捨てずに直す! 回転野菜水切り修理 ![]() 回転式野菜水切りはなかなか便利な道具で、遠心力によって野菜に付いた水分を脱水機のように飛ばしてくれます。ここに取り上げた物は、ポリエチレン系の製品で弾力に優れています。しかし、水分を含んだ野菜を回転に寄って水分を吹き飛ばすので、回転箇所にはかなり力がかかってしまいます。ご想像の通り、卵形の回転ツマミがぼっきり折れてしまいました。これでは中のカゴ部分の回転は出来なくなります。折れた箇所をよく見てみると、ツマミの中にベージュ色のベースのプラ部分の軸が残っていました。・・・・ということはこれをこの円形のベースに固定できれば機能が回復すると思いました。 回転野菜水切り修理の分解 トップへ スピナー(水切り)のフタ部分を外します。フタを裏返すと軸をつまむと円形のガードが外れます。これが本体内部のカゴ部分の縁の溝にかみ合って、回転して水が切れる構造になっています。中央部分の切れ込みが入った回転軸をつまんでガードを外します。 ![]() ![]() 回転部分の取り外し トップへ
1枚目の写真はこの回転部分のツマミの裏側です。この中央にある溝が切ってある軸を、ラジオペンチで挟んで押し込むと回転部分が外れます。 ![]() ![]()
グリップの中の軸にネジの直径より少し細い穴を垂直に空けます。垂直に空けないとハンドルグリップがぶれる場合があります。回転プレートの裏側から滑りを良くする為に、穴にビスに大きめのナットを通してからプレートを貫通して、穴をあけたグリップにネジ込みます。回転が滑らかなのを確認して、ネジの締め具合を調整します。 経年劣化による、ハンドル部分の滑り止めのベタつき除去方法はこちら ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |