磯場で餌を探すチュウシャクシギ24.5.15撮影
NNIKON Z9+ZTC-20+Z400mmf/4.5 ISO1000, 1/1250/F10
小魚を加えて飛ぶコアジサシ
2022.7.10撮影
NIKON Z50+FTZ+TC-14EIII+AF-S200-500mmE f5.6 550mm
磯場で餌を探すコサギ
NIKON Z5II+Z28-400mmf/4-8 290mm ISO250 1/3200 f/13
2025年のこの日から月へ突入しました。ここ園内にある芝生広場は緑に染まり、木々が落とす日陰が色濃くなっています。
野鳥にとって、葉が繁るこの時期は子育てにとっても都合の良い季節です。野鳥ファンにとっては繁る葉で「声は聞こえど姿は見えず」という厳しい季節に入ります。
春頃までは冬鳥で賑わっていた水辺は渡り鳥が姿を消して、残るのは留鳥のカルガモのみとなってしまいました。
これからの水場はチドリ・シギ類が賑わしてくれます。右の野鳥は、潮が引いた干潟を歩きゴカイ類などの餌を探すコチドリです。その他よく目にするのはイソシギを代表とするシギ類です。この中には、嘴曲がっている「チュウシャクシギ」などがいます。
これから夏に向かってカモメ類が増えてきます。その中でも絶滅危惧種に設定されている、カモメ類のスタイリッシュな「コアジサシ」を見る事があります。
このコアジサシは白っぽい砂礫に営巣する習性があるようで、この公園の南側にある「森ヶ崎水再生センター」の屋上のコアジサシの人工営巣地が作られています。ここでは絶滅危惧種であるコアジサシを減らさない為に、天敵から守ってくれるひなを守るシェルターが設置されています。現在もここが営巣地と言われているようです。
天敵は、カラス、チョウゲンボウなどと言われていますが、「東京新聞インターネット版 2022.8.3」には巣の近くをうろつくハクビシンの姿が掲載されていました。
この野鳥公園は、淡水池、潮入の池、入江があるなど地形に変化があり、四季折々の様々な野鳥がやってきます。気温が上がり生命が躍動するこの時期に、干潟などに生きる魚や甲殻類やゴカイ類なども繁殖期で干潟は潤ってきます。渡り鳥のシギ類やチドリ類が、餌探しで干潟に潜っているゴカイなどを求めてやってきます。

1号観察小屋からの潮入の池の風景
NIKON Z5II+Z28-400mmf/4-8 FX28mm ISO100 1/320 f/13
ここで見かけた6月上旬の草花
この時期の代表的な植物:アジサイ
NIKON Z5II+Z28-400mmf/4-8 FX28mm ISO100-180 1/200-250 f/13