日 時:H19.6.17 出発/AM2:50〜AM9:50
天 候:晴れ16〜26℃
装 備:渓流ウルトラゲーム65UL
仕掛け:水中糸0.15他、錘3号〜、鈎K極1号他
餌 :イクラ、ブドウ虫
釣果20UP:イワナ1尾
鮎解禁日は御岳で
昨年の実績に届かぬまま、鮎の解禁日を迎えてしまったこの日、今回は私の運転でM&Iさんに加えYさんが加わり4名の釣行になった。昨日は久々土曜釣行をした物の、精々15cm位のヤマメばかりで、20cm越えは出ず終い。もう魚影はかなり薄くなって来ているようだ。
前述の通り鮎の解禁日なので、小規模の駐車場は咳く実からの泊まり組などで例年は暗い内から満車状態というのを知っていた。結局Iさんの助言で御岳の発電所に向かうことにした。途中の寒山寺の駐車場はもうすでに満車状態だった。目的地に到着した頃にはちょうど薄明るくなって来ていた。ここは大きな駐車場なのと、昨日の漁協の鮎速報の試し釣りの結果が出ていなかったので思ったより空いていた。私は歳のせいか日頃の不摂生かで最近食欲が出ず、またこの日も食事を川原ですることにして先に川原へ向かう。
カジカの入れ食い?
異様に橋桁が高い「杣ノ小橋」を上り川原を見回すと、さすがに解禁日でもうこの時間から鮎解禁を待ちに待った釣人が陣を各所にとっている。しかたがないので開いているポイントに向かう。今回の竿は手前を攻めたかったので、6.5mの零調子の竿に015の水中糸を使うことにした。ポイントをシラミつぶしに攻めて行く。もう対岸には鮎師がいた・・・と思ったら私が来たのでその老人は支度を始めた。私が流しはじめると竿を振った。良く見ると玉ウキに大錘りでボッシャン!と振込んでいる。「なんだ餌釣りか〜」と私はその人の前から、悪いので移動することにした。そのうちに幽かに餌をくわえて放しているような気配を感じた。なかなか合わせが効かない。そのうちにすこし反応があったので合わせると少し重みを感じたが、ポン!と出来て来たのは「カジカ」だった。カジカか〜と思いながら筋を変えて流す。そのうちに幽かな変化があったので合わせるとゴミに引っ掛かったのかと思ったらゆっくり、竿にかなりの重みを感じながら動き出した。隣でMさんが「でかいよ〜」と云っていた。水面近くに少し浮いて来たらなんと尺くらいの茶色かったので「イワナだよ〜」と思った。尺クラスはもう何本もあげているので足場を移動しながら相手の動きと反応を見ていると岩の下に潜り込んでしまった。そのうちにス〜と軽くなってしまった。そのうちに対岸に居た老人が私の方へボッシャン!と大錘りの仕掛けを投げ込んで来た。そのうちに諦めて移動してしまった。この切れ方だと恐らくまた喰ってくるのを知っていた。ニジマスのように動きに瞬発性がないので今度は02に水中糸を太くしてまた同じ筋を流すことにした。しかし反応が全く無い。来た!とおもったらなんと4連続でカジカだった。Mさんは「唐揚げにすると旨いみたいだよ」と云う。いつもは釣れても2尾までだったので「これならキープしておいても良かったかなぁ」と思ってしまった。
やっと来た待望のアタリ
信念をもって流していると、またあの時と同じような幽かな反応があった。少し竿を煽ると先程と同じような重みが竿に伝わる。隣に居たMさんに「また掛かっちゃいました〜」と云い今度は大岩の下に潜られないようにかなり前に出て対応する。かなりの重みに軟調子のさおが手元近くまでグニャ〜と撓る。左右に行ったり来たりしてなかなか手元に来ない。かなりしてから手元に来たのでタモを用意する。やっと来たと思ったら今度は沖の方に行きそうになったので、慎重にこちらに引き戻そうとすると、今度は大岩の下にまた潜ろうとするので竿でそこに入らないように誘導する。
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