10奥多摩渓流釣り/川井周辺
年代別: 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
10釣果とサイズ:ヤマメ25cm、ニジマス23cmまで   10年月別: 3/12 4/18 5/4 5/15 9/26 10/23


fish2010.10.3 Mさんがなんと47cm岩魚!  トップへ



川原にはススキが目立つ季節になった

30cmのタモに折れ曲がって入るビッグサイズ!

Mさんが釣った47cmの岩魚

繁殖を祈ってMさんがリリース

前半はニジマス2尾リリースで、下流で1尾はYYさんに。

下流に向うが増水時間が近付く

【SHIMANO 渓流UltraGame ZX 6.5m】

シマノ 渓流ウルトラゲーム65UL
全長;6.5m  継数:12本 自重117g
仕舞寸法:64cm 先径/元径 0.6/21.3mm

日 時:H22.10.3出発/AM5:10〜AM10:10
天 候:晴れ15℃〜
装 備:渓流UltraGame6.5m
仕掛け:水中糸0.2、0.3 錘2号〜、鈎OM4号
 餌 :イクラ
釣 果:ニジマス3尾

久々の複数釣行

 午前中長男と自転車で野川公園まで行った時に自転車バックに携帯を入れっぱなしにしておいて、Mさんから来ていたメールに気が付いたのが午後8時過ぎ。久々の釣りのお誘いがあったので喜んでお受けする。出発は午前5時。早起きが辛くなってきたので、嬉しい出発時間だ。久々の皆さんとの釣りで午前2時半に目が覚めてしまい、うとうとしていたらやっと起床予定の時間がきたので準備をする。

今回は4名釣行

 時間が来てやって来た車はYYさんのキューブだった。荷物を積んで、ご挨拶するとM&IさんとYYさんだった。今年は色々あった年だったので、このメンバーは久しぶりで嬉しかった。出発して「何処にいきます?」と聞くとIさんが「川井だな」ということで朝食を買い込んで現地に向う。

河原で朝食

 かなり明るくなっていたので、YYさんが川原で食べようということで支度をして川原へ向う。川原が見えると、上に止まっていた軽自動車の運転手は早く来たのだろうか、姿は見えなかった。今回はIさんが奮発して頂いて酒盛り?を朝食を兼ねてやって釣りを始めた。飲酒しないYYさんが、朝食を終えると川へ向う。私たちはのんびりと始めることにする。皆さんが正面の流れを攻めていたので私は流れ込みに向ったが、全く反応がなかった。仕方がないので大岩に登ることにした。こちらからは放流以外釣れたことはないのだが、上から水中の様子がわかるので見たかったが、向こうからも気配を感じられやすいのでやはり反応はちびハヤしかなかった。

やっと釣れたのはやはりニジマス

 徐々に皆さんが釣り上がって来た。気が付くとIさんは淵の流れ込み遥か上流にいた。私も反応がないのでMさんが釣っていた上流へ向う。皆さんは対岸にいたので、私はこちらから攻めることにする。いつもの場所で久々に目印が引ったくるように動いた。なかなか良い引きだがやはりニジマスだった。その内上流の次の瀬の上の淵のポイントへ向うが全く反応がなかった。仕方がないと、皆さんが降り口へ戻って行ったので私も諦め下ることにした。先ほど釣れたポイントの上流に流した所目印が急に止まったので合わせると大ジャンプ!下流でMさんが見ていた。その内肴を修理した友バックに入れると、下流で釣っていたMさんも釣れたようだ!

Mさんが大格闘!

 そこは先ほどMさんがニジマスを釣っていた場所。硬い竿がやけに曲がっているのが見えた。・・・・急流の割には凄い曲がり方・・・上流に来たかと思ったら今度は下流に向って行くではないか!・・・・こりゃデカイぞ!としばらく見ていると、いつもはタモを使うMさんが、岸へずり上げたのが見えた。その下流で釣っていたYYさんの方へ持って行ったので私も大岩を超えて皆が行った降り口方向へ向う。 皆に様子を聞くと尋常じゃない大きさのようで、友バックのLに折れ曲がって入っているといっていた。私やYYさんの釣った大ヤマメも曲がって入っていたので、その位かと思っていたら、見せてもらったらなんと巨大という言葉が相応しいサイズだった。

なんと47cmのイワナ!!

