浴室に取り外し可能な物干 雨天時に浴室で物干
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必要な材料と工具
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家の中で湿気の排出できる最適な場所
雨天寺は湿気に強い浴室が乾燥に打って付け
雨の日の洗濯は外干ができず、室内干しをすると部屋の湿度が高くなって嫌な物です。特に和室などでは、ふすまの紙が弛んで波を打ったりします。カビの発生の原因になる事も考えられます。洋室でも、壁紙にとってあまり良くない環境と考えられます。居住空間で悪影響を与えにくい室内干し出来る場所は、湿気に強く換気扇の付いている浴室となります。ここでは、モルタル壁の浴室に物干を可能とする加工をご案内いたします。 ここで雨天時に洗濯物の湿気を効率よく飛ばすには、「サーキュレーター」を使用して、下から上へ空気を送り首振りをすると効率は上がります。完全に乾なくても、乾燥機の使用時間が減るので省エネに役に立ちます。 しかし物干設置でネックになるのは、モルタル壁やタイルの穴明けです。ここではモルタル壁に取付ける方法をご案内致します。
必要な材料と工具 トップへ
浴室に取り付ける取り外し可能な物干を作るには、次のものが必要です。
- 物干用ステンレスパイプ(写真は24mm)
※取り付ける壁から壁までの長さに応じたもので幅が広い場合は32mmを利用
- 受け金具(Uの字型が取り外し可能)
※パイプに合わせたもの
- パイプカッター(※ホームセンターで加工サービスがある場合は不要です。)
- 磁器タイルドリルビット
- ドリル (場合によってはレンタル)
- カールプラグ(壁面の穴に打ち込み、ネジ閉めを可能にします)
- プラスドライバー
ステンレスパイプをカットする トップへ
【パイプカッター 】
パイプの長さ調整をする場合、カンタン・キレイに切る工具は、このパイプカッターです。
家庭では余り出番が無い工具ですが、自作で作るタオル掛けや浴室を簡易洗濯乾燥室にするポール等に使用することができます。この工具のメリットは、切り口外周にはバリが出ないことで、切り口が非常に綺麗です。(写真上4㍉〜32㍉、下6㍉〜50㍉用)
取り付ける壁から壁までの長さを測ります。必要な長さのステンレスパイプを購入します。使用したパイプは24mmです。耐荷重がパイプに表示されていますので、濡れた洗濯物は重いので、余裕を持った規格の物を選びます。 計ったサイズにパイプを『パイプカッター』でカットします。以前は鉄ノコでカットしていましたが、切り口が汚く、ヤスリがけが必要で、面倒でした。しかし、この道具は力も要らず、切り粉も出ませんので、作業が非常に快適です。 この場合は32mmまでのパイプカッターで間に合います。必要な長さに印を付けて、パイプカッターをパイプにくわえ下の黒い部分を回して刃をパイプに当てます。黒い部分を締めながら回し、これを繰り返すと奇麗にカットできます。バリが出ているパイプの内側は、カッター付属のバリ取りを使います。
指定位置にパイプカッターのノブを回しくわえて、カッターを回して切ります。
壁面に受け金具の取り付け トップへ
【水準器 】
目測では水平や垂直を決めるのは難しく、何度も決まらずに修正することがあります。こんな面倒な作業を目視で水平や垂直がわかるのがこの水準器です。
用途としては、浴室物干しの設置、タオルハンガーの設置、棚の取り付けなどです。
モルタルの壁は、いわゆるコンクリートの一種ですので、使用するドリルはコンクリート用か磁器タイル用があるとスムースに作業ができます。
- 取り付ける場所にD型ソケット(受け金具)を当てて、マジック等で穴に合わせて印をつけます。
- 上部に空気が流れる様に余裕を持って位置を決め、片側にドリルで穴を開けます。
- カールプラグをソフトハンマー等で打ち込みます。
- 受け金具にビスを通してプラグにネジ込みます。
- 片側の受け金具が付いたら、パイプを受け金具に入れて反対側の受け金具の位置を決めます。
- 水平器を使ってパイプの位置を決めて、受け金具を当ててパイプを取り外して金具の穴から印を付けます。
- 印の跡にドリルで穴を開けます。
- 同じ様にカールプラグを打ち込みます。
- 受け金具の穴にステンレスタッピングビスをネジ込みます。
- 両方の受け金具に上からステンレスパイプをはめ込みます。
- 外れ防止のスライドプレートを入れて固定します。
- 物干をしない時は、ステンレスパイプを取り外すと圧迫感が減ります。
ステンレス棒固定でリーズナブル トップへ
このD型ソケットは固定用のフタを引き抜けばカンタンにパイプが取り外せます。丸形のパイプ受けもありますが、パイプが固定され取り外しで来ません。目障りでない方はこちらの方がリーズナブルです。
サーキュレーター利用で乾きを早く トップへ
四季を通じて役立つ家電
雨天時に浴室ポールに、洗濯物を掛けます。より効率よく湿気を飛ばすには、濡れた洗濯物に風を送る事が大切です。 扇風機でもよいのですが、上への首振りの角度が少ないです。また、加瀬の直進性が比較にならないほど強力です。この様に上を向けながらファンを左右に首振りできる、サーキュレーターがあるとより効率が良くなります。 ポールに掛けた洗濯物の下に置いて、風向きを上に向けると、洗濯物が膨らんで湿気が効率よく逃げて行きます。強目の風にして洗濯物の湿気を追い出します。浴室の換気扇の排出能力はキッチンに比べて穏やかなので、排出された湿気の排出はゆるやか出て行きます。 この簡易乾燥室を利用するのは湿度が高い雨天時なので、時間がかかります。乾燥機を利用するとスピーディーに終了します。
※左の画像からサーキュレーターのページにジャンプします。
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