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シマノ (SHIMANO) 工具 TL-FC10 コッタレスクランク専用工具
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エーゼット(AZ) HOCモリブデングリス80G DS798[HTRC 3]
※ご注意!!/この商品は合計金額が2500円以上でないと買えないそうです。
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シールドカートリッジBBメンテナンス
自転車で走っていて、最近ペダルを踏み込むとゴリゴリ、パッキーンというような音がします。チェーンが伸びたときのものより金属的な異音です。音はペダルか、ボトムブラケットの辺りから出ているようです。以前BB(ボトムブラケット)を外さずにグリスアップしてみましたが、全く効きません。ここで思い切って、工具を使って修理する事にしました。 この自転車はSHIMANOのBBを使っていますが、自転車によってBBの構造が違います。ママチャリは構造が違いますのでご了承の上お読み下さい。
【使用する工具】
右の写真にありますように、六角レンチとBB工具とコッタレスクランク専用工具が必要です。六角レンチは出来れば長いものがやり易いです。上のモンキーレンチは、クランクを抜く時に、クランクプーラーを回す時と、大きな六角のBB工具を脱着する時に使います。ここには写っていませんが、このBB部分のオイルシールをめくる時に精密ドライバーの細いものが必要です。あとはグリスです。
【クランクを取り外す】 コッタレスクランク専用工具のみの作業
- クランクの軸上にあるボルトを六角レンチで外します。
- 右クランクの軸にクランク取り外し工具をモンキーレンチでねじ込みます。
- ねじ込むと段々クランクが抜けてきます。
- 同様に左側も外します。
- BB工具を使って、BB留め具を外すとボトムブラケットが見えてきます。
【シールドカートリッジBBを取り外す】
- BBを外します。(右側のBBは逆ネジになっています※シェル幅70mm以外)
- BBを取り外しオイルシールを精密ドライバーで外します。
- 右ワンには太いオイルシールが入っています。
- ベアリング部分を覗いてみてもグリス切れ以外、特に問題はなさそうです。
【BBを清掃・グリスアップ】
- パーツクリーナーで両側の汚れを落とします。
- 回転を確かめます。段々回転が滑らかになってきます。
- グリスを小さなヘラで押し込みます。(写真のものは安いモリブデングリスです)
- グリスを入れ終わったら、オイルシールを面を間違えないように戻します。この時グリスが溢れますので拭いてください。
- 片面もオイルシールを戻します。
【クランクを元に戻す】
- フレームにBBをねじ込み、反対側もねじ込みます。
- 締め付けが終わったらクランクを戻します。
- 試走して修理部分を確認します。
【まとめ】
この自転車は13年物で外置き(カバーあり)です。特にBBはメンテナンスをしていなかったので、油切れが起こりました。右ワンは逆ネジで、硬く閉まっていたために緩めるのに手こずってしまいました。 BB部分は特殊工具が必要です。2つの専用工具で2〜3,000円位掛りますので、ご判断下さい。自転車を複数台お持ちの方は、そのうちこの工具の出番がくるかるかも知れません。また作業に自信の無い方は、修理代金はいくらかかるか聞いてから、プロにお願いしましょう。 数日後20kmくらい走行しましたが、以前の異音が出る症状は改善されていました。
【BB工具なしでコッタレスクランク専用工具のみでの作業】
この作業は自転車を何回も倒したり、起こしたりでかなり作業がやりにくいです。今後あまり工具のを使う可能性がないなど、購入したくない方・よけいな出費を抑えたい方には以下の方法でもできると思います。BB工具代1000〜1500円位、節約できます。
- 両側のクランクをコッタレスクランク専用工具で外して、自転車を倒します。
- BB部分の汚れをパーツクリーナーとブラシで清掃します。
- 両側のオイルシールをマイナス精密ドライバーなどで、傷を付けないようにめくって取り外します。
- 自転車を斜めにしてベアリング部分をパーツクリーナーの噴射で清掃します。
- 汚れたパーツクリーナー液を完全にこぼします。
- 反対側に倒して3〜4の作業をして同じように清掃します。
- 乾燥したらグリスを両側のベアリング部分にヘラ(アイスの木棒でOK)で充填します
- オイルシールを戻して、左クランクを取り付けます。
- 右側はチェーンをチェーンリングに掛け、クランクを取り付け完成です。
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