 折角だから持っている写真を撮りましょうと友バックからそのイワナが出て来た。一見50cm近くあるなぁ〜と思った。Mさんに持ってもらって写真を撮ったあとメジャーで計ってみるとなんと!47cmもあった。私が3年前(2007.6)ここで釣ってリリースした37cmのイワナと色合い斑点の感じがよく似ていた。もしかしたらそれが釣られずに育ったのかな?とか勝手な解釈をしてしまった。Mさんに折角だからはく製にしたら?と聞いたらそこまでは・・・と云う感じだった。

 Iさんが「4万円はするなぁ〜」と云った。私のでさえ3万数千円したので、さすがにそんなに高額だと私でさえ考えてしまう。と云うことで記念写真(掲載のもの)を撮って記念としてメールでお送りすることにした。結局イワナの繁殖を願って、Mさんは写真の通りリリースをしてあげた。

やっと出たニジマス

 この日はヤマメ・イワナ禁漁の先週と違って釣り人が少なく、上流に向った時にかなり上に1人見えたが、いつの間にか消えていた。もうMさんが釣ったからいいでしょうというかんじだったので、残りのビールを3人で祝杯をしていたが、YYさんは正面の淵で話したイワナにチャレンジしていた。鯉が沢山いたのだが「イワナじゃない?」と皆に声を掛けていた。今度は下流へ向うことにしたが、放水近くの時間になっていた。すぐ下の淵は股下まで水深があり、どうにか渡れたが増水したらもう無理だ。結局次の淵に行っても反能無しだったので、その下の瀬にIさんと向った。反応がないのでIさんは下流に移動した後に初めてIさんの釣った場所でニジマスだが釣り上げることができた。後から来たMさんは下流のしたの瀬でニジマスを1尾上げたようだ。その内水が増えて来た感じがしたので、時計を見ると10時をかなり過ぎていた。まだ放水は行なわれていた。降り口へ戻ろうとするが20cm程増えていたので上の瀬は無理と判断してYY&Iさんが渡った下の瀬を渡ることにした。
今回は、Mさんにとっても立派なイワナを見せて頂き、またほどほど釣果があったのと、天気が予報に反して汗をかく位いい天気だったので、いい思い出ができた釣行だった。


2010.9.26 4ヶ月振りの釣行は9月最終日曜  トップへ


久々の川原だったがシュカイドウの可愛い花が心を和ませる

ヤマメ禁漁直前の日曜日下流は人が少なかった

所々で釣ってこの日の釣果は6尾だった
【SHIMANO 渓流UltraGame ZX 6.5m】

シマノ 渓流ウルトラゲーム65UL
全長;6.5m  継数:12本 自重117g
仕舞寸法:64cm 先径/元径 0.6/21.3mm

日 時:H22.9.26出発/AM4:55〜AM9:30
天 候:晴れ9℃〜
装 備:渓流UltraGame6.5m
仕掛け:水中糸0.2、0.3 錘2号〜、鈎OM4号
 餌 :イクラ
釣 果:ニジマス6尾

久々の釣りで準備不足

 このところ自転車ばかりで、家庭の事情で釣りは暫くお休みしていた。それもひと段落付いたので、ヤマメ釣り禁漁前の最後の日曜日にヤマメの最後のチャンスと云うことで出かけることにした。この日は起きられたらと云うことで目覚まし無し。目が覚めたのは午前4時過ぎ。体が少ししてから準備に入る。以前なら前日準備をしたりしていたのだが、ドタバタしていたら、車に乗って家を少し離れたあたりで時報が5時を告げた。この頃は日の出が5時半なのであたりは薄明るくなっていた。五日市街道を通りいつものコースで川井へ向う。途中御岳の駐車場を覗いてみたらカヌーばかりの車が目立った。

