洗濯ネットのファスナー修理 ジャンプ:
修理開始
上止めの取り外し
上止めの取り付け
スライダーにコード取付
コイル部分の裂け修理
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この例は、洗濯ネットに使われているファスナーが壊れて、左右が分かれてしまった状態です。よく見ると、左右を閉じるためのコイル部分がテープから外れ、この隙間からスラーダーが片方から抜けてしまっています。スライダー本体には問題がありませんが、ツマミ部分が欠損していますのでこれは修理後に直します。 修理開始 トップへ
ファスナーが左右が分かれて全開になってしまった場合、一般的には下止めを外してスライダーを下から入れて噛み合わせを戻します。しかしこの場合は上端部分が欠損していますので、上から修理します。 右上の写真ではスライダーの下部分が開いたままですので、これから強制的にツマミを下げてムシ部分を閉じるようにします。 スライダーが1回で左右均等に下がることは先ずありませんが、だいたい左上の写真のように片側が撓(たわ)んでしまいます。しかし、コイルファスナーは螺旋状なので引っ張ると少し細くなります。この特性があるので、撓んだ側を少し力を入れて引っぱり、左右の長さを均等にします。 上止めを新しい位置にセット トップへ コイルがテープから外れてしまった部分までコイルを切り取ります。左右のストッパーの位置が揃っていないと、片側に負担が掛かり止め金具が外れ易くなりますので反対側のコイルを同じ位置まで切り取ります(テープカット厳禁)。 ストッパーを先の尖ったキリ等の様なもので開き、外します(怪我注意!!)。右は切り取ったコイルと外したストッパー。 スライダーストッパーを止めます トップへ スライダーにコードを付けます トップへ つまみが無いと開閉しにくいので、スライダーの穴にヒモを通します。この時クリップの様なものがカンタンに付けられますが、洗濯物を傷める可能性がありますので、ここは洗濯中に他の衣類を傷めないよう、細めのヒモを用意します。穴に通しますが、柔らかい紐ですと、通りにくいので、爪楊枝の様な細いもので押し込むと反対側から出てきます。これを結んで完成です。 緊急用 コイル剥がれ トップへ
ここの例は洗濯ネットですが、その他コイルファスナーは比較的薄手のものから中厚手の様々な衣料や様々な家庭用品に使われています。
洗濯ネットの場合は比較的安い物なので、買い替える方がカンタンです。しかしファスナーの構造を知っていると糸と針があれば比較的目立たずに直せることが分かってくると思います。この修理は他の衣料などにも応用することができます。 緊急用 コイル剥がれの修理 トップへ
ここではコイルファスナーの応急修理として、続けることにします。 もう一つ大切なことは、この場合洗濯ネットなので、洗濯時の撹拌時に力が掛かることなので、耐える縫い方をすることです。 ということで裂けた部分を縫い合わせるには比較的細かい間隔で縫い合わせることです。 上の写真が修理後の写真です。しっかりとファスナーは噛み合いしっかりと閉じるようになりました。耐久性は避けた箇所を縫い合わせていますので、次回裂けた時には買い替えの時期となります。 移 動: 修理開始 上止めの取り外し 上止めの取り付け スライダーにコード取付 リンク: 種類と構造 開いたファスナーの修理 布噛みしたファスナーの修理 OPファスナーの修理 洗濯ネットのファスナー修理 布団カバーのファスナー修理 ダウンジャケットの袖口修理 ズボンのファスナー修理 ブーツのファスナー修理 CHSのIROIROサイト:人気ページ トップへ |