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銀ロウ溶接で金属製品を修理/自転車のステンレス前カゴの修理

  銀ロウ溶接      トップへ

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 自転車用の前カゴが重いものを入れていたせいか、使っているうちに接合部分が2ヶ所も取れてしまっていました。重い物を入れるとグニャグニャとして強度が出ていないため安定しません。本体はステンレス製で耐久性があり丈夫なので、銀ロウ溶接をすることにしました。
 ロウ付けはハンダ付けの延長の様な物で、フラックス(ハンダ付けでいうペースト)を塗って、銀ロウを高温で溶かして溶接するものです。バーナーを使うので轟音がしますので少し抵抗がある方もいらっしゃるかも知れません。しかし銀ロウは種類にもよりますが、この強力タイプの強度はなかなかの物で、修理後は過酷な条件でも快適に使えています。

  ロウ付けの道具

 ロウ付けに必要な道具は、ガスバーナー(+カセットガス)、銀ロウ、銀ロウ用フラックス、ロッキングプライヤー、(耐火セラミックボード)軍手です。作業する場所は、溶けて落ちた銀ロウや、バーナーの炎が燃え移らない室外の環境で行います。
 ガスバーナーは安全・強火力の溶接メーカの製品の新富士バーナー パワートーチ RZ-820Sが良いかもしれません。但し専用のガスボンベが必要です。本格的なものまでいらない方は、料理などにも使えるセットガス用の物で大丈夫です。
 銀ロウに関しては、対象の金属や強度など色々な種類が販売されていますので、用途に合わせた物をご用意下さい。
 フラックスは銀ロウ用の物が必要です。ここではペースト状の物をしようしました。放っておくと固ってしまい、水で溶かさなければいけません。現在は液状のものが主流のようです。
 そして作業ですが銀ロウを高温で加熱するので、熱くて手で直に持つと大火傷をします。軍手等を用意して、銀ロウをしっかり固定できる軽めのロッキングプライヤーでくわえます。普通のプライヤーやペンチ等では銀ロウを落とし易く、作業に集中出来ません。ロッキングプライヤーを使用する事で安全で作業がとてもラクです。銀ロウから伝わってくる高温の熱からの影響も無く、無駄無く銀ロウを使い切れます。

  

  

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  ロウ付け溶接をする      トップへ

 今回はステンレスをロウ付けします。周りに燃え移らないかを確認してから始めます。(溶接場所はレンガなどで断熱します)バーナーをカセットガスに固定します。まず、溶接する部分にヤスリがけをします。銀ロウをロッキングプライヤーで挟んでおきます。次にロウ付けしたい箇所に銀ロウ用フラックスを塗ります。(ビン入りの物でカラカラに乾いている場合は、水を少量足して棒で砕き練ると回復します)ガスバーナーを着火して、フラックスが沸騰するまでロウ付け部分を加熱します。一旦フラックスが沸騰して固まり、再び液状になります。この時にロッキングプライヤーで挟んだ銀ロウをその箇所に当てて加熱します。銀ロウが溶け始め銀ロウが液状化して、フラックスの塗った部分に広がりロウ付けが出来ます。(強力タイプは少し太いので、多少溶けにくいです)ロウ付後にフラックスは錆び易いので、真鍮ブラシで擦りお湯の中で落とします。

  

 左の写真はロウ付け後の状態で銀ロウが灰色になってしまっています。右の写真はワイヤーブラシ(または鉄ヤスリ)をかけた後で、焼けた箇所は表面だけだとわかります。銀ロウの箇所は光を取り戻しています。溶接後は重い物を入れての走行で、強い振動を与えても亀裂は入らずにしっかりくっ付いています。
※ちなみにバーナーに使うカセットガスは、冬場は液体のガスが気化する時に冷えてガスの出が悪くなります。また、たっぷり入った物の方が火力が強く温度が高く銀ロウが奇麗に溶けます。

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作業方法:新富士バーナーサイト ロウ材シリーズより

  アルミにロウ付け溶接をする      トップへ

 アルミの溶接は、素材の融点が低いので母材を溶かしてしまって大失敗したと云う話を聞きます。ここで人気のアルミ専用のロウ付棒を見つけましたので、ご紹介致します。融点は380〜390℃となっていて、作業が非常にしやすいと評価が良いです。アマゾンのサイトでこの商品は、★4.5の評価となっています。ご興味のある方はご覧になってください。

   さらに繊細に作業したい時      トップへ

 上でご紹介した道具はバーナーの炎の直径が1㌢位あります。これでは繊細な宝飾品などのロウ付けは不可能です。本格的に精密なロウ付けを行い方は、下でご紹介いたします小型酸素溶接バーナーがあります。ノズル交換で炎が0.5㍉から0.9㍉と繊細な炎が使えます。

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