御殿場/2014富士総合火力演習
砲撃車両
災害時にも活躍する車両
誘導弾システム
攻撃用ヘリコプター
防衛大臣と議員
自衛隊の主要装備品
抽選倍率24倍の富士総合火力演習
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富士総合火力演習は、静岡県御殿場にある東富士演習場畑岡地区で1961年から開始されました。この演習は、日常生活では体感できない、実際の火力演習を目の前で見る事が出来ます。そのために非常に人気が高く、はがきでの抽選の倍率は24倍と非常に高い人気を誇っています。 友人から『駐車場無し』の入場券を入手できたという事で、お誘いを受けました。入場券はその他に『無料駐車場付き』がありますが、そこから会場へのシャトルバスは午前7時始発の様で、入場は更に後になってしまいますので地面へ敷かれたシート席の可能性があります。ちなみに富士総合火力演習の参加方法は、ハガキによる抽選もあり現地で当選ハガキと入場券を交換し入場します。
演習場への交通
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富士総合火力演習の会場は、爆音が発生するため最寄りの御殿場の駅より7kmくらい離れています。会場の印野本村行きのバスの始発は7時過ぎとなっていました。その頃には人が溢れてバスや、タクシーの乗車は2時間待ちということで良い場所の確保ができません。そのため私たちは前日の午後11時半に地元を出発し、御殿場の駐車場に車をとめて、タクシーで演習場に向うことになりました。乗り場に行った時は午前3時を回っていましたが、20名ほど待ち人が並んでしました。タクシーは駅と演習場とのとんぼ返りしていたためか、比較的短い時間で乗車できました。ちなみに料金は夜間割増の為に3000円位でした。
富士総合火力演習会場へ到着
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会場到着は日の出前でしたので、ヘッドランプか懐中電灯を持ってこなかったのを後悔しました。会場の外は暗闇の中、前日からの宿泊組や入場待ちの人々で溢れていました。陽が上がってくると、入場待ちの人々がすし詰め状態になっていました。バスが到着する頃には更に人が溢れ会場に繋がる臨時の陸橋は心配なくらいに人が溢れていました。
会場して入場券をモギって場内に案内されます。運良く観客席に案内されましたが、仮設の観客席に隙間無く詰める様に支持されます。少しでも開いていると隊員に「もっと詰めて!」と命令されます。演習は午前10時からなのですが、入場後から、色々と戦車の衝撃波が体に響く大音量の発砲が始まっていました。退屈する事はなく工夫されています。この日の天候は曇り一時小雨でしたが、天気の良い日に出掛ける時は帽子や体を冷やす工夫が必要です。スタンドは仮設なので、屋根は付いていませので日陰は全くありません。前方のシート席も然りで直射日光を受けますので、熱中症にならない様に日よけの準備が必須です。
見学時の持ち物
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今後入場される方は、飲料水(500mlx2以上)、日よけの帽子、雨具(傘不可)、クッション、カメラ(三脚不可)などです。今回は雨の心配と他の荷物が多いために、カメラは一眼レフはあきらめ小型のミラーレスにしました。レンズは70-200mm(最大560mm相当)と念のために2倍のテレコンを持っていきました。しかし390-1000mmくらいになるので、目的物が探しにくいのと、アップ過ぎてしまうので途中で取り外しました。出来れば35mmの換算で600mmまでのズームと、一脚があると良いと思います。発砲などの瞬間の撮影は、とても難しいです。シャッター速度の速いカメラで無い場合は、フルハイビジョンで撮影してその中から静止画を取り出すと意外に便利です。
(10式戦車は陸上自衛隊HPより)
砲撃用車両
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災害時にも活躍する車両
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左ー通称グレーダー 路面整地ほかに使用できる。
右ーロードローラー:地味な建設機械ですが、路面を平に整地には必須の車両。
誘導弾システムほか
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ヘリコプター
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左−対戦車ヘリコプター(AH-1S) 富士重工製 通称:コブラ 右−戦闘ヘリコプター(AH-64D) 富士重工製 通称:アパッチ
表敬訪問した防衛大臣と参議院議員(2014)
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左ー車で入場した、小野寺五典防衛大臣は内閣改造で退陣した。 右ーイラクの自衛隊派遣で有名になった現参議院議員の佐藤正久氏
当日は、小野寺五典防衛大臣来場し、場内ではイラク戦争支援で活躍し有名になった佐藤正久氏が、観客席に現れて数十分も来場者に記念撮影と握手攻めにあっていました。
終盤に近づくと、会場は観客で満員で通路まで埋め尽くされた。
終わりの方に島嶼部の奪回のシュミレーションが行われました。
まとめ
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普段目にする自衛隊装備は空で目にする輸送用のヘリコプターくらいでしたが、今回の演習を実際体感すると、これだけ様々な装備があるのだと認識しました。また砲撃時の衝撃波と爆音は、生まれてからこのかた体感した事の無い想像以上のものでありました。これらの武器は日本国民を守ってくれるもので必要不可欠な物です。しかし武器の破壊力などをみると、敵国がこの様な武器で侵略して来て破壊された街や逃げ惑う人々を想像すると恐怖を感じます。これらの装備の抑止力があるからこそ平和であると、自衛隊の重要性を実感してきました。
自衛隊は災害時に頼れる唯一の組織であることも間違いありません。東日本大震災や最近頻繁に起こる未曾有の「ゲリラ豪雨」に伴う土石流や地震災害などが起こっています。災害派遣で隊員たちが活躍している姿をTVで拝見した時、自衛隊の皆さんが居るからこそ「いざという時の頼もしさと生命を助けてくれるという安心感」を感じます。
撮影:NIKON J1+FT-1, AF-S NIKKOR 70-200mmVR(FT-1で196-560mm相当) 一脚:Manfrotto 680B ※一分写真はムービーから切り出ししました。ご興味の方は、下記のamazonのリンクで評価を見れます
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Nikon 望遠ズームレンズ AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR
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Nikon FT1 マウントアダプター ニコンCX専用
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富士総合火力演習での自衛隊の主要装備品
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高度の技術が必要な発砲実技で、富士山型の爆煙が披露されました。
陸上自衛隊の主要装備品の紹介として、当日配布されたパンフレットに以下の物が掲載されていました。 トップへ
遠距離火力 |
特科火力 |
99式自走155mmりゅう弾砲 |
203mm自走りゅう弾砲 |
155mmりゅう弾砲 |
中距離火力 |
迫撃砲 |
81mm迫撃砲L16 |
120mm迫撃砲 |
誘導弾 |
87式対戦車誘導弾 |
96式多目的誘導弾システム |
中距離多目的誘導弾 |
近距離火力 |
対人障害 |
指向性散弾 |
普通科火力 |
軽装甲機動車 |
01式対戦車誘導弾 |
対人狙撃銃 |
96式装輪装甲車 |
40mm自動てき弾銃 |
12.7mm重機関銃 |
89式5.56mm小銃 |
5.56mm機関銃(MINIMI) |
06式小銃てき弾 |
84mm無反動砲 |
110mm個人携帯対戦車砲 |
89装甲戦闘車 |
へリ火力 |
対戦車へリコプター(AH-1S) |
戦闘へリコプター(AH-64D) |
対空火力 |
87式自走高射機関砲 |
戦車火力 |
74式戦車 |
90式戦車 |
10式戦車 |
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