川井の状況

 車がいつもの駐車スペースの近くになったら、既に車が1台止まっていた。時計は丁度午前6時を指していた。きっと日の出の30分前には薄明るくなるのできっと1時間位前に入渓したのだろうと創造する。もう各ポイントは場荒れしているだろうと考えながら山道を下る。川が見える辺りで、今までにない光景が!きっと大水が出なかったのだろう、川原には背丈を超えるくらいの草が覆い茂っている。人の気配がしなかったので、竿に仕掛けを付けて慎重に釣り始める。いつもは正面から行くのだが、水位がかなり低かったので深みから始める。3投目で目印が動いたので1タイミングをずらして合わせると、心地よい振動が竿に伝わる。暫く暴れてから上がってきたのは28cmのニジマスだった。掛かった時に下流で1尾がライズ下のだが、場荒れしてしまったので、アタリは消えた。暫くして下流に竿が見えたので上流に向う。

9月最終日曜日は上流は混雑

 遠くに人が見えたので大岩の方から竿を出すが、アタリ無し。上流は混雑しているようなので、流れ込みに移動する。ここで急な流れの中から1尾出た。まだ居るだろうと、少し下流を狙うと銀色に光る22cmくらいの小型のニジマスがでた。ふと上流に目をやると上に居た人がだんだん釣り下がっていたので、こちらも下流へ移動することにした。

下流に移動

 先ほど下流から一人上がってきたので、上流よりは「まし」だろうと下流へ移動する。友バックには3尾が入っているのだが、やけに暴れるなぁ?と友バックを開けて見てみると先ほど沢山入れた水が極端に少なくなっている・・・?袋の下から石持ちの尿の要にチビチビ出ている。・・・・袋を変えて間もないのにもう漏れている。無造作に畳み込んでいたのがいけなかったようだ。手元にあったビニール袋を中に入れる。アタリがないので、結局大淵に行く。幸い誰も居なかったので粘ってみることに。きっともう人が入っているのでダメだろうとは思ったが、流し終わりのアタリでやけに餌を取られる。これはチビと判断して上流を攻めるとなんと目印が止まった。合わせると中々大暴れ!28cm位のニジマスだった。恐らく前日Mさんから聞いたI&Kさんがやたら釣れたというお話は、餌代をけちったセンターが逃がした?とも思えた。結局ここで3尾出た。合計写真にあるように、ニジマスばかり6尾。友バックを補修した時に酸素不足かで元気なのは1尾のみ。これだけ逃がしてあげた。残りは妻の知合いのお土産にし、帰途に着いた。


2010.5.15 久々の土曜釣行  トップへ



最初に釣れたニジマスだが、最後の1尾だった。

結局下流へ移動する。天気が良く緑が綺麗だ

結局OFC上流まで移動した。水面に写る新緑が素晴らしい

【SHIMANO UltraGame ZD 7.5m】
シマノ ウルトラゲーム7.5m
全長;7.5m  継数:11本 自重145g
仕舞寸法:82.5cm 先径/元径 1.1/21.3mm


【SHIMANO 渓峰SXZA6.1m】
シマノ 渓峰SXZA6.1m
全長;6.5m  継数:12本 自重117g
仕舞寸法:64cm 先径/元径 1/21.3mm

日 時:H22.5.15出発/AM4:45〜AM10:20
天 候:晴れ9℃〜
装 備:UL75、渓峰SXZA6.1m
仕掛け:水中糸0.2、錘2号〜、鈎OM4号
 餌 :イクラ
釣 果:ニジマス1尾

新緑浴びが楽しみ

この日は家の都合で日曜は出かけられなくなったので、代わりに土曜日に出かける事にした。最近は早起きがしんどくなって来たので、仕事に差し障りの無いように目覚ましを掛けずに就寝。結局日之出前には起きられたのだが、出かける頃には薄明るくなってしまった。途中、先週の役場下とも考えたが、結局人工的な景色なので、止めにした。寒山寺手前の緩やかな下りに入る箇所の山からの水の滲み出しは止まったようで、道路は乾いていた。からの道中御岳の駐車場も車が3台しか止まっていなかったのだが、前回の釣果からここは無理と判断した。釣れなくても景色がいい川井に向かう事にした。止め場近くになると全く車がない。これは貸しきりでのんびりできるなぁと車を止め支度をして河原へ向かう。今までの大雨の爪痕も一段落したのか水面はかなり下がって少し驚いてしまった。水の透明度はかなり高いので長い竿に仕掛けをつける。暫く流しても反応が無いので、少し上まで行ってから久々の下流へ行く事にする。急流の少しわきの緩い所でやっと反応があった。掛かったのは中サイズのニジマスだった。
前回釣れた場所に移動しようとふと上流を見ると、いつの間にか釣り人が一人堰堤方向から下ってきていた。これを切っ掛けに久々の下流へ向かう事にした。

