越沢川の解禁前の景色 冷えるので所々でたき火をしている。
ポイントのすぐ上流は、浅すぎて魚は隠れ場所がない。
本流ではお目にかかれない小さいニジマス。支流の放流は小型が多いようだ。
【NISSIN 抜無双 5.4m 】
日新 抜無双 5.4m
全長;5.4m 継数:12本 自重130g 仕舞寸法:53cm 先径/元径 0.65/22.8mm 3WAY ZOOM 4.4m>4.9m>5.4m
この竿は、渓流釣を始めた時に手に入れた竿。手持ちの中で一番短いのでと、渓流釣りに久々の登場となった。いつもは先調子の銀渓7.2mを縮めて使って来たが、今回は沢クラスの川なのでこの竿を持っていった。穂先きを折れた穂先きから流用した、SHIMANOの「超感トップ」という回転パーツを使ってある。ほんとに狭い場所だったし、上には倒木の枝が覆い被さる。結局3番迄伸ばした状態で使った。この竿はソリッド穂先きで柔らかかったので、大きかったら抜けるか心配だった。しかし釣れたのが20cmと小型だったので問題は無かった。
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日 時:2005.3.20(日)AM9:20〜PM1:30
天 候:曇り冷える
装備・携行品:NISSIN 抜無双 5.4m、釣り具、
餌・疑似餌:特選イクラ
釣果:ニジマス20cm 2尾
初めての越沢川解禁 御岳のページに書いたが、途中の川井が空いていたら、大丹波川にしようと思っていたが、もういつもの所に車がすでに2台とまっていたので、久々の古里に行くことにした。御岳ではニジマスだったが5尾あげる事が出来たので、気持ちの余裕があった。さしあたり本流を流してから、40分前くらいに「越沢川解禁」に行く事にした。
釣り人が見えない寸庭橋
ここに来るのは昨年の放流日以来だ。時間が来る迄知っているポイントを流してみようかと河原へ降りる。そうすると釣り人が居たので様子を伺うと、朝から来て20cmのヤマメが1尾のみ上がったといっていた。やはりか・・・と思ったが下流へいってみる事にした。昨日OFCのHPで白丸ダムから観光放水が始まると書いてあった。特にフラッシング放水といって1日中平日2tのところ5tと書いてあった。これからは10時過ぎあたりに増水する様だ。少しは下手に下流迄行って戻って来れなくなると困るので程々にして上流に釣り上がる事にした。これからは10時頃になると増水するのでその頃必ず時間をチェックする様だ。上流側は浅い所が多すぎてポイントが少ない。結局合流の下迄行って、支流解禁の準備に車に戻って短い竿を持ってくる事にした。
大混雑の支流解禁
準備を済ませると支流に向う人が居たので、ついて行く事にした。越沢川といったら私はかなり上のバットレスキャンプ場の方かと思ったらこちら側から簡単に入れるとは思わなかった。すれ違う人に「もう一杯だよ」と声をかけられた。川が見えてくる頃ポイントは人々でビッシリ埋まっていた。これは諦めようかと思ったのだが、1ケ所あったので、降りてみるとなんと10cmくらいの深さの細い流れ。上流に居た人に声をかけると「放流魚は皆下の淵に流れて行ってしまったといっていた。しょうがないので少し下の次の落ち込み迄2m位しかない40cm位の落ち込みで解禁を迎える事にした。
まさに春のレジャー
隣に居た年輩の人は、もう何回も来ているとの事だ。そして「前にいる人達なんか6時頃から来ているよ」と云っていた。周りの人たちは、近所の人だろう大きなペットボトルの焼酎が置いてあったり、皆さんピクニック気分で楽しんでいる様だ。だけれど私は支流は釣り歩くものだと思っていたので「支流の解禁はまさに春の風物詩」と思った。景色はいい物の、ここで6時から来ていたら飽きてしまいそうだ。と云う私も本流では6時には河原に着いていた。人の事は言えない私であった。
幸運の日
隣の人迄の距離が近いので流しても2〜3mで、支流の解禁とはこういう物だろう。ふと目の前の流れを見ると、なんと20cm位のニジマスらしき姿が2尾見えた。やはり予測通りだと思い、落ち込みまでの短い流れに賭ける事にした。時間がきたので餌を流れに落とす。しかし全く無視で餌に食い付いてくれない。そのうち喰ってくれるだろうと思って流しているとやっと食い付いてくれた。あと1尾いるはずだと思いながら流す。アタリがないので「やはり下に流されたか・・・」と諦めていたら、暫くしてかかってくれた。もう居ないだろうと思いながら流す。先程声をかけた上流にいたご機嫌の年輩が割り込んできて、私も竿を出さなかった隣の釣り師の釜のポイントに入れる。しかし、「おかしいなぁ〜、ここに居るはずなんだけれども・・・」と独り言を云いながら、暫く粘っていたが諦めて戻った。ふとその時対岸の子供連れの人が魚籠を移動するために、水の中に音を立てて入った。その時に同じサイズのニジマスらしい物が、影から出て来たのが見えた。「な〜んだ3尾居るじゃない・・」と思ったのもつかの間しかし流れに慣れていないのだろうか岩の間から下にある釜に吸い込まれていった。結局下流の釜で釣っていた人に釣られてしまった。周りを見回すと、まだ時間が速いので帰る人も居なく、スペースも空かない。結局移動が出来そうもないので、釣りもここ迄だろうと納竿した。
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