デスクトップミニヒーター

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リンク： 警告灯がすぐに点くフィルターの掃除 厚紙を使ったファンヒーターの掃除 シロッコファンの掃除 ★最終手段：分解内部清掃 リビング使用のガスファンヒーターの内部清掃 ニトリミニファンヒーターの内部清掃 各種ファンヒーターの内部清掃 　（2016.12.2記述）　メーカー製品情報ページには品切れで非表示

　 　 　
　 　 　

　　　ニトリ　ミニPTCヒーター 　　　　　トップへ

必要な箇所を温める事が出来る
小型ファンヒーター

　気温が下がる冬場の暖房は、温められた空気が自然と上に溜まって床近くはかなり冷えている場合があります。そんな部分的に温めたい時に電気ファンヒーターは非常に助かる存在です。特にこのパッケージに表記されていますように、台所やデスクの下などに置くには、このような邪魔にならないサイズが適していると思います。
　室温にもよると思いますが近くに置いて運転した場合、あまり大きな電力が必要ない場合もあります。一般的なセラミック（電気）ファンヒーターは、部屋を含め温める様につくられていますので、1200W＋600Wなど比較的大きな電力を使用します。この製品は、パーソナル暖房製品なので、300W/600Wと能力は小さめです。

　　　安全装置 　　　　　トップへ

　エアコンなどと違い床置き型の暖房機は、転倒時や、異常加熱など火災を起こさない為のセンサーなどが必要です。必要条件の転倒OFFスイッチ・サーモスタットは装備されています。話は逸れますが、以前の製品の転倒OFFスイッチはは、本体底面に倒れた時にスイッチが飛び出してOFFになるタイプがありましたが、この製品は底面にはそれらしい物はありません。現在の転倒スイッチは、ボールとフォトトランジスタで転倒時に光を遮断すると電流がカットされる「Tip転倒スイッチ」や、大球体、小球体、溝体とマイクロスイッチを利用した「転倒検知スイッチ」があります。本体を軽く振るなど動かした時にカラカラと音がしますので後者の転倒検知スイッチのようでです。このスイッチの良い所は持ち上げてもスイッチが落ちないことで、移動したいときでも転倒しなければ運転は続きます。
　この製品のパッケージにはPTCヒーターとありますが、この方式はニクロム線などと比べて急激に温度上昇するといわれています。ちなみに取扱説明書によるとPTCとは、自己温度制御機能で異常な温度上昇や無駄な温度上昇を防ぐ機能となっています。これで一定温度になるとこれ以上の温度上昇は止められるので安全です。また、温度ヒューズが128℃、サーモスタットが80℃に設定されています。

　　　ミニPTCヒーターの大きさ 　　　　　トップへ

　このミニヒーターのサイズをお伝えする為に、ＣＤケースと並べてみました。左上の写真は、上面にケースを乗せてみた写真で、本体がケースに隠れるくらいでしたのでほぼ同じサイズです。右上の写真は側面とＣＤケースを並べてみた写真です。側面は前後のサイズより奥行がありますので二周り位大きく見えます。

　上の写真は、ミニヒーターの前と背面側とＣＤケースを並べてみた写真です。筐体は側面に比べて幅が狭いのが分かります。

　　　ニトリ ミニPTCヒーターはシンプルな構造 　　　　　トップへ

　ニトリ ミニPTCヒーターの外観ですが、このセラミックヒーターには、能力切替スイッチとパイロットランプ、背面にはフィルターと非常にシンプルな構造です。
　一般のセラミックヒーターには、お目覚めなどタイマーなど付いた物があります。しかしこのPCTヒーターは温風方向のルーバーも無い等とてもシンプルに出来ています。

　　　スイッチとパイロットランプ 　　　　　トップへ

　 作動スイッチはダイヤル型で「切」、「弱」、「強」の表記がありますが、ワット数の表示はありません。因に弱は300Wで、強は600Wとなっています。
　右下の写真はパイロットランプですが、強・弱に切替えてもランプの光はオレンジ１色で変わりません。スイッチを切替えると、風量は変わらず温度のみが上がります。

　　　フィルターの構造 　　　　　トップへ

　フィルターはファンヒーターにとって大事な部品です。この素材も大事で、長期間の使用で劣化してしまう物があります。それがウレタンスポンジで、長期間の使用で、溶けてボロボロになって役目を果たさなくなってしまいます。このニトリ ミニPTCヒーターはナイロンの様なネットになっていて、長期の使用でも安心できる素材です。
　フィルターの清掃は、流水で汚れを洗い流し、しっかりと乾かした後本体に戻すとあります。所有の古いセラミックヒーターはフィルターがレバーでカンタンに外れる構造でした。しかし永年使っていくとパネルのロックが効かなくなってしまいました。こんな経験がある物ですから、このフィルター枠がネジ止めになっているのは納得ができるものです。（ちなみにネジを使わないと止められない状態でしたので、もしかしたら製造後にトラブル修復のために取り付けられた可能性も考えられます。

　　　ニトリ　ミニPTCヒーター仕様 　　　　　トップへ

品名：ミニPCTヒーター 品番：NTR601P AC100V 50/60Hz 定格消費電力：600W 大きさ:幅131mm,奥行155mm,高さ175mm 質　　量:1,250g 熱　　源：PTCヒーター 安全スイッチ：転倒OFFスイッチ（内蔵型） ：温度ヒューズ：128℃、サーモスタット：80℃ 販売：株式会社 ニトリ MADE IN CHINA

【交換部品】 フィルター モーターフィルター ダストケース ノズル

　　　ニトリ ミニPTCヒーターを使いやすく 　　　　　トップへ

　このミニヒーターは、コンパクトでデスクトップに置いて手を温めたりもできます。こんなに便利なのでふつうのセラミックファンヒーターと違って、固定して使うより温めたい所に移動して使うことが出来ます。このヒーターは持ち運びに便利な製品ですが、一応持ち運びするために本体裏側に凹みが作られています。しかし内部がとても平滑に仕上げられています指の引っ掛かりがないために非常に持ちにくくなっています。このために指を引っ掛けて持ち運ぶと指先が乾燥していると滑ってしまいます。
　より使い良くするための簡易的な対応策として、窪み部分に工夫をすることにします。

2mm厚のゴムシートを用意して、4mm巾にカットします。（続きの一枚ものでもOK）

取り扱いしやすいゴム系接着剤を用意して、カットしたゴムパーツに塗布します。
接着郷土を高めるために、接着部分をアルコールで綺麗にします。

接着剤を塗布した部品を5分程度乾かしてから貼ります。位置決めをしたら圧着します。

取手部分に貼付けた滑り止めのゴムパーツで、指を引っ掛けただけでも移動が可能になります。

もしゴムが剥がれた時は・・・
今回は接着の状態が悪く（乾かしすぎたよう）力を入れた時に剥がれてしまいました。現在は一般の薄い両面テープでゴムと本体を接着しています。現在は問題なく使えています。一般家庭には両面テープの方が常備してある可能性がありますのでこちらで置き換えもできます。

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