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移　動：川井堰堤周辺の景色増水で形を変える川井堰堤大増水の度に破壊される川井堰

リンク：大丹波川奥多摩大橋：多摩川の橋通行止になった「梅沢橋」川井堰堤

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周辺の見どころ

　　　川井堰堤周辺の景色　　　　　トップへ

2002.10.20に撮影した
大幅に崩れる前の堰堤

　川井堰堤は川井駅近くにある、青梅街道と吉野街道を繋ぐ『奥多摩大橋』の下流にあります。上の写真をご覧いただきますと、右側に『川井キャンプ場』があり、右に大きく曲がった多摩川が流れています。この下流の梅沢橋（現在橋台崩落で通行止めの吊り橋）の手前で段差が着いています。こちらが通称：川井堰堤です。
　多摩川は、台風などの大雨によって川が増水し、水害をおこしています。その中でも2007年９月７日の台風９号では、総雨量が561㍉と過去最大を記録しました。普段は一週間もすれば、水の透明度は戻る事が多いのですが、この時はその影響で２カ月以上濁りが取れない事がありました。

　　　台風の増水で形を変える川井堰堤　　　　　トップへ

　2019年10月に襲来し広範囲な地域に洪水などの被害をもたらした台風19号は、かつてない大量の雨が降り地面に染み込んだ雨水が地盤を重くし、斜面の崩落なども各地で起こしました。また流域の地域には堤の決壊を起こし多大な被害を起こしました。15号の暴風、19号の豪雨と続いた大型台風はあまりにも広範囲に人々の生活に影響を与えました。
　ここ奥多摩町では、日原街道が崩落し通行止になり、開通するまで奥の人々の生活が遮断されました。
　さてここ奥多摩にやってきたのは20日後の10月27日で、この地方に降った雨が地中に残っているのか川の水量はなかなか多く、日常には戻っていませんでした。川幅も両岸いっぱいに広がってしまっています。　　※堰堤左岸の木が数本伐採され、堰堤上から通行止めの梅沢橋が見える様になりました。

2019.10月の超大型台風19号の20日後の川井堰堤の様子

観光放水が行われ後の川井堰堤でで笹濁りになっています。右は2003.8.16の台風後の景色です。

2004.12.19の低水位時の堰堤上流

　上の写真が、梅雨の増水時の2003年の６月１日の川井堰堤と同年８月9日に日本列島を舐める様に通過した、台風10号の通過後の16日の大水が出た時の川井堰堤の写真です。
　右の写真は堰堤の魚道などの構造物が、完全に隠れてしまっています。水の水圧はもの凄いパワーがあり、左上の堰堤の写真にあります木陰の隣の長方形のコンリートの建造物を流してしまいました。比較写真が下にあります。

　　　大増水の度に破壊される川井堰堤　　　　　トップへ