国分寺崖線の清水が流れ込む池 年末の池さんぽ 2024.12.30 多摩丘陵 2024.12.29はこちら
2024年暮れの隙間時間で近所の湧き水が流れ込む池に出かけました。この辺りは多摩川の蛇行と侵食で大地が削られ、国分寺崖線ができました。この崖線は国分寺市南部から東は二子玉川を越え田園調布まで続いています。この崖は武蔵野台地の地中に染み込んだ雨水がこの池の周りは窪地になっているので、崖の低くなった各所から濾過された清水が流れ出します。
この湧き出た清水は水路を通って池に流れ込みます。水路は部分的に草に覆われているので、小魚が棲み着いています。
この池は小さいのですが、周囲は護岸されておらず、自然が残されていて安心に過ごせるのかもしれません。水辺にも草が豊富で東側には湿地があります。部分的には木が覆いかぶさり天敵から身を隠す場所があります。この様に安全で餌が豊富な場所なので、サギ類やオシドリ、ゴイサギなどが訪れています。水草を餌にするカルガモも良く目にします。この様に餌の補充ができる環境なので、この池は小さくても水鳥にとって、移動途中の休憩場的な存在かもしれません。 リンク:国分寺崖線と国分寺の坂道
東京の多摩地区を流れる多摩川 丘陵周辺さんぽ 2024.12.29 トップ記事はこちら
2024年最後の日曜日、解放された景色を求め多摩川中流へやってきました。この日は年末の29日で御用納めで近くの郷土の森博物館は新年まで休みに入りました。駐車場に車を留め河原へ向かいました。そうするとこの日は河川工事のためにバーベキュー場はかなり削られていました。西の方へ目をやると晴天続きの西の方角には富士山が見えましたが、一旦雲に覆われると纏わり付き取れませんでした。
このあと近くの丘陵の公園へ向かうと野鳥狙いの高齢者がたくさんいらっしゃいました。山道を歩いていいると小鳥が藪の中に消えて行きましたが、種類は確認できませんでした。昼過ぎからの探鳥は結局この日も空振りとなってしまいました。
撮影したレンズ:Z高倍率ズーム NIKKOR Z28-400mm f/4-8 レポート
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