日 時:H23.4.29出発/AM9:30〜PM3:20納竿
天 候:晴れ14℃〜
装 備:シマノ 渓峰6.1X中硬,渓流UltaGame6.5m
仕掛け:水中糸0.35,0.25 錘4号〜、鈎OM4号
餌 :イクラ
釣 果:5尾
春の最終放流日
今月の4月29日の当日で今年の奥多摩漁協の放流日は最終回を迎える。これより先は残っている物や、生き延びた魚を対象として釣りを楽しむ事になる。
前夜、Mさんから電話があり「明日、行きますか?」といわれ、晩酌をしていたせいか、明後日と勘違いしていた。遅く迄起きていたので明日の早朝出発は諦め、ゆっくり出発する事になった。(中途半端に出掛けても入るスペースが厳しいので)
結局目的地は川井へ
本来は昼出発の予定だったが、早めに出ましょうと云う事で連絡を入れると9時半に決定した。今回はいつも一緒のI&YYさんが仕事だったのでMさんとのデュオ釣行だ。途中昼食を購入してから車中で釣り場を決める。最初は寒山寺に向うが、大型連休の最初の祝日と昼近くの時間で観光客などの車で一杯。通り道の御岳も満車。仕方なく前回釣果が無かった川井へ向う。駐車場所近くになると、既に早朝から始まった放流で増水が始まる頃に諦めたのだろうか車は1台しか無かった。
後に軽自動車が入って来たようだけれどそれは近くで建築工事が行なわれていた関係の車両だったようだ。・・・・ってことは?と期待しながら支度を終え川まで山道を下ると釣り師がだんだん見えて来た。1人!・・・2人・・・3人だった。おまけに観光放水を行なったらしく、やたらに水が増えている。正面はこんな感じだったので私は大岩の方へ向う。誰も居ないか・・・・と思ったら岩影に年配の釣り師がいた。挨拶をして下流に入る。Mさんは下流に入った。水面がかなり上がって川幅が1.5倍くらいになっている。恐らく釣っていた人は増水が始まって帰ってしまったと考えられる。水量が多く押しが非常に強いので、魚もなかなか餌を喰ってくれない。重めの錘りを付けてゆっくり流すと、やっと目印に変化が出た。タイミングを合わせ竿を煽るると心地よい振動が伝わる。水面に浮いて来た魚は静かな押しの強い流れの水面を滑るように手前に寄ってくる。背中からタモを伸ばし救い上げる。「やっぱりニジマスか・・・」まずは1尾でた。昨年の放流日ではここで20尾位釣った事があるので、恐らくこの時間では殆ど釣られてしまっているのではないかと脳裏を掠める。
やっと出たヤマメは放流物
かなり魚影波は薄くなっているのは確かな話し。アタリが少ないのであれこれ工夫して様々に仕掛けを替えてみる。少しして掛かったのは20cm位のいかにも放流したての尾ビレが磨り減ったヤマメだった。パーマークはクッキリ色も綺麗なのに残念っだった。
ぽつぽつ5尾
ふと上流に目をやると観光放水で川幅はやたらに広くなっている。これじゃ徒渉をする気も起こらない。上流側に居た釣り師は足場を移動して、あちこち投げているが竿の曲がりを見ていない(後にMさんに聞くと1尾釣ったらしい)。かなり経過してからやっと出たのはニジマスだった。少し前にこの水量でどう渡って来たのか上流から対岸に釣り師がきた釣り師は、私の釣れたポイントに仕掛けを入れてくる。仕掛けが絡まりそうになる。みんな魚釣りに来ているので釣りたい気持ちはわかるが、困った物だ・・・・。 水には少し濁りが入っているのだが、水量が多く木々から落ちてくる花のガクや毛虫状の房の様な物が流れてくるので、平水の時より魚も餌を発見しにくいかも知れない。最初のヤマメを釣ってから丁度1時間で2尾目の小さめの放流ヤマメが掛かった。後にニジマスが1尾出て、反応が止まった。天気予報通り、ここに来る迄いわゆるピーカンだったが、雲の流れが早く刻々と空が雨雲を運んでパラパラ雨が振って来た。さすがに反応が無いようで上流の釣り師は帰ってしまった。下流に行ってMさんと話すとヤマメとニジマスが各1尾とのこと。暫く釣ってみたが反応が全く無いので納竿した。
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