晩秋の野川公園と自然観察園 文章:2024.12.8
色づいた葉も場所によっては殆どが落ちそろそろ紅葉も見納めになると、近場の武蔵野公園・野川公園(自然観察園)に行ってきました。最初に真っ赤に染まったモミジを見つけたのは、野川公園の西隣の「武蔵野公園の野川の沿いの紅葉」でした。武蔵公園は道を隔てて野川公園と隣り合わせになっています。国分寺が源流の野川は公園を貫きの東端まで流れています。野川公園内には自然観察園がありますが、所々工事箇所がありました。
野川公園マップ
都指定名勝 殿ヶ谷戸庭園の紅葉 2024.12.8 トップへ
今年の紅葉もそろそろ終わりになるだろうと、野川公園の帰りがてら殿ヶ谷戸庭園に行って来ました。この公園はJR国分寺駅南口近くにあり、アクセスは抜群です。現代の国分寺駅周辺は街として栄えてきましたが、自然が残っていた大正時代初期のこの地区は別荘地として人気があった様です。
大正時代この現殿ヶ谷戸庭園と現日立製作所中央研究所は国分寺の代表的な別荘地でした。明治時代後期には現中央線が敷かれ国分寺駅が開設されましたこの都立殿ヶ谷戸庭園は鉄道が間近に通っている素晴らしい環境の別荘でした。※国分寺駅南口が開設されるのは昭和31年(1956)
12月上旬のこの日は紅葉の最盛期で、外国人の方を含め沢山の方で混雑していました。この庭園は高低差のある地形を生かした庭園で、冬を除く季節は沢山の植物が見られます。丘の下(国分寺崖線)からの湧き出得る清水は、「次郎弁天池」に流れ込みます。植物・丘・谷・湧き水・池が調和した庭園の一つです。この時期の「風物詩」、雪の重みから枝を守る「雪吊り」が庭、池の中の小島の木で行われています。
都指定名勝 殿ヶ谷戸庭園 こちらからご覧になれます
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