チビの反応のみの下流

降り口の左の淵は大水の時に抉られたようで瀬の辺で渡る事にする。以前は深くて良い場所だったのだが、大量の砂利が押し流されたため、緩やかな場所に残って浅くなってしまった。またその下の淵の入口や流れ出しも、のっぺりしてかなり変わってしまった。期待していたOFC上流の淵は強い流れで砂利が抉れられた様で、かなり深さも奥行き増して7.5mでも届かなくなっていた。また、その下の瀬の少し下の大石の周りは砂利で塞がれて渡れるものの一番下の写真のOFCのすぐ上には相変わらず行く事は出来なかった。下流はチビのお相手で終わってしまったので、上流へ戻る。今度はグリップ部分を修理した、初のシマノの渓流竿に取り替えた。今まで使っている零調子から見ると振こみは棒の様で、暫くすると腕がくたびれてきた。大淵を岩上から増水が始まるまで暫く攻めたが、結局チビのお相手で終わってしまった。とにかく今回は「目に青葉」を思う存分楽しむ事が出来た。


fish 2010.5.04 御岳から移動  トップへ


川井周辺の山々も新緑が見られる
日が流れると咲く花々も様々

>川井での釣果はニジマス3尾のみ

新緑の中で仮眠をする。
上にはこの時期ならではのもえぎ色の葉が茂る

【ベッとりグリップの修理】
このシマノのしっとりグリップの層は薄いので、仕方が無いので刃物で削る事にした。なかなか面倒だったが、こんな古い竿の為に高額な支払いは馬鹿らしいので結果的に、使用による汚れは押さえられ、程々に滑り止めにもなっている。

日 時:H22.5.04出発/AM4:45〜AM10:20
天 候:晴れ3℃〜
装 備:渓峰SXZA6.1m
仕掛け:水中糸0.35、錘2号〜、鈎OM4号
 餌 :イクラ
釣 果:ニジマス3尾

久々使用の竿のしっとりグリップが
ベットリグリップに!

 見切りを付けた御岳から運転席にはビニールカバーがまだ掛かっているので、ウェダーを履いたまま川井へ移動する。駐車スペースには1台も車が無かった。前回の放流日はここで、管理釣り場なみの釣果が出た。仕掛けを久々の硬調先調子の渓峰6.1mにつける。シマノのHPにはグリップを塗り直しの記事が載っていたのを流し読み指定たことがあったが、まさか自分の竿がそうなっているとは竿を少し振っているまで気が付かなかった。グリップがベトベトになって皺のよう模様が出来ている。「まぁ滑らないからいいや!」と思って暫く使っていると、なんと手が黒くなって来た。帰宅した後に修理することにした。

やっと出たのはニジマス

   御岳では大水だったが、きっと発電所で放水しているようでこちらは全く平水だった。魚はおそらくここに来る人がほとんど釣ってしまったようで、全く反応が無い。暫く淵で粘っていると人の気配が・・・ここに来そうなので、大岩伝いに上流の瀬に向かう。いつも慣れている場所なので、今までの実績を思い出して竿を振ると何やら引ったくっている。そこを何回か流すとやっと掛かった。少し大きいようでかなり走るが先調子の硬調が最小限の場荒らしで済んだような気がする。タモで救うと口には岩に付いている川虫でもやたら突っ突いたようで口先がかなり削れている。先ほどの御岳に続き変な魚が続いた。これもリリースする事にした。その後警戒してか掛りが浅いようでバラシが4階も続いた!敵もさるもの。鈎を新しいものに取り替えてやっとの事掛かったのは綺麗なニジマスだった。その後先ほど放したニジマスがまた釣れ、その後1尾を追加した。上流から釣り師が下がって来たりで下る事にした。新緑も楽しめたし、魚も釣れた事でリリースして仮眠でもと友バックをタモに空けて逃がす。2尾目が手前にジッとしている。良くある光景なのだが、最後の魚を放すとなんと待ってましたとでもいうように一緒に深みに帰っていった。連れか恋人同志だったのだろうか?こんなこと初めての体験だった。
そよ風が心地よかったので、木陰で河原の石を整えベットにする。20分ほど休んでから川井をあとにした。


