで半分以上は余っていることになります。
 分かりにくいかもしれませんが、左の写真が使う前と2箇所のコード交換をし終わったコードの残量です。※窓によって長さが変わりますので、実際コードの通っている1枚あたり左右2本の箇所を計っておくと購入の目安になるかと思います。

※上部ヘッドボックス内のコードストッパー部分には真鍮製のギザギザのピニオンギアのようなものがあります。これが長期間の使用で削れてきている場合は、コードの止まりが悪くなります。この場合、こちらで使用した凹凸があるコード(TRUSCOブラインドコード)を使用すると、止まりが良くなります。このコードでも効果がない場合や部品が手に入らない場合は寿命と諦めて全体を交換します。急場凌ぎで良い場合はネジ込み式のL型のフックなどをコードのそばに取付け、巻き付けても止める事ができます。

【ブラインドの長さの調整】
 ここまでの作業を応用しますと、既成サイズを購入してブラインドの高さ調整ができます。高さが、かなり余っている場合でもジャストフィットできます。まずボトムキャップを外しボトムレールと羽根から昇降コードを外して、ちょうどいい長さまで羽を抜きます。ラダーコードはボトムカバに留めるために2枠くらい長くして切ります。左右のラダーコードはボトムレールに通します。
ちょうどいい長さが決定したら、昇降コードをボトムレールに通し2重結びをカットします。ボトムキャップを取付完成します。 また上級編にはなりますが、昇降コードの左右に余裕がある場合は、金ノコとボルトクリッパーでカットも可能です。また羽根はアルミ製なので万能ばさみでのカットも可能です。

       コード交換でもズルズル下がってしまう状況と対策はこちら      

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