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  サイクリングレポート     トップへ

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養沢の登山道を登る

   七代の滝を目指して/養沢登山道を登る      トップへ

【武蔵五日市養沢/ダートヒルクライム】
日 時 :2001.8.12
使用バイク:LOUIS GANEAU XC-RACE
      PanaRacerFireMudPro
装備品 :ポンプ、ボトルx2、デジカメ
最高速度:最高32km/h(ダートで下り)
到達標高:約680m(出発地点約400m)
走行距離:養沢登山道分岐位置<>七代の滝より100m位手前 約7km
食 事 :お湯を沸かしてカップヌードル
水分補給:随時
気  温:26℃位

   いざ七代の滝へ      トップへ

 昨年は8月14日に自宅から武蔵五日市の養沢の日ノ出山に向かう登山道の入口まで行きましたが、今回は登山地図にある昨年の到達地点の位置確認と七代の滝を目指して計画をしていました。体力を貯える為、小型の自家用車で昨年の到達地点からのスタートをすることにしました。
 昨晩はついつい飲み過ぎてしまい、朝から体調は良くありません。8月中旬とはいえ、曇の日が続いていたため気温はかなり涼しく、ここ五日市の養沢の山頂には、ガスがかかっていました。十里木信号の辺りには規模の大きい落合キャンプ場があります。さらに山道を上った上養沢のこの辺りでも若者達や家族などがバーベキューを楽しんでいました。
 さて今回は上りのダートを想定していた為体力消耗の激しいザックはやめ、ヒップバックに必要な物をつめ車の中でレーシングスーツに着替えてトライすることにしました。 昨年は自走できた時はスリックタイヤを履いていました。ダート走行は滑ったり、割れた石でパンクしたりする事があるので、舗装路の切れたこの辺りで諦めました。今回は性能の良いPanaRacerのダート用のに履き替えての挑戦になります。

   ヒルクライムスタート!!      トップへ


 さて、準備が整ったので山頂へ向けて出発します。出発点を少し過ぎた辺りで、ほとんどの車が引き返して来るのを何台も見ました。かなりの難路と予想されたましたが、山道の傍に流れる養沢川にそってダートを上ります。やはり自転車での山道の上りは苦しいです。かなり心臓に負担を感じますが、この時心拍数を示してくれるパルスメーターの部品を忘れてしまったので、苦しくなる前に休憩をとることにしました。
 1リッターのウォーターボトルに詰めた水を少しづつ飲み、心拍が治まるまで少し休んでいると、大きな「アブ」みたいなのがよってくる。一見スズメバチに見えたのであせってこぎだす。しかし湿った登りのでフロントチェーンリングをローにしていた為リヤが空回りしフロントが少し浮きぎみに発進する。危険昆虫が襲ってくるために、休んでもいられません。悪いことに私のスーツは派手な黄色が使われているので虫がすぐに集まってしまいます。
 途中から勾配は段々きつくなってきました。こんな状態なので、すぐに心拍は上がってきます。やっと虫から逃げられたのを確認すると少し止まって水分を採る。普段あまりかかない額から汗が汗がボトボトと落ちてくる。今までは感じなかったが私のヘルメットは余り通気性が良くないようです。少しするとかなり遠くから車のエンジン音。大形四輪駆動車と家族が乗った中形自家用車が下から上がってくる。ひと休みして上って行くと、家族連れの自家用車は途中で諦めたようだ。この道は出発点のダートから舗装路が点在と言うより舗装路にダートが点在しているのに気が付きました。
 しかし暫くするとかなりきつい登りになり、心臓の為にも降りて押さざるを得なくなってきました。その位置が終点の数百メートル下であったことが上ってみるとわかりました。

   終点到達しかし・・・      トップへ


 登りに近付くとガスに包まれた景色を見ながら上ると見なれた大形四輪駆動車が・・・さっき追いこして行った車だ。ここが終点だ後はもう草が茂り登山地図には載っていないかなり細い道だった為撮影をして少し休むことにした。ドライバーの中年男性にこの先滝までどのくらいあるのかを聞くと、その方も初めてで登れる所まで来たそうだ。
どうせだから、バイクは無理でも歩いていこうかと思ったが、またスズメバチくらいの大型のアブ?が近くに飛んできた。これはまずいので撮影を終えたら退散と思っていたら右ひざの外側にいきなり痛みを感じた!見てみるとその虫がたかっているではないか!足を揺すぶり振り落とすとそこから血が流れ出した。ヘルメットもかぶらず、「それでは」と声をかけ「気を付けて行って下さい」との返事を振り切るように退散した。

   ダートの下りは快適?恐ろし      トップへ

 アブの攻撃から逃げるように発進した先は、ダートの下り。気を取り直して安全な場所で止まり、ヘルメットをかぶることに。はじめは舗装路のようなスタイルで、下って行きました。しかしブレーキングしたら、いくらか前過重だったようで、角ばった石を蹴散らしリヤブレーキがロックしてしまいます。そしてホイールが水たまり通過で濡れているので、ブレーキをかける度ブレーキは山あいに響く凄まじい音を発します。路面の凹凸と増したスピードで、外し忘れたアルミ製のセンタースタンドがバタバタと暴れます。
 林道を走るのは久しぶりで、以前は、トレイルバイクで丹沢とかツーリングしたのをふと思い出しました。今度は肘をはって腰を目一杯後ろに引いて、重心を変えて下っていく事にしました。ここで下りの転倒ではダメージが大きいのでぎりぎりのスピードで下って行きます。フロントに装着してある、エアーサスのSID−Raceは急な下りでも素人の私に少しも不安を抱かせなかった素晴らしい製品です伊達に高価なだけではありませんでした。尖った岩を避け加速をして行く下りではかなりの緊張を伴います。ここで転倒したら骨折は間違いない、ということが脳裏をかすめます。上りで通り過ぎたいくつかのキャンパー達や景色をを横目で見ながら安全にダウンヒルを終えました。

 反省点として山の中で黄色で半袖の肌を露出したウエアーは虫の襲撃に遭うこと。 さらに荒い呼吸や体温が上昇などで虫には絶好の標的となる事を肝に命じました。
転倒を想定して関節部分にはパッド必須です。余計なスタンド等のパーツは取り外しておきます。

   清流デイキャンプ事情      トップへ

 汗でびしょびしょになったサイクルウェアーを脱ぎ、着替えて昼食にすることにします。時計を見るとちょうど12時半でした。小型自家用車を駐車した所は、デイキャンプしやすい箇所が何ケ所かあるがそこはもう満員。どこにしようかと考えていたら幸い一家族が帰りの準備をしていたので、そこで昼食をすることにしました。
【自然の中でのゴミ捨てはやめましょう】
 ここでバーベキューをしていた人達は清掃もせずに段ボール箱まで置いていこうとしたので注意して持って帰らせた。すこししてまわりを見回すと、吸い殻、食材が入っていたと思われるビニール袋が散乱しておまけに虫取りアミまで清流に置きっぱなし!こういう人達は人が見ていないから綺麗するつもりはないのだろうか。『マナーが全く無い人達は清流に来るな!』と叫びたい。
ディレクターチェアーを持って行ってとコッヘル、小型のPrimusチタンバーナーとIwatani PG-110でお湯を沸かしカレーカップヌードルを食べた。こういう粗食は不思議だが、これはこういう所で食べると結構いけます。食事を終え、ゴミは待ち帰りここをあとしにした。いつ来ても自然のままの姿でいてほしいと念願します。


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