100年前から続く、ホーロー食器セット

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　　GSI パイオニア 16P キャンプセット

GSI パイオニア 16P キャンプセット

　GSI（ジーエスアイ） パイオニア 16P キャンプセットは、青いホーローの地に白いドットが満遍なく散っている絵柄が特徴です。この青いホーローはキャンプサイトで雰囲気を盛り上げてくれます。コップや食器類など欠けやすいリム部分がステンレスで強化されています。マグカップ、ボウル、大皿など4人用のキャンプ用ホーロー食器セットです。また、パーコレーターとクッカー・フライパンも付属していますので、コーヒーや調理もできます。
　老舗メーカーのホーローの色は他社製品と比べ明るく鮮やかな色で、キャンプサイトに彩りを添えてくれます。

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GSI PIONEER16P パッケージ

　GSIのこの青いホーロー食器は100年以上前から現在に至るまで、アウトドアでマニアの方々に使用されている逸品です。
　メーカーによるとホーローの強度が通常の倍はあり、さらにリムの部分にステンレスを使って保護してあります。食器では口当たりを良くし、ぶつけても欠けることが少なくなっています。 ※本製品はMEXICO製で、16P（ピース）一つは鍋に付いた蓋となります。
　現在販売されているモデルでは、クッカーの縁がパーコレーターの口周りのように、黒く保護処理がされました。そしてフライパンのハンドルは本体と同じホーロー製になっています。

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セット内には、パーコレーターとマグカップが４つ。蓋にはクリアーのツマミから、コーヒーの濃度を確認できます。

パーコレーターの構造は、ケトルと挽いたコーヒー豆を入れるバスケットです。　右はバスケットを納めた状態。

　パーコレーターは、西部開拓時代に普及したコーヒーの抽出器です。使い方は粗挽きのコーヒーをアルミのバスケット（カゴ部分）のフタを開けてに入れ、水をバスケット（カゴ）より少し下まで入れ沸騰させます。お湯が沸騰したら、バスケットをセットします。

ホーローのケトルの注ぎ口

　火は強火ですと、香りが飛んで美味しくなくなりますので、弱火で抽出します。 加熱していると、パーコレーターのフタに付いている透明なツマミから、コーヒーが吹き出してくるのが見えます。そのコーヒーの色加減で加熱を止めます。これでコーヒーの出来上がりです。美味しさについては、経験が必要になるようですが、抽出時間は３〜4分が目安といわれています。
　ドリップコヒーの様に紙フィルターは必要ありません。コーヒーはパーコレーターのカゴの穴から出ない程度の挽き方をする（先述の粗挽き）か、カップに注ぐ時に細か目の茶こしを使って漉します。

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GSI パイオニア16Pセットの大皿と、取り皿に使えるボウル

飲み口には補強兼口当たりの良い
ステンレスリムが付いています。

　このGSI ジーエスアイ パイオニア 16Pセットには、お皿（プレート）は直径25.5cmの大皿と、直径約15.6cmx深さ約6cmの食器とマグカップが各４つ入っています。
ともにスタック（重ねること）できますので持ち運びにはかさばらずとても便利です。このボウルの方は、クッカーに仕舞えますので持ち運びにも優れています。
最初の方でもふれましたが、ぶつける可能性のある縁はステンレスのリムでガードされています。このことにより食器の口に触れても安心です。

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クッカーは取っ手付きのもので、上にあげるとフタが固定できます。フライパンもホーロー製

初期型はハンドル部分が耐熱樹脂製

　このGSI ジーエスアイ パイオニア 16Pセットの調理器具は、直径22cm高さ13cmのクッカーと、直径約24.5cm、高さ約4.2cm、柄約15.9cmのフライパンが付いています。共にホーロー製でステンレスや、アルミの鍋の金属臭が気になる方には、おすすめの素材です。
　ホーロー製品は、表面にガラスの膜があるので油切れが非常に良い素材です。油膜を張ってしまうメラミン食器に比べて、汚れが非常に落ちやすくキレイ仕上がります。
　写真のセット内のフライパンには断熱素材の樹脂が使われていますが、このタイプは廃盤となっています。現在販売されているGSI パイオニア 16P キャンプセットのフライパンは、ハンドル部分も全てホーローになっています。アウトドアの調理では「たき火」や「高温になる炭火」等で調理する場合があります。この時のハンドル部分の焦げや溶けの心配が無く安心です。調理をする時には、火傷防止のために耐熱グローブが必要となります。

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