2016プリウスを2012と比べてみる
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ZVX30型(2012)のプリウスは、とにかく燃費を上げることと居住空間の拡大を、限られた価格帯の中で当時の最高の技術を使い作られました。1997年から発売された初代PRIUSですが、発売前に取得した殆どの(ハイブリッド技術の)特許が20年間までなので2015年で切れてしまいました。メルセデス・ベンツなどの欧州の自動車業界各社からハイブリッドシステムを利用した自動車が参入してきました。この背景には一般のエンジンで環境基準を満たすためには、莫大な費用がかります。VW社では、計測時の値をコンピュータで操作する不正をしていたことが発覚しました。
難しい排ガス規制に適応するエンジン開発に頼るより、特許切れをしたハイブリッド車の開発に矛先を向けてきました。今までのようにトヨタ一人勝ちであった『ハイブリッドシステム車』は特別なものではなくなってきました。
ZVW30プリウスの弱点であった乗り心地・操舵・クラッシュ時の安全性などは満いくものではありませんでした。その中で生き残っていくためにも、このままではヨーロッパなどの各社から、勝ち残って行くのには不十分な性能となってしまいました。ここで世界の様々な人気車種に負けない、乗り心地・操縦性・安全性を確立するためにZVW50の開発が始まりました。
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2012後期型から2016年ZVW50型へ
ここに写っているのは2015年のモーターショーで発表されました新型プリウスのAグレードです。上の写真にありますように、全く新しいデザインになりました。トヨタが新しく開発したプラットフォームのTNGA(トヨタ・ニューグローバル・アーキテクチャー)で重心を低く抑えた成果です。フロント部分はボンネット部分はかなり低くなりました。今まで補機バッテリーはリアにありましたが、なんと低くなったボンネットに納まっています。
このプリウスのデザインは、今まで目にしなかったもので、好き嫌いがハッキリと分かれるようです。一般に慣れ親しんだデザインをきっぱりと捨て、CD値を優先さたデザインを取り入れています。全面投影面積を小さくするために全面の両側を三角状に切り落としたり、ノーズの位置を低く抑えたりしています。
フロント部分のフェンダー(タイヤハウス前部)のラインは、NISSAN GT-Rのフロント部分に良く似た構造になっています。 個人的にはフロントグリル下部のリップデザインが嫌いでTOYOTAオリジナル・パーツを取付け水平にまとめました。
(※写真のフロントエアロパーツは純正オプション品です)
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