ウッディラック背板取付け

  ウッディラックを使いやすくする

 アイリスから販売されているウッディーラックは、ちょっとしたスペースを有効利用するのにとても便利で我が家ではこれで4台目です。
 構造がとてもカンタンなので、飾り物などを置くのにはとても良い製品です。しかし、棚とフレームだけなので背板が無く、設置した後ろに隙間がある場合、物が後ろに落ちてしまいます。また本などを置く場合は側板の補強板の無い箇所はブックエンドを使わないと左右に落ちてしまいます。壁にピッタリつけての設置は難しいので、背板を装着する事をお薦めいたします。

  安価なMDF板で背板をつくる

 今回使う棚はアイリスのウッディーラックWOR-5312のクリアーで、幅が58.5cm高さが118.5cmのものです。取り付ける板の目的は、棚に置いた物が後ろに落ちなくするためのものです。収納用のカラーボックスの背板などに使われている、一番安いMDFボード(medium density fiberboard:日本名で中密度繊維板)の一番薄い3mm厚を使います。今回は窓際の飾り棚なので、暗くならないように明り取りのために上の段には使いませんが、用途に応じて全面使用にするなど変更してください。

  
  • ウッディーラックを組み立てます。
  • 用途に応じて棚の位置を選んで側板にネジを使って組み立てます。
  • 組み立てた棚を倒して、MDFボードを棚上に置きます。
  • 曲げ尺を使って棚の幅に合わせて直角に線を引き、ノコギリでカットします。
  • 高さをカットしますが、取り付ける棚より3cmくらい上に出す事によって小物の落ち止めになります。

  ウッディラックに背板を取り付ける

  
  • 残ったMDFボードをカットして落ち止め側板にします。
  • 用途に応じて棚の位置を選んで側板にネジを使って組み立てます。
  • 細幅の端材も利用しますので、捨てずにとっておきます。
  • 側板幅の中心に、キリで下穴をあけて木ネジを締め込みます。

  
  • 側板に均等に木ネジを締め込みます。
  • ネジが外れないように棚板の中央を確認して、下穴をあけ木ネジをしめます。
  • 各棚板にも木ネジを締めます。
  • 背板でも強度は出ますが、最後に付属のクロスバーを取り付けます
  • 付属の脚用フェルとを貼付けます。
  • 棚を起こして設置します。

メモ: このアイリスのウッディーラックには、オプションで専用のキャスターも販売されています。動かす事がある方には棚の物を降ろさず移動できるので便利と思います。
 また、背の高い棚などは、L字金具で柱などに固定すると地震が起こった時など被害が少なくてすみます。


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