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「チャレンジしましょ!」のページは、手づくり食材の体験レポートです。初めての方はこの記事ご参考にしてみてださい。
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ダッチオーブンハーフでさらに上の仕上がりを求めて

ジャンプ: ダッチオーブンハーフ 浅いから広い ピザを焼く ピザの焼け具合

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UdohBox
ダッチオーブンハーフのパッケージ

 初めて10インチのディープタイプでピザを焼いたときは、底網を敷いた物のピザの直径で周りの隙間が塞がれてしまい、熱が対流せず上まで回りませんでした。結局それを補う為にバーナーでトッピング部分を焼いていました。
 それと深さが邪魔をして、野外で焼いたときも上面の炭からの熱が思う様に伝わらず結局バーナーが登場しました。

UDOL
ダッチオーブンハーフのリッド

 いろいろ探していると、UNIFLAMEからハーフダッチオーブンが発売されていました。ピザを焼くのには、高さは低い方が適しています。素材は黒皮鉄板を使っているので、鋳物と違って表面は滑らかで、手入れも楽そうです。錆も出ませんこれは最高の品質と思い入手しました。
 3mmの厚さがある鍋なので、重いですが蓄熱製に優れています。 (アウトドア調理鍋/ダッチオーブンを家庭で活用!!)でもご紹介してありますが、油を使った、フライや天ぷらの調理に温度管理がされるSiセンサーコンロなどで利用すると非常にラクに確実に調理ができます。
 底が浅いので他の用途として、パエリア、餃子、すき焼き、鍋物、フライ鍋として、縁の浅いリッドも3.2mmの加熱しても歪まない厚さなので、クレープ、お好み焼き、焼き肉なとの焼き物に使えますので中々便利です。

  10インチでも浅いから底が広い  トップへ

  今までのダッチオーブンのロストル(底網)は別売りでしたが、付属となっています。下の写真にあります様に大型のリッドリフターも付属していました。底網を並べ比べた写真はありませんが、計ると3cmの差がありました。チルドピザの直径はは約23cm前後です。深さがあるダッチオーブンほど底径が小さいため、熱気の対流が閉ざされてしまいます。という事は10インチでは下の熱が上に伝わらすに底は焼けますが、上は生に近い状態になる可能性があります。今回のハーフダッチオーブンのロストルに、市販のチルドピザ載せてみると回りに1〜1.5cm位の隙間がぐるりとありましたので何となく期待が持てました。

右のディープタイプはロストル(底網)のサイズが19cmでハーフは22cmと、底径より一回り小さい

【手入れがしやすい黒皮鉄板】

  UNIFLAMEのハーフダッチオーブンは、鋳鉄のものと違い3.2mmの鉄板(黒皮鉄板)で出来ています。鋳鉄の物は焦げ付くと、焼き付いたものを落とすのにかなり手間がかかり、しっかり油を補給しておかないと暫くして使う時に錆だらけで、再び使用するまでに手間が掛かってしまいます。
 写真にあります様に鉄板ですので、表面は鋳鉄とは違い非常に滑らかです。今回使用した時にも底網から落ちて炭状に焦げ付いた物もなんと、するっと取れました。これは鋳物ではまずあり得ないことです。

  ダッチオーブンでピザ焼きリベンジ  トップへ

 シーズニングを済ませた、ハーフダッチオーブンでの調理はこれが最初です。プレヒートはした物のレンジのオーブンの様に焼き温度が把握出来ないので、焦げる前に時たま様子を見ることにしました。温度が下がる為に頻繁にはリッド(上蓋)は開けられないので、なるべく回数を少なく確認しました。やはりピザを置いた状態で、回りに隙間があるので十分上に熱が回ってきていて良い焼け具合でした。念のために用意しておいたガスバーナーは使わずに済みましたが、軽い焦げ目が欲しい方には必要かもしれません。より大きな12インチの方が熱気の対流がより良いと思われますが、保管場所のことや他の利用を考えると10インチの方で良かったと思います。

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【さて開始!】
  1. キッチンのコンロで調理する場合も、高温の上蓋を置く場所の確認、リフター、ロストルを用意します。
  2. ダッチオーブンの中にロストル(金属簀の子)を入れ鍋を温めます。(プレヒート)
  3. リッドは念の為に、コンロで加熱しておきます。
    ※フタや鍋は高熱になるのでやけどや火事にならない様に、気をつけてください。
  4. 焦げない様にオーブンが暖まったら火力を中火〜とろ火に調整をします。
  5. 火を通さなければいけないトッピングはこのときのせます。(バジルは完成後に)
  6. 鍋やフタが加熱出来たらチルドピザを入れます
  7. すかさず加熱したフタを火傷しない様にロッドリフターで注意して鍋に乗せる。
  8. 弱火〜中火くらいで3分位したらリフターで状態を確認する。
  9. ハーフダッチオーブンは熱の回りはいいので、温度が安定したらじっくり弱火で焼く。
  10. 焼けたら高温のリッドの置く場所を確保してからフタを移動する。
  11. 直前にお好みでバジルやルッコラを載せます。
  12. ピザをハーフダッチオーブンから取り出し、ExVオリーブオイルをかけ、「ピザカッター」で切り分けて完成!

  ハーフダッチオーブンでの焼け具合  トップへ


 上のピザは伊藤ハムのマルゲリータで、トッピングに生のブラックタイガー、ベビーホタテ、厚切りベーコンを薄切り、スウィートバジルを加えてみました。エビは丁度いい感じでゆで卵は後の方に加えました。もう少し炙ってもいいかもしれません。
左のピザはニッポンハムの石釜工房の4種のチーズで、他にゆで卵を加えてトッピングしました。
 チルドピザはお手軽でバリバリに焼き上がります。ダッチオーブンでは本格的な石釜で焼く場合と違い、石から出る赤外線での程よい焼き具合を温度計無しで火力を調整するのには難しいと思われます。
 いつになるかわかりませんが、その内に本格的に生地作りからチャレンジしてみたいと思っています。この為に石釜を用意する訳にはいきませんので、生地をダッチオーブンの底に密着して焦げずにうまく焼けるように研究してみることにします。


写真はクリックすると拡大できます。

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