【SHIMANO 渓峰SXZA6.1m】
シマノ 渓峰SXZA6.1m
全長;6.5m  継数:12本 自重117g
仕舞寸法:64cm 先径/元径 1/21.3mm


2010.4.18 放流日は運良く初めて大漁  トップへ


居付きのようなヤマメの腹から卵が吹き出す

余りにもアタリが消えたので底を流すと久々のカジカが登場

気が付くと可憐な花が咲いていた

この花は至る所で咲sき誇っていた

久々の大漁。ヤマメが多いのが嬉しい久々の銀化も1尾混じった
【SHIMANO 渓流UltraGame ZX 6.5m】

シマノ 渓流ウルトラゲーム65UL
全長;6.5m  継数:12本 自重117g
仕舞寸法:64cm 先径/元径 0.6/21.3mm

日 時:H22.4.18出発/AM4:45〜AM10:20
天 候:晴れ3℃〜
装 備:渓流UL65
仕掛け:水中糸0.5、錘2号〜、鈎OM4号
 餌 :イクラ
釣 果:ヤマメ16尾、ニジマス4尾

災い転じて福となす?

このとこと取引先が増えて来て、仕事が忙しくなって来たので自然の中でする釣りはストレス解消になる。前夜、Mさんから「Kさんと桂川へ行くけど」お誘いが合ったのだが、家に戻って仕事の残りを少し片付けたりしなければいけない等と考え、丁重にお断りをした。その後に友人から「自転車」でツーリンのお誘いがあったが、今回は2回目の放流日でもあるので、奥多摩へ向かう事にした。

明るくなっていた釣り場

 目覚ましで時間通りに起き、支度をして御岳を目指し向かうが、日の出が早くなって来ているので出発が遅かったので現地近くに来ると既に明るくなってしまっていた。寒山寺駐車場は車が少なかったので、御岳は大丈夫だろうと目的地付いてみると人気の場所のせいか既に満車になっていた。川井がダメなら発電所まで戻ろう!と決意して車を走らせる。緩いカーブの上り坂を過ぎるとスペースには車が3台。・・・・良く見ると止めた事が無い手前に1台分あったのでそこに車を入れる。

放流開始!

 支度をして山道を下ると3人の釣り人が焚き火をして暖をとっている。会釈をして瀬を渡り対岸へ。今日は青みがかった笹濁りだ。竿を振ってみる物も反応が無い。淵上の瀬まで行くがここも同じ。そろそろ放流が始まるだろうと戻ると、以前見た事がある放流ようのビニールホースが対岸にあったので、そこで放流を待つ事にした。少しして人の声が聞こえたので目をやると4名の係員が来た。今まではバケツで道路から運んでいたのだが、今回はホースの様だ。魚が上から落とされたようでビニールホースの折れ曲がった場所に留まっている。係員が持ち上げると、勢い良くバケツを越え直接川の中に飛び出し音を立て入っていった。「これじゃダメだなぁ!」と係員の一人が云う。HPには「遠くから運んでくるので喰いが悪い」と書いてあったので聞いてみると今回は長野県から運んで来たそうだ。残りの魚を下流の方へは来んで後は坂を運びおろすらしい。その係員と親しく話をしていたせいか、暫くしてからバケツを1杯持って来て放流してくれた。運良く今回このポイントには私一人貸きり状態。これじゃOFCなど3500円支払うフィッシングセンターより条件がいいかもしれない。最初は手前で泳ぐ姿が見えたがなかなか掛からない。

始まった釣り堀状態

暫くして魚も急に変わった環境に慣れたせいか餌をやっと喰い出してくれた。仕掛けは放流用に普段では使わない、05を付けてある。場を荒らさない様に引き抜く事にするが、竿がゼロ調子なのでグニャグニャして20cm以上はタモのお世話になる。こんな事でなんとヤマメの入れ食い状態に突入した。こんなの今までで初めてである。今回の放流の割合は、ニジマス9に対してヤマメは7のはずなのだが、やたらヤマメばかり掛かる。中には喰いに挑発されたのか居残りのサビが入ったヒレの綺麗なヤマメも3尾ばかり掛かった。途中鈎が残ったニジマスは面倒なのでリリースした。また喰い渋りの後に仕掛けを025に落としやっと釣れたの20cmのヤマメは友バックに入れようとしたらなんと水中へポチャン!暫く手前に居たがそのうちに消えていた。結局2尾放流した。

