新任した丸山哲平市長/42回国分寺まつり開会式
撮影:NIKON Z5II+Z28-400mm
11月の最初の日曜日、都立武蔵国分寺公園で「国分寺まつり」が開かれました。今年でこの市民まつりは42回を迎えました。開催地の歴史を振り返ると、この武蔵国分寺公園ができる前は、府中街道〜日吉町に向かう2.2.8号線を通行止めにして開催していました。道路開催では奥行きがあるものの広い面積を確保できなかったので、道路沿いにある国分寺五小の一部をお借りして商工まつりなどが開かれていました。
年配の方はご存知と思いますが、この都立武蔵国分寺公園は、多喜窪通りの北側には旧国鉄の「中央鉄道学園」があり、南側は郵政省の「逓信住宅」がありました。北側の「中央鉄道学園」は昭和62年(1987)に国鉄の分割民営化に伴い、国鉄の債務返済のために閉鎖されました。後の、平成14年(2002)4月1日に学園跡地の泉地区5.7haが開園しました。公園の南側(西元地区)は2年後の平成16年(2004)に開演しました。
今年も姉妹都市の佐渡市(旧真野町)、奈良時代から繋がりがある友好都市の鳩山町、長野県飯山市からのご来賓がありました。中でも佐渡市からは物産展や鬼太鼓の舞が行われ、人だかりが出来ていました。
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商工まつりエリア
商工会エリア
商工会まつりエリア内の商店会連合会ブースと各部会のブース
撮影:2025.11.2 NIKON Z5II+Z28-400mm VR
姉妹都市佐渡市の出展:鬼太鼓
都立武蔵国分寺公園泉地区の南側にある、多喜窪街道側の霧の噴水エリアで引き続き行われている佐渡市の「鬼太鼓(地元では“おんでこ”)は、今年もこのエリアで行われました。
この鬼太鼓は、佐渡市の五穀豊穣や厄払いを目的とした神事芸能です。演舞は赤い柄の衣装の鬼から始まり、少し開けて白柄の衣装の鬼が入ってきます。ここで髪を振り乱し会場を回ります。神棚に据え付けられた鬼太鼓を短いバチで叩きにきます。その周りを赤頭と黒頭の獅子舞が踊ります。獅子舞が近づいた時、幸運を引き寄せたい親御さんたちは我も我もと、子供たちに頭を噛んでもらっていました。