藤が彩る多摩川の岸辺　青梅：多摩川が流れる公園　2025.4.27

　今回は春の多摩川を観に青梅方面まで行ってきました。前回訪れたのは、彼岸花が咲く頃で、この日は景色が新緑に染まっていました。
　この週末からは５月の大型連休がスタートします。人に寄っては長い連休に入っている方もいるようです。河原はバーベキューをする東南アジアを含む人たちで賑わっていました。

　川沿いへ向かってみると、低音を響かせ「クマバチ」が飛んでいました。これは花の香りに誘われたのでだろうと、清流の切り立った岸に目をやると沢山の花をかんざし飾りの様にたわわに垂れ下がる花穂の「藤」を見つけました。恐らくこの週が最盛期かも知れないと感じました。
　ここには、移築古民家の展示や青梅市郷土博物館があります。博物館は建物が50年を超え空調や照明が老朽化し、大規模な修理が必要な為に、暫く休館の張り紙がありました。
　今回も季節の風景を撮りに野鳥撮影をしてきました。ここでは木々の葉の隙間にヒヨドリを見つけたものの、他の野鳥は鳴き声のみで、シジュウカラや遠くでウグイスの鳴き声が聞こえました。若葉が茂ってくると発見が難しくなってきます。公園を探していると、幹の高い所に留まり餌探をしていた「アオゲラ」に出会うことができました。橋の上から景色を眺めていると、上空のかなり高い所をトビが旋回して獲物を探しているようでした。