雨の日あると快適な自転車グッズ 　 自転車屋さんのポンチョ

　自転車は、通勤、お買物、お子さんの送迎などに無くてはならない交通手段です。若いご家族では、お子さんの保育園や幼稚園などの送迎に、学校に進学したお子様をお持ちの世代より上の年齢ではお買い物に大活躍です。
　道交法が改正され、「ポンチョタイプ」の便利なレインギアをでご紹介いたしました。こちらは霧雨〜普通の雨で利用出来る快適なレインギアです。上半身は前カゴの荷物を含め殆ど濡れませんが、弱点は強い雨の時のヒザからしたでした。といっても最近は長靴を履く方が減っていて、出先では歩きにくいので敬遠する方がおおいようです。
　ここでご紹介しますのは、折りたたみができるオーバーシューズの役目をする持ち運びに便利な「カッパの足」です。
　これは、あくまでも自転車移動の時に靴を守るのもであって、歩行する時には、正直ガサガザして余り心地は良くありません。あくまでも自転車移動が終わったら外していただいて、雨の心配のない場所では、 歩き易い一般の靴を使用していただくのが本来の趣旨です。例えばお出かけが電車で、駅まで自転車という方にはお好みの靴でお出かけが出来ます。また空模様が怪しい時もいざという時に靴を守るのに役に立ちます。特に本革靴の場合、しっかり濡れてしまった場合、乾かすのに手間が掛かりますし、靴のダメージを最小限に防ぐことができます。

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　ここにあるのは、PRO STAFFの「カッパの足」です。最近女性でもＯＫのMサイズが追加されました。これでフリーサイズ(XL)との２種になりました。
　フリーサイズとはいえ女性の方にはブカブカでしたので、Mサイズの発売は行動範囲の制約を少なくしてくれると思います。
　【雨具にとって必要な条件】
　雨が漏れないこと素材が柔らかいこと、冬場の仕様でも割れないことです。素材はPVCで、プラスチックの仲間です。長所としては、強度、電気絶縁性、難燃性、耐候性、耐薬品性があります。耐熱温度は60～80℃とされています。耐寒性は一般の冬の気温では問題が無いようです。
　雨の日の自転車通勤で仕事で長靴が履けない場合や、お出かけの時などはお好みの靴（ハイヒールは×）の上から履けます。使い終わったら折りたたんで、袋に入れれば携帯に便利です。

　【履き易さの配慮】
　この製品は靴を履いたまま装着しますので、履く時に摩擦のある靴のゴム底でも履きやすいように、開口部のファスナーは一番下まで（全開）下がるようになっています。この構造のため、水たまりでは浸水する場合があります。
　【雨水侵入の配慮】
　自転車で雨の中を走る時、当然前方から雨が当たります。この製品のファスナー部分にはフラップが付いていてファスナー部分を前から来る雨の侵入を出来るだけ防いでくれます。

　【歩き易さの配慮】
　靴を履いた上に履くカバーで、一般的のスパッツには靴底は付いていませんがこちらには、PVCの滑り止めパターンのある靴底が付いています。また、雪道でも滑りにくいパターンのようです。

　【脱げにくさの配慮】
　衣服の上に滑りの良い物を履くと止まっていないと脱げてしまいます。ここでは製品の上部にゴム紐が縫い付けてあります。ここでふくらはぎの上で止まるようになっています。また開口部の留めはスナップを使用して押し付けると止まるようになります。またMサイズには足の細い女性の方でも安心な「ずり落ち防止のゴムひも」が付属しています。

　【携帯性の配慮】
本体の素材が柔らかいため、靴底は半分に曲げられ小さくたたむことが出来ます。パッケージが収納袋になるようにプラスチックのスナップがつているので、持ち運びの時の収納に便利です。
　底部分は厚くなっていますが、携帯性、履き心地を良くするために薄い素材で作られています。買い物自転車などのペダルは問題ないと思いますが、自転車のペダルにピンが付いているものや、金属製でギザギザになっているものには耐久性が下がる可能性があります。

　【安全への配慮】
　夜間の歩行や、自転車での走行でも安心な反射シートがかかと部分に付いていますので、夜間の走行や歩行でも安心です。

XLサイズとMサイズのソールの比較。内側のファスナーには、雨蓋がついています。

夜間の走行では前からのライトに胸元のロゴが反射してくれます。後ろには後続車のライトを反射する、横長の反射テープが付けられています。

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