この日は４月最後の日で、「昭和の日」（以前の「みどりの日」）の振り替え休日だ。今回はＭさんが、Ｙさんと釣に行くと云うので連れて行って頂いた。最初は御岳小橋辺りと思ったら、なんと５時前にもう駐車場は満杯。諦めて「川井堰堤下流」へ行こう！となったが、なんとここも狭い所にもう４台もとまっていた。こりゃダメだ〜と古里へ向かう。しかし橋の上から見ると、もうポイントに人が入っていて、さらに支度をしている人が２人もいた。さらにまた移動・・・・。結局日原川の案も出たが、手前の白丸は放流して入るとのことで、ここに決めた。崖崩れの為「東京都」と書かれている通称「馬」が置いてあるが、何と退かして車が入って居た。また先週いたオフロードバイクが１台。まだ大丈夫と皆で河原へ降りる。しかし、いつもの処には人陰が無いが、放流箇所は釣り人で一杯。こちらは対岸なのでまだ多少どうにか行けそうだ。皆で支度をする。長竿を用意したが、改造部分が抜けて使えなくなってしまったので、6.5mに取り替えた。対岸いた７０歳を超えた老人が、支度をして入る間にポツポツと釣り上げている。かなりの常連の用で、かなり釣れる確率が高いポイントでやっているようだ。さてこちらは、腱鞘炎の痛みを堪えて竿を振る。辺りが全く無い・・・・。そのあいだにもその老人は釣れている。その後やっと幽かなアタリを感じた。これは必ずいる！とその筋を流すとまた幽かに感じるタイミングを合わせて竿を少し煽るとやっと鈎に乗った。落ち込みの手前で掛かったので少しのされたがどうにか手元に寄せることが出来た。その後アタリが遠のいた。周りもその老人以外全く釣れていない様だ。

　下流の吐き出し口の方へ移動することにする。そこにはカヌーが練習をしていた。遥か奥を見るともう１艇。めげずに竿を振る。餌には反応がないし、渓相も変わってしまったので、長竿を持って来ていないのでルアーに変更した。

　結局この場所でチェイスもなく、ロストが２個、上流でまたロストして型３個になった。餌釣の戻し岩場で竿を振っていると60才位の奥さんが狭い私の後ろを通り上流へ行った。案の定釣れないようだ。戻って来て話をすると、昨日は午前が１尾水が引いてから何と６尾連続で入れ食いだったそうだ。長話をして入ると旦那らしき人が来てニジマス１尾だけ釣れたと云っていた。やはりポイントを知って暗いうちから入ってポイントをとった人の一人勝ちだったようだ。