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 御岳小橋下流記憶に残る右岸の御岳遊歩道

御岳渓谷遊歩道~御岳山入口の路  御岳山周辺の見どころ 御岳小橋下流右岸の「岩壁の遊歩道跡」 新緑の御岳渓谷遊歩道杣の小橋~御岳小橋 
2019年の台風15・19号で御岳小橋は流失しました。御岳渓谷遊歩道は一部が通行止になっています。

 御岳小橋下流の右岸の幻の御岳渓谷遊歩道    ▲top

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御岳小橋の右岸で遊歩道が途切れていますが、以前はこちらにも遊歩道がありました。

MVRT_MTKB_RBankTrail  御岳渓谷遊歩道の左岸側は軍畑より澤乃井園を経て、御岳駅近くの御岳苑地を通り、せせらぎの里美術館へと繋がる約4kmの多摩川の清流を眺めながら歩ける遊歩道です。しかし最初から最後まで4km繋がっているのは左岸のみです。右岸(南岸)は寒山寺の近くにある楓橋から寒山寺へ上り、鵜の瀬橋を経て御岳小橋方面へ繋がる遊歩道です。しかし御岳ボルダーあたりで途切れてしまっています。

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観光船下りの乗り場(大正末期〜昭和初期)

 実はこの遊歩道は50年位前には岩壁からせり出し、隙間が空いた板張り床の遊歩道がありましたが現在はありません。地元の方に伺うと1990年代に起こった洪水で水嵩が異常に高くなり、御岳小橋下流右岸の岩壁に張り出した遊歩道の一部が流木などで破壊されてしまったそうです。その後修復が出来ない程のダメージだったようで通行が出来なくなりました。とても危険なのと修繕には莫大な予算を要するため、撤去されてしまいました。実際、筆者も50数年前に怖い思いをして渡った事があるので、残るは記憶のみとなっています。ちなみに左の写真は、青梅郷土博物館にあった写真で、観光船下りがこの御岳小橋の下流の大岩の流れの緩やかになった場所から出船していたようです。ちなみに船の上に写っているのは先代の御岳橋です。  観光川下り/地の利を生かした産業/青梅市郷土博物館/CHSいろサイト

 御岳小橋下流の幻の御岳渓谷遊歩道入口  ▲top

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左ー人が入らないために草木も鬱蒼としています。右は幻の遊歩道に繋がる石段。

 幻の御岳渓谷遊歩道の痕跡        ▲top

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 その痕跡が御岳小橋下流の瀬の正面の巨大な岩壁の所々に基礎に使われたH鋼の切断された面を見る事が出来ます。赤丸印が基礎のH鋼の跡で黄色の破線が遊歩道があったと思われる位置です。

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右岸の岸壁に残る橋の基礎になったH鋼の切断された跡
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御岳小橋下流では大岩が点在して、最も流れの早い瀬
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岸壁に埋め込まれたH鋼が所々に埋め込まれていて、それが下流の先にある寸断された遊歩道へと繋がっています。
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楓橋より下流の遊歩道沿いにある鉄製のはしご橋

この御岳小橋右岸下流にあった遊歩道は大きな岸壁に遮られているため道が寸断されています。当時東京の指折りの観光地の御岳渓谷では、青梅線から降りた観光客達に東京近郊の大自然として目玉となっていました。軍畑駅近くの青梅街道沿いから「御岳渓谷遊歩道」は、寒山寺(楓橋)までは左岸(北側)の遊歩道が完備されています。
ここまでの遊歩道は「まゝごと屋」で一旦終わります。
 遊歩道は楓橋の下を潜り小澤酒造の運営する「澤乃井園(澤乃井ガーデン)前へと出ます。楓橋を南に渡り寒山寺の石段を登ると、右岸(南側)の遊歩道が加わります。 こちら側のの遊歩道は、北側に比べると、起伏のある川沿いの杉林中を通ります。その先は「鵜の瀬橋」へと続きます。
 今は跡を残すのみとなった、幻の遊歩道があったは当時、寒山寺〜御岳小橋〜川合玉美術館を通り、更に西に向かい「杣の小橋」まで1本で繋がっていました。
 話は戻りますが、御岳小橋下流の大岸壁に埋め込まれたH鋼は、左上の画像の楓橋下流の急流が打つかる、岸壁に架かる鉄梯子橋の基礎になっているものです。

通称:御岳発電所から御岳小橋のコースはこちら

 途切れた右岸の御岳渓谷遊歩道    ▲top

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右岸側の遊歩道は途絶えていますが、いもうとやの坂道を上り吉野街道から迂回

 右岸の御岳渓谷遊歩道の迂回路    ▲top

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一旦、吉野街道に出て払沢と御岳トンネルをすぎると、左手に降り口があり途切れた遊歩道へ繋がります。
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昔あった遊歩道へ向かうと、遠くに御岳小橋が木々の間に見えてきます。 MVRT_rbShredMTKBds170827
さらに進むとひらけた場所があり、この左手が昔遊歩道へと繋がっていました。
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さらに進むとひらけた場所があり、この左手が昔遊歩道へと繋がっていました。

撮影機材:NIKON D800+AF-S24-70mmF2.8GED ,NIKON D750+AF-S24-70mmF2.8GED or AF-S NIKKOR70-200mmVR f4
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