解禁日初めての豊漁

増水が定刻の10時に始まったので納竿する事にした。釣ったヤマメは近所や妻の友人、両親のお裾分けに役立った。結局2尾リリースを除いてお持ち帰りは18尾と大漁になった。処理をしている時にサビが入っているヤマメを握ったら腹から4ミリ位のイクラより一回り小さい卵が吹き出した。久々に見た光景だった。帰り支度を終え車に戻ると諦めたのだろうか目の前の車が1台居なくなっていた。

 

2010.3.21 カヌー目の前転覆で御岳から移動


増水後は堰堤から落ちる水の勢いに迫力がある

時間が経つと向いの山は段々くすんできた


【SHIMANO UltraGame ZD 7.5m】
シマノ ウルトラゲーム7.5m
全長;7.5m  継数:11本 自重145g
仕舞寸法:82.5cm 先径/元径 1.1/21.3mm

日 時:H22.3.21出発/AM10:45〜PM1:30
天 候:晴れ強風12℃〜
装 備:UL75
仕掛け:水中糸0.2、錘3号〜、鈎OM4号
 餌 :イクラ
釣 果:なし

支流解禁は諦め川井へGO!

 駐車場に戻り、川井へ向かう事にする。御岳駅前の信号が赤に変わって止まっていると50ccのバイクが横切る。信号が変わり進むとそのバイクが見えた。追い越ししていつもの所に行くともう2台止まっている。どうせ、観光放水後なので堰堤にいくことにする。車を止めて歩いていると、先ほどのバイクの青年が声を掛けてきた。彼はリバーサイドのそばで本当かどうかはわからないが、ニジマスを5尾釣ったといていて、これから支流解禁に向かうと言って別れた。
吊り橋の下流側に出る道から降りる。途中の山道は昨晩の突風で今までなかった太い木が石段を横切って横たわっている。もう昼近くで増水の為に釣り人は帰ってしまったのか、近くの大丹波側か寸庭川にでも行ってしまったのだろうか人が見えなかった。川に着き仕掛けを付ける。増水後なので、堰堤下は写真にある様に川幅一杯に水が広がっている。

全く反応が無い川井堰堤下

 増水してあまり時間が経っていないので、釣れるとは思っていないが「もしかしてに期待して」竿を振る。 ・・・・案の定反応無し。期待が持てそうな所まで行ってみるがそこも同じ。岸がある所まで戻って腰を下ろし昼食にする事にした。堰堤の方に目をやると少し前から来ていたカーボーイハットをかぶった釣り人が落ち込みを狙っていた。陽が出てきたので暖かくなってきた。出かけることが出来ずに午前4時に起きてしまったので河原の大きめの石を枕にして仮眠する事にした。15分位うとうとしていると風が凄まじく強くなってきた。堰堤に目をやると既に人陰はなかった。突風で飛ばされてきた小枝や葉っぱ等が水平に下流側に飛んで行く!空は段々茶色掛かってきたし、思わぬ事が起きて怪我をしても馬鹿馬鹿しいので、これで帰途に着く事にした。川井は放流までダメかも。


2010.3.11 今年最初の釣行は雪景色の中  トップへ


御岳は危険だったので川井へ移動した。

山道は10cmくらい雪が積もる。

雪解け水(ゆきしろ)の為か増水した時位の水量。

河原は初めて見る景色が広がる。

初めて見る堰堤周辺の雪景色


【SHIMANO 渓流UltraGame ZX 6.5m】
シマノ 渓流ウルトラゲーム65UL
全長;6.5m  継数:12本 自重117g
仕舞寸法:64cm 先径/元径 0.6/21.3mm

日 時:H22.3.11出発/AM4:20〜AM11:30
天 候:晴れ-1〜12℃
装 備:UL75、渓流UG65
仕掛け:水中糸0.2、錘3号〜、鈎OM4号
 餌 :イクラ
釣 果:なし

