Vintage 1/43 MinCarコレクション

　　　Vintage Mini Car / TOYOTA Crown(1955) 　　　　　トップへ

　トヨペット・クラウンは1955年に純国産部品で製造販売された乗用車です。
スタイルは当時の自動車国アメリカの高級車のデザインを反映しました。ドアは４枚ですが、後部座席は乗り降りが楽な観音開きでした。エンジンはトヨペット・スーパーの1453cc/48psのエンジンが流用され、変速機はコラム３段シフトで最高速度は100km/hでした。サスペンションは前輪独立懸架で当時舗装が十分されていない道が多かった中で斗出した性能を誇りました。後に発売された“トヨペット・クラウン・デラックス”では、真空管式のラジオ、ヒーターなどが装備され高級車としての座を獲得しました。

　　　Vintage Mini Car / TOYOTA2000GT(1967) 　　　　　トップへ

　1960年前半にスポーツカーを生産していなかったトヨタは、オートバイで培ったDOHCの技術をもったヤマハ発動機からエンジンの提供を受けました。木工技術が優れた日本楽器（ヤマハ）は内装を担当し、ステアリング、コンソールなどもウォールナットが利用されました。
2000GTの販売価格は当時238万円で、クラウンの２倍と高額でした。現在に換算すると1,500万円以上といわれています。1967年５月から３年３ヶ月で337台が生産されました。ジャガーEタイプに似たロングノーズが魅力の伝説の１台となっています。

　　　Vintage Mini Car / TOYOTA S800 (1965) 　　　　　トップへ

　トヨタS800は、ホンダS500で上がった小型スポーツカー人気に対応する為に1965年から1969年まで製造されました。パブリカをベースに少ない馬力で快適に走れるように空力製の高い流線型のデザインがされています。非力なエンジンをカバーし、最高速度155km/hを記録しています。大きさは全長3.58m，全幅1.465m，全高1.175mとわずかに現在の軽自動車の規格より全長が18mm長いだけのコンパクトサイズでした。重量は驚くことに580kgに収まっています。
エンジンは790ccの２気筒で45psを出しましたが、排気音は２気筒独特のバタバタとしたものでした。

　　　Vintage Mini Car / TOYOTA LandCruiser (1974) 　　　　　トップへ

　世界で最も知名度の高い四輪駆動車で、歴史は1951年製造のトヨタ・ジープBJ型に遡ります。ジープの名称が商標権に抵触され、トヨタランドクルーザーに1954年に改名されました。これは40系で1960年から1984年まで24年間販売されました。3000ccの４気筒ディーゼルエンジンが搭載されました。