武蔵の池の生物

都立武蔵国分寺公園にある武蔵の池には色々な生物が棲息しています。カルガモをはじめカワセミなども見られます。


【武蔵の池の生物】

カルガモ


カワセミ


  ツバメとスズメ


国分寺の野鳥


掲載データ
“禁転載”

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国分寺周辺の野鳥

  花・水場がある環境に集まる鳥

【恵まれた自然を持ち合わせる国分寺周辺】
 武蔵国分寺は起伏のある地形から湧水が多い。北には江戸時代に玉川兄弟が工事に関わった羽村堰から四谷まで作られた、玉川上水が流れるなど水には恵まれています。
そして西国分寺の中央線北側には以前湿地帯であった場所に姿見の池が作られるなど、規模は小さいながらまさに水鳥たちには住み易い場所になっています。
 とくに“姿見の池”や、武蔵国分寺公園に作られた“武蔵の池”では時たま青い宝石と呼ばれるカワセミを見る事ができます。このカワセミは日立製作所中央研究所が源流となっている野川でも見ることができるようです。

【武蔵国分寺公園の野鳥】クリックで拡大されます。

  姿見の池周辺

※コサギ
体長60cmくらいの中型の野鳥。特徴は足先が黄色になっている。コサギは川、池など水辺で見る事ができる。魚、両生類、ザリガニなどの甲殻類、昆虫などを補食している。

※アオサギ
アオサギは北海道で繁殖し冬には九州で越冬のために飛来するが本州では越冬し生息する。大きさは1m弱で体重は1.5kg前後。魚、両生類、甲殻類、昆虫などを補食している。

※カワセミ
大きさは17cm位で小魚などを補食するためクチバシが長いため胴体はスズメ程度の大きさ。羽を広げると24cmで背は青色で胸はオレンジ色で水辺の宝石とも呼ばれる。小枝にとまって小魚など補食するが、空中静止し狙いをつけ水中に飛び込み魚を捕まえる事もある。

※ハクセキレイ
かつては東北・北海道で観察されていたが、温暖化の為か南下して東日本では当たり前に見る事ができるようになった。体調は20cm位で尾が長く、水辺が近くにある場所なら餌の昆虫などを探して移動する。

※カルガモ
池や川で生息する。クチバシ先が黄色、足がオレンジと地味な体の色に映える。大きさは60cm前後で雑食性で逆さになり顔を水に突っ込んで、水性植物、昆虫、たまに小魚を食べる事がある。

  武蔵国分寺公園】

※ダイサギ
体長90cmくらいの大型の野鳥。川、池など水辺で見る事ができる。魚、両生類、ザリガニなどの甲殻類、昆虫などを補食している。通称シラサギは本来はコサギとダイサギ。

※ムクドリ
クチバシがオレンジで体は地味な色合いの24cm位の野鳥。餌は昆虫、木の実など。鳴き声が「ギャーギャー」と鳴く。


※ツグミ
24cm前後の個体差がかなりある野鳥。平地から山地の森林やにかけて広く生息。雑食性で昆虫木の実などを食べる。


  番外編

電柱の変圧器のフレームで子育てする雀
日本列島全てで生息し、人家がある所にはいるが、最近はカラスが増えたせいか数が減っている。大きさは14cm位で雑食性で昆虫、種子、花の蜜も食べる。年に2回繁殖するといわれている。写真は外気温30℃越えの気温でも鉄製のフレームの中で子育てするスズメ。長い間巣として使っている。

体長12cm位の野鳥。雑食性で子育ての時は昆虫を捕まえる。花の蜜が好物で花を求め移動する。この写真は、梅の香りにつられ蜜を吸いに来た時に撮影したもの。

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