目的地の御岳は危険で移動
 

 今週の解禁日は、天気が悪くM&I&YYさん達と釣り道具店回りと食事をしたりして、行かなかった。さて久々にと、今年初の渓流釣りに行く事にした。2日前に雪が降ってしまって、解禁日も釣り人は少なかったらしい。これはチャンス?として支度をして出掛ける。目的地は一人で行く時はもっぱら「御岳小橋」に行く事にしている。青梅あたりでは道の両脇にまだ雪が溶けずに残っている。車の室外温度計を見てみるとなんと、マイナス1℃。この気温だと足下に気をつけるないと危険だ。さて御岳の駐車場に着いて手前で状態を見てみると、空いているところには既に車が入っている。所々に雪が残っていたが、バックで駐車場に入る。スペースの1mくらい前側には30cm位の雪が溜っているので前進すれば入るだろうとやってみると「ガリガリ」と音がする。車から出て確認すると、なんと路面はスケートリンク状態。雪の状態を触って確かめるとガチガチに凍っている。これは接触事故をもらうの嫌だとこの場を諦めていると。軽自動車が入ってきた。「川井に行こうと」発進すると車がスピンする・・・・?良く見てみるとパーキングを入れっぱなしで発進してしまった。前輪が進もうとしているのに後輪にロックが掛かっていたからだ。始めての体験をする事が出来た。

川井は雪景色

 川井は水ハケが良いので大丈夫と判断して向かう。しかし「せせらぎの里美術館」先の坂道の路面は妙に光っている。内心「ノーマルタイヤで、とんでもない所へへ来てしまったなぁ」と思ったが、日中には気温が14℃位まで上がると予報で言っていたので、帰りは路面は大丈夫と確信した。写真にあるよう道の両脇はこんな状態で、車を滑り込ませるとバリバリと音をたてる。何回か前輪が空転していたのでバック〜前進を繰り返し、うまくいつもの場所に車は納まった。

河原の雪景色

さて支度をして河原へ降りるが、山道も写真にある様に雪が15cm程積もっている。フェルト底なので慎重に河原まで降りる。目の前に広がったのは美しい景色だった。・・・なかなか素敵な景色だなぁと思いながら支度をすると・・・友バックが無い!トホホである。また雪道を上り取に行く。河原に降り気を取り直して仕掛けを竿に付ける。周りを見回すと一昨日降った雪の上にはもう足跡が沢山付いている。天候が悪いのをチャンスとして釣り人が入っている様だ。

雪解けで水位上がる

 水量は雪解け水を放水しているのだろうか、ちょうど普段の増水後位の水嵩がある。上流に目をやると川幅がかなり広くなってしまっている。下流は水深がかなり深くなってしまっている。暫く降り口で竿を振る事にした。今回は水が増えているので7.5mの竿を使って満遍なく暫く探るが、全く反応が無い。水温が下がっているのか、食い気のある魚は釣られてしまったのだろうか?大岩のある上流の方へ行ってみるが全く同じ。徒渉して上流へ行こうと思ったが押しが強く危険と判断して諦め、車で川井堰堤の道の様子を見に行く事にした。

川井堰堤は釣り人2人
 

 入口まで来てみると急坂は綺麗に雪掻きがされていて安全な状態だった。さすがに駐車場は凍結した雪が残っている。河原を見ると気配が無かった。ガードレール脇の入口は雪の重みで垂れ下がった木が道を覆っているので、吊り橋の方から降りることにする。凍った雪が落ち葉の上に被さっているので浮いた状態で危険だったので足場を確保しながら降りる。景色が開けると釣り人が堰堤の流れ出しの所に2人いた。仕方が無いので放流されていない下流へ向かう。盛期に釣れる場所を探って最初に降りた大岩の上の瀬あたりまで行ってみる物の全く反応が無かった。今回は多少危険な所もあったが初めての雪景色を見る事が出来、釣果は無かったが非常に満足した釣行だった。

【つぶやき】
「渓流釣り解禁」にあたるこの時期、杉花粉がかなり飛んでいるようで河原で大きなくしゃみ!鼻うがいを川の水でやってみると、水道水のような鼻の痛み感じられなかったのでこれで凌